バチカンで貴重書コレクション(のレプリカ)に触れる展示イベントが開催

2010年11月10日から2011年1月31日まで、バチカンのサンピエトロ広場近くに再現されたバチカン図書館のレプリカで、バチカン図書館の所蔵する貴重書コレクションのレプリカの展示イベントが開催されています。“Know the Vatican Library: A Story Open to the Future” と題されたこのイベントは、バチカン図書館が3年間の改修工事を経て9月に再開館したことを記念して行われたもので、本物のバチカン図書館の利用が許可された研究者等に限られていることから、普段は入れない人にもバチカン図書館を知ってもらおうとして企画されたものとのことです。展示室には、中世・ルネサンス期の資料のレプリカ等が設置されており、利用者は白い手袋をつけて実際に触ることができるようです。

バチカンで「歴史的図書」に触れる展示、手袋でムード作り (2010/11/10付け ロイターの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18088920101110

Stepping into the Pope’s Library (2010/11/9付け Vatican Radioの記事)
http://www.oecumene.radiovaticana.org/en1/Articolo.asp?c=437651

Exhibit shows inner workings and treasures of Vatican Library (2010/11/9付け Catholic News Serviceの記事)
http://www.catholicnews.com/data/stories/cns/1004589.htm

Una exhibicio’n para conocer la Biblioteca Vaticana (2010/11/10付け SICの記事 展示内部の動画があります)
http://www.agenciasic.es/2010/11/10/una-exhibicion-para-conocer-la-biblioteca-vaticana/

参考:
バチカン図書館、改修工事を経て3年ぶりに開館
http://current.ndl.go.jp/node/16814