京極夏彦氏が電子書籍収入によって被災地における文化財レスキュー事業を継続支援へ

作家の京極夏彦氏が、自身の著作の電子書籍版の販売によって得られた収入の一部を文化財保護・芸術研究助成財団に寄付していくことによって、文化庁等による被災地における文化財レスキュー事業を継続的に支援することを発表しました。対象となるのは、京極氏のデビュー作『姑獲鳥の夏』を含めた「電子百鬼夜行シリーズ」で、その寄付金は「京極ファンド」として、古文書を中心とした紙の文化財の修復・保存に使われる予定とのことです。プレスリリースでは「『電子』が生み出したお金を『紙』の救援に役立てることで、「紙」の書籍と電子が共存共栄するというメッセージを出版界から次世代へ向けて発信したい」とされています。

「電子」が生んだお金を「紙」の救援に! 「京極ファンド」設立(株式会社講談社 2012/3/30付けプレスリリース)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000001719.html

京極夏彦がファンド設立 「被災文化財レスキュー事業」を継続支援(ORICON STYLE 2012/3/30付け記事)
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/2009433/full/

京極夏彦さんが被災文化財を救援 電子書籍収入を寄付(47NEWS 2012/3/30付け記事)
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012033001001968.html

講談社:電子百鬼夜行シリーズ(京極夏彦)
http://hyakkiyako.kodansha.co.jp/

参考:
レスキューされた被災文化財を集めた「震災からよみがえった東北の文化財展」が東京・岩手で開催
http://current.ndl.go.jp/node/20193

国立国会図書館、被災した岩手県野田村立図書館所蔵の郷土資料の救済支援を実施
http://current.ndl.go.jp/node/19656

E1187 - 被災文化財等のレスキュー事業における水損資料の乾燥作業
http://current.ndl.go.jp/e1187

講談社、iPad向けに新作文芸作品を配信へ
http://current.ndl.go.jp/node/16254

文化庁、東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)の実施へ
http://current.ndl.go.jp/node/17900