OCLC、米国と英国での調査を踏まえた研究活動支援サービスに関するレポートを公開

OCLCは、2011年6月23日に、米国と英国での研究活動支援サービスに関するレポート”Supporting Research: Environments, Administration and Libraries”を公開しています。2010年に実施された、OCLCによる米国での調査と研究情報ネットワーク(RIN)による英国での調査の2つの調査の結果をまとめたものとのことです。主な知見として、以下の点などがあげられています。
・近年、図書館は研究者に対してポジティブな影響を与えることに苦心しているが、あまり成果はあがっていない。
・大学の組織から提供される研究活動支援サービスの多くは、大学の研究者から評価されていない。
・デジタル時代の学術アーカイブについての共通認識が求められている。

New Report: “Supporting Research: Environments, Administration and Libraries”(OCLC 2011/6/23付けのニュース)
http://www.oclc.org/research/news/2011-06-23.htm

Supporting Research: Environments, Administration and Libraries(本文)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-10.pdf

参考:
OCLC、米国における研究活動の情報支援に関するレポートを刊行
http://current.ndl.go.jp/node/16384

英国研究情報ネットワーク(RIN)、英国における研究活動の情報支援に関するレポートを刊行
http://current.ndl.go.jp/node/17106