デジタルコレクションを知ってもらうためのSNSの活用と5つの原則(文献紹介)

D-Lib Magazine誌の2011年7-8月号に“Digital Librarianship & Social Media: the Digital Library as Conversation Facilitator”という論文が掲載されています。著者は米国シラキュース大学のシュリアー(Robert A. Schrier)氏です。

同論文では、デジタルコレクションのマーケティングは重要だが忘れられがちとし、デジタルコレクションを広く使ってもらうためにソーシャルネットワーキング(SNS)を活用してユーザと会話をすることを提案しています。そして、具体的なSNS戦略を立てるために、「ユーザの声を聞く」「ユーザとの交流に参加する」「透明性の高い対応をする」「ソーシャルメディアポリシーを作る」「計画を立てる」という5つの原則について紹介しています。

Digital Librarianship & Social Media: the Digital Library as Conversation Facilitator (D-Lib Magazine Volume 17, Number 7/8)
http://www.dlib.org/dlib/july11/schrier/07schrier.html