静岡大学附属図書館、図書館業務システムをクラウドへ移行

2012年2月29日、静岡大学附属図書館が、2月に図書館業務システムを更新し、館内システムを全面クラウド化したと発表しました。同大学では、2010年3月から学内情報システムのサーバ類を学外のデータセンターへ移してクラウドでの運用を行っており、今回の更新では、そのクラウド環境上に図書館業務システムを構築したということのようです。これによって、コスト削減の他、災害によってキャンパスが被災した際のデータ保護等のメリットがあるとされています。先立って、同大学の学術リポジトリもクラウドへ移行していたようです。

2012年2月 静大OPAC・myLibraryリニューアル(静岡大学附属図書館)
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/?ils

静岡大学附属図書館、システムの全面クラウド化を達成(静岡大学附属図書館)
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/?ils2

[drf:2106] 静岡大学学術リポジトリはパブリッククラウドに移行しました(DRF-ML 2010/11/5付けメール)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg02094.html

2011年度 「ASP・SaaS・クラウドアワード」で「準グランプリ」を獲得しました(静岡大学 2011/6/22付けニュース)
http://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=765

静岡大学が情報システムをクラウド化 Amazon EC2も活用(ITmediaエンタープライズ 2010/3/15付け記事)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1003/15/news041.html

国公立大学では初!全学情報システム基盤をクラウド化 ITコスト80%、電力90%、情報漏えいリスク90%もの削減(伊藤忠テクノソリューションズ)
http://www.ctc-g.co.jp/solutions/cloud/UserCase/shizuoka_uni.html

クラウド化による情報基盤システムの全面刷新(NTT西日本 2011/3/28付け掲載)
http://www.ntt-west.co.jp/solution/casestudy/2011/shizuoka_univ.html

参考:
国士舘大学、“Windows Azure Platform”で学内ICTシステムを全面クラウド化 学術リポジトリ“i-Lib kiss”も対象
http://current.ndl.go.jp/node/18561

長岡技術科学大学、全51校の国立高専が共同利用する図書館システムをプライベートクラウドで構築
http://current.ndl.go.jp/node/19644

群馬県前橋市立図書館がNECのクラウド型図書館システムを導入 国内最大規模
http://current.ndl.go.jp/node/20228