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Googleブックスをめぐる訴訟、再開に向けた動きが始まる

Googleブックスプロジェクトに対し著作者団体等が著作権侵害等を訴えている訴訟については、2011年3月に和解案が裁判所に却下されていましたが、2011年12月に、原告側・被告側の双方から、訴訟の再開に向けた動きが起こっているようです。12月12日には、著作者団体Authors Guildと3名の作家が、クラスアクション(集合代表訴訟)としての適切性を主張する文書を裁判所に提出しました。一方、Googleは、12月22日に、Authors Guild等の団体は著作権を所有しているわけではないので原告としての資格がないことを主張する文書を裁判所に提出しています。

Class Action Filed in Google Books Case(Information Today 2011/12/19付けの記事)
http://newsbreaks.infotoday.com/NewsBreaks/Class-Action-Filed-in-Google-Books-Case-79495.asp

Google Files Motion to Dismiss in Google Books Case(The Digital Shift 2011/12/23付けの記事)
http://www.thedigitalshift.com/2011/12/copyright/google-files-motion-to-dismiss-in-google-books-case/

Google Moves to Dismiss(The Laboratorium 2011/12/22付けの記事)
http://laboratorium.net/archive/2011/12/22/google_moves_to_dismiss

裁判所に提出された文書へのリンク(The Public Indexのサイト)
http://thepublicindex.org/documents/post-rejection

参考:
CA1702 - 動向レビュー:Google Book Searchクラスアクション(集合代表訴訟)和解の動向とわが国の著作権制度の課題 / 鳥澤孝之
http://current.ndl.go.jp/ca1702

E1162 - Googleブックス訴訟,米国連邦地裁は修正和解案を認めず
http://current.ndl.go.jp/e1162