“A Google a day”を情報リテラシー教育に活用(記事紹介)

2011年4月にGoogleが“A Google a day”というクイズサービスを始めたそうです。毎日出題される問題の答えを“Google”で検索して回答するもので、正解は翌日にサイト上で発表されます。(例えば、2011年8月1日は「1590年、あるイギリス植民地の入植者たちがたったひとつの言葉を残してみな消え去っているのが発見された。ある州の州都はこの植民地の開拓者の名にちなんで名付けられたが、では、この州の州鳥は何か?」という問題です。)

ここで検索に使用するのは通常のGoogleとは異なる“Deja Google”という検索エンジンで、クイズの回答を載せたブログなどがヒットしないように、そのクイズが出題される以前に作成されたウェブページだけが検索対象になっているそうです。

図書館における情報リテラシー教育のなかで、利用者が楽しんで検索の仕方を学ぶためにこの“A Google a day”が活用できるのではないかという試案がブログ“Disruptive Library Technology Jester”で紹介されています。“A Google a day”の問題は図書館ウェブサイトなどに簡単に埋め込むことができるそうです。また、他のライブラリアンと話していて、問題を「化学」や「Googleストリートビューを使うもの」といったカテゴリーに分類したり、図書館でのレファレンス質問を基にゲストが問題を入力できる機能があったら、というようなアイディアが出てきたそうです。

A Google a day
http://www.agoogleaday.com/

Teaching Search Engine Literacy with A Google A Day (Disruptive Library Technology Jester 2011/7/27付け記事)
http://dltj.org/article/introducing-agad4lib/

A trivia game where using Google is allowed (Official Google Blog 2011/4/11付け記事)
http://googleblog.blogspot.com/2011/04/trivia-game-where-using-google-is.html