米国の書誌ユーティリティSkyRiver社が同社の目録システムのRDA対応について発表

2011年12月6日、米国の書誌ユーティリティのSkyRiver社が、それぞれの図書館の状況に合わせてRDA(Resource Description and Access)へ移行するための方法を発表しました。同社の提供している目録システムで、(1)RDAへ移行準備中か準備済の図書館のための“RDA Mode”、(2)RDAに対応しているがまだRDA以外の書誌データも扱う必要がある図書館のための“Hybrid Mode”、(3)現時点ではRDAに対応していない図書館のための“Non-RDA Mode”、という3種類のモードが利用できるようになったという内容のようです。図書館はRDAへ対応していくにつれて別のモードに変更することも可能とのことです。ユタ州立図書館等がこのRDA Modeを採用すると紹介されています。

SkyRiver Announces Novel Approach to RDA Adoption (SkyRiver 2011/12/6付けプレスリリース)
http://theskyriver.com/2011/12/skyriver-announces-novel-approach-to-rda-adoption

参考:
米国議会図書館(LC)等によるRDA導入は、諸条件が満たされた場合に2013年1月以降に
http://current.ndl.go.jp/node/18424

E1191 – 米国議会図書館(LC)等によるRDAテストの結果が公表される
http://current.ndl.go.jp/e1191

E1083 – SkyRiver,独占禁止法に違反するとしてOCLCを提訴
http://current.ndl.go.jp/e1083

E987 – 新たに登場した書誌ユーティリティ“SkyRiver”
http://current.ndl.go.jp/e987