OCLC、図書館等の機関における統合検索の実現を目的としたレポート“Single Search: The Quest for the Holy Grail”を刊行

2011年8月22日、米国OCLCの研究部門OCLC Researchが“Single Search: The Quest for the Holy Grail”と題したレポートを刊行しました。同レポートは図書館、文書館、博物館といった各機関において資料を一か所で検索する統合検索(single search)をテーマとしています。そのような統合検索を実現している以下の9機関のメンバーから成るWGにおけるディスカッションの内容が、組織、技術、メタデータ、アクセスという4つの視点からまとめられているようです。

・ヴィクトリア&アルバート博物館
・イェール大学英国美術センター
・ミネソタ歴史協会
・イェール大学デジタル資産・基盤室
・カルガリー大学
・ゲッティ・リサーチ・インスティチュート
・ウェルカム財団
・カリフォルニア大学バークレー校
・スミソニアン学術協会

Single Search: The Quest for the Holy Grail (PDF文書:29ページ)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-17.pdf

New Report: “Single Search: The Quest for the Holy Grail” (OCLC 2011/8/22付けニュース)
http://www.oclc.org/research/news/2011-08-22.htm