OCLC、研究図書館のあまり利用されていない資料を大規模な電子図書館環境で共同管理することをテーマとしたレポートを公開

2011年1月6日、OCLCが“Cloud-sourcing Research Collections: Managing Print in the Mass-digitized Library Environment”と題するレポートを公開しました。これは、OCLC ResearchやHathiTrust、ニューヨーク大学Elmer Holmes Bobst図書館、研究コレクションへのアクセスと保存に関するコンソーシアム(Research Collections Access & Preservation)が、数年間にわたって進めてきた研究成果とのことです。研究目的は、研究図書館が所蔵している、ほとんど使われていない紙の本を、リポジトリ等の共有サービスプロバイダに対して、管理をアウトソーシングすることについて検証することにあるようです。レポートでは、HathiTrustによって管理されている大規模なデジタルコレクションが存在しており、多くの図書館にとっては紙の本の管理に関しては再検討を行う環境が整っていること、研究機関があまり使われていない資料の管理を、共有サービスプロバイダへアウトソーシングすることで、図書館スペースの確保と管理コストの抑制につながる可能性があること等が記されているようです。

Cloud-sourcing Research Collections: Managing Print in the Mass-digitized Library Environment
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-01.pdf

New Report, “Cloud-sourcing Research Collections: Managing Print in the Mass-digitized Library Environment” (2011/1/6付け OCLCのニュース)
http://www.oclc.org/research/news/2011-01-06.htm