CEOは「ライブラリーマン」 デジタルコンテンツ流通のインフラ構築を目指す“Library Renewal”

自らを「ライブラリーマン」(libraryman)と名乗るポーター(Michael Porter)氏は、1999年にインディアナ大学で図書館情報学修士号を取得した後、OCLC、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、アレン郡公共図書館、WebJunctionなどの勤務経験を持ち、2009年にはLibrary Journal誌の“Mover & Shaker”に選出、2011年からは米国図書館協会(ALA)の理事会の一員になっているそうです。

ポーター氏の活動として、過去、毎日Flickrに図書館の写真をアップするというアドヴォカシー活動“365 Library Days Project”や、「書誌世界の平和」のために米国図書館協会(ALA)元会長と踊ったダンス動画の公開、などを紹介してきました。

そんな彼は現在“Library Renewal”という非営利組織のCEOを務めているそうで、その活動内容に関するインタビューがAmerican Libraries誌に掲載されています。同組織は、デジタルコンテンツへのアクセスと流通のための新しいインフラを構築することを目標としたもので、ポーター氏をはじめとする6人の図書館員らによって自発的な活動が行われているそうです。

Libraries and the Future of Electronic Content Delivery (American Libraries 2011/7/13付け記事)
http://americanlibrariesmagazine.org/features/07132011/libraries-and-future-electronic-content-delivery

Library Renewal
http://libraryrenewal.org/

Libraryman (ポーター氏のブログ)
http://libraryman.com/blog/

2009 Mover & Shaker (ポーター氏のブログ 2009/3/16付け記事)
http://www.libraryman.com/blog/2009/03/16/2009-mover-shaker/

Executive Board Directory (ALA)
http://www.ala.org/ala/aboutala/governance/officers/directory/index.cfm

参考:
米の図書館員、図書館とITのテーマソングを製作、ミュージックビデオも
http://current.ndl.go.jp/node/8650

ライブラリーマンがゴーマン元ALA会長とダンス?
http://current.ndl.go.jp/node/6355

E636 – 図書館の日常の写真,続々と!
http://current.ndl.go.jp/e636