米国デジタル公共図書館をテーマとしたウェブサイト“LibraryCity”が公開

2011年1月25日付けのResource Shelfの記事によると、“LibraryCity”という、「米国デジタル公共図書館」に関する問題をテーマとしたウェブサイトが公開されているようです。これを立ち上げたのは、図書館員のTom Peters氏と、電子書籍やデジタルリソースについて造詣の深いDavid Rothman氏の2人とのことです。このウェブサイトは、「米国デジタル公共図書館」が、ハーバード大学のBerkman Center for Internet and Societyを中心とした、いわばエリートによって進められたものとなっていることに異を唱え、真の意味でそれを「公共の」図書館システムにしたいという思いから始められたようです。同ウェブサイトでは、「米国デジタル公共図書館」に関する文献や記事などへのリンクなどが提供されているようです。

LibraryCity
http://librarycity.org/

New Weblog To Focus on the Building of a National Digital Library(2011/1/25付け Resource Shelfの記事)
http://web.resourceshelf.com/go/resourceblog/63505

参考:
米国ハーバード大学、「米国デジタル公共図書館」設立に向けた活動開始
http://current.ndl.go.jp/node/17274