米Innovative社が提供するコンソーシアム内ドキュメントデリバリーサービス“ArticleReach Direct”がOddyseyとDropboxに対応

2012年2月29日、大手図書館システムベンダの米Innovative Interfaces社が提供している図書館コンソーシアム内ドキュメントデリバリーサービス“ArticleReach Direct”が“Odyssey”と“Dropbox”に対応したと発表しました。同サービスの参加機関に所属する利用者は、ArticleReach Directで資料を検索して、そのコピーを申し込むと、メールでファイルのダウンロード先URLが知らされるようになっているようです。その際、資料を所蔵する図書館が利用者にスキャンしたデータを提供する方法として、従来のArielに加え、OdysseyとDropboxという手段も選べるようになったということのようです。同サービスには、現在、オーストラリア国立大学、研究図書館センター(CRL)、カリフォルニア州立大学、グラスゴー大学、シドニー大学等の11大学及び1コンソーシアムが参加中とされています。

Innovative Expands ArticleReach Direct’s E-Delivery Options(Innovative Interfaces 2012/2/29付けプレスリリース)
http://www.iii.com/news/pr_display.php?id=521

ArticleReach Direct
http://arlir.iii.com/

ミシガン州立大学図書館のArticleReach Directサービスの案内
http://libguides.lib.msu.edu/articlereach

ArticleReach Directの仕組みを解説したプレゼン
http://innovativeusers.org/cms-filesystem-action/conferences/ard_iug_ala_midwinter.ppt