Knowledge Exchange、加盟各国における研究データの現状と行動計画をまとめたレポートを公表

2011年11月15日に、デンマークの電子研究図書館(DEFF)やドイツ研究財団(DFG)等の4機関が共同で運営しているKnowledge Exchange(KE)が“A Surfboard for Riding the Wave – Towards a four country action programme on research data”と題するレポートを公開しています。このレポートは、KEの参加機関のあるデンマーク、ドイツ、オランダ、英国における研究データ領域に関する現状や課題、および共同データインフラの構築に向けた4か国における行動計画のアウトラインをまとめたものとのことです。そしてそれらを踏まえKEは、(1) データ共有が学術文化の一部となること、(2) データロジスティクスが研究職につくものにとって必須のものとなること、(3) データインフラが操作性と財政基盤の双方の点で安定したものとなること、の3点を長期戦略の目標に掲げているようです。

A Surfboard for Riding the Wave: Towards a four country action programme on research data (レポートダウンロードページ)
http://www.knowledge-exchange.info/Default.aspx?ID=469

Action plan on making research data accessible (Knowledge Exchange 2011/11/15付けの記事)
http://www.knowledge-exchange.info/Default.aspx?ID=62&M=News&PID=147&NewsID=132