被災した福島県立図書館が全面開館に向けて復旧工事を実施中

東日本大震災で被災した福島県立図書館が2012年2月1日から5月20日にかけて復旧工事を行い、破損した壁面の大型ガラス、落下した天井パネル、空調、消火設備を改修するそうです。同館は2011年7月15日から部分的に開館していましたが、公開図書室から職員が資料を出納する際は安全確保のためにヘルメットを装着する必要があり、利用者は空調機能の停止や照明不足によって不便な状態にある等とされています。工期中、公開図書室内の図書の閲覧・貸出ができない期間が一部発生するそうです。

県立図書館5月に全面復旧(KFB福島放送 2012/2/8付けニュース)
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201202082

福島県立図書館復旧状況の報告(スケジュールや工事開始後の写真も掲載されています)
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/fukyu_zyoukyou_houkoku.html

福島県立図書館東日本大震災復旧工事の入札結果書(PDF文書:4ページ)
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/nyuusatu/pdf/23nyuusatu_kekka_fukyuukouzi.pdf

参考:
福島県立図書館が部分開館
http://current.ndl.go.jp/node/18714