ニューヨークとトロントの公共図書館での多文化サービスについての記事

ニューヨークタイムズに、ニューヨークの公共図書館での移民等のための英語以外の言語の資料の提供についての記事が掲載されています。ニューヨークのクイーンズ図書館では59か国語の資料を提供しており、英語以外の資料は全資料の12%になるとのことです。同様の数字は、ニューヨーク公共図書館では8%、ブルックリン公共図書館では10%とのことです。また、カナダのCBCニュースのトロント公共図書館についての記事では、財政難の状況での非英語資料購入について市議会議員から疑問が呈されたことについてまとめられており、それによると、同館では40か国語の資料を所蔵しており、英語とフランス語以外の資料は全資料の9%になるとのことです。

Queens Libraries Speak the Mother Tongue(ニューヨークタイムズ 2012/1/2付けの記事)
http://www.nytimes.com/2012/01/03/nyregion/queens-libraries-serve-59-languages.html

Toronto library chair defends multilingual collection(CBCニュース 2011/11/30付けの記事)
http://www.cbc.ca/news/canada/toronto/story/2011/11/30/toronto-libraries.html