テレビ番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」のブッククラブを振り返る(記事紹介)

USA TODAYに、2011年5月に25年間の放送が終了した米国の人気テレビ番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」(The Oprah Winfrey Show)のコーナー「オプラのブッククラブ」(Oprah’s Book Club)についての記事が掲載されています。1996年に開始されたブッククラブでは2010年までに70冊の本が紹介され、その多くはベストセラーになったとのことです。記事では、2004年に紹介されたトルストイの「アンナ・カレーニナ」がベストセラーリストの1位となったことや、トニ・モリソンの作品はノーベル文学賞を受賞した時よりも売り上げの伸びが大きかったことなどが紹介されています。ある出版関係者は、「人が本を買う理由は友人の勧めが最も多く、オプラは視聴者にとって究極の友人であった」とコメントしています。今後も、ウィンフリー氏のケーブルテレビネットワークでブッククラブは続けられるようです。

How the ‘Oprah Effect’ changed publishing(USA TODAY 2011/5/22付けの記事)
http://www.usatoday.com/life/books/news/2011-05-22-Oprah-Winfrey-Book-Club_n.htm

Oprah’s Book Club selections(紹介された本のリスト)
http://www.usatoday.com/life/books/news/2011-05-23-Oprahs-book-club-picks_n.htm