ARLや大学等90機関がResearch Works Actに反対する意見書を連邦議会の委員会に提出(米国)

2012年2月24日付けで、北米研究図書館協会(ARL)や米国の主要大学等の90機関が連名で、米国議会下院に提出されている法案Research Works Act(法案番号HR3699)へ反対する意見書を、同法案を審議する監視・政府改革委員会に提出しています。意見書では、同法案が成立すると、米国国立衛生研究所(NIH)による情報提供をはじめとする、政府助成研究の成果への国民のアクセスが妨げられることになる、としています。

Research Works Act(ARLのサイト)
http://www.arl.org/pp/access/accessfunded/rwa.shtml

意見書(PDF)
http://www.arl.org/bm~doc/lt_opresearchworksact_24feb12.pdf

参考:
連邦政府助成の研究に基づく出版物やデータへのアクセスについてのパブリックコメント結果が公表(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/20061

米国図書館協会(ALA)など10団体、政府助成の研究成果へのオープンアクセスに影響を与える法案に反対を表明(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/20037