米国コピーライト・クリアランス・センター、書籍全体の再利用権を“Pay-Per-Use”サービスを通じて提供可能に

米国の著作権集中管理組織であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、学術機関向けの“Pay-Per-Use”サービス(使用の際に著作権料を払うもの)を拡大したと発表しています。このサービスを通じて、出版社はユーザに対して、自社が出版した書籍(商業的に入手不可能なものも含まれる)の全部分を再利用する権利を提供できるようになるそうです。

Copyright Clearance Center’s academic pay-per-use services offer entire book reuse rights (Library Technology Guides 2011/6/29付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=15870

Pay-Per-Use Services (CCC)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/productsAndSolutions/payPerUsePermissionServices.html

参考:
米国のコピーライト・クリアランス・センター、学術機関向けの年間ライセンスを開始
http://current.ndl.go.jp/node/6067