歴史研究者がその成果をレビューしあう、オープンアクセスのプラットフォーム“recensio.net”

2011年1月21日に、ドイツのバイエルン州立図書館(Bavarian State Library)等3機関が共同で、歴史研究者が互いの研究成果をレビューしあうことのできる、Web2.0のプラットフォーム“recencio.net”を公開したようです。“recencio.net”は、歴史研究者が自身の論文等を公開し、そのプラットフォーム上で他の研究者がコメントを付与することで、レビューを行うことができるようになっているとのことです。“recencio.net”で公開される論文等は、欧州および欧州各国の歴史に関するものを対象としており、それらはオープンアクセスで提供されるとのことです。プレスリリースでは、欧州全体の学術コミュニティの構築に資するだけでなく、人文学研究者らの成果を広く一般市民に伝えることにも役立つと説明されています。

recensio.net
http://www.recensio.net/front-page-en

The writings of others… Historians discuss their publications – European review portal goes online (2010/12/10付け recensio.netのプレスリリース)
http://www.recensio.net/recensio-net_pm_english.pdf