英国の2009-2010年期の図書館統計(暫定版)が発表される

2010年10月29日、英国公認公共財務会計協会(CIPFA)が2009-2010年期の図書館統計(暫定版)を発表しました。それによると、最も来館者の多かった図書館は昨年の調査と同じくNorfolk and Norwich Millennium Libraryとのことです。英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が作成した、2008-2009年期の公共図書館統計との比較表によると、公共図書館の専門職員数は増加したものの職員数全体としては減少した、公共図書館への来館者数は前年と比較して1.6%減少して約2億7000万人であった、公共図書館のウェブサイトへのアクセス数は前年と比較して6.4%増加した、貸出件数は前年比0.5%減であったとのことです。

Trends from CIPFA Public Library Service(CIPFAの統計データを基にした、CILIPによる2008-2009年と2009-2010年の比較表)
http://www.mla.gov.uk/news_and_views/press_releases/2010/~/media/Files/pdf/2010/research/Trends_from_CIPFA_Public_Library_Service

Library stats released (2010/10/29付け CILIPのプレスリリース)
http://www.mla.gov.uk/news_and_views/press_releases/2010/Library_stats

CIPFA stats show visitors down, loans down, and staff reduced (2010/10/29付け theBookseller.comの記事)
http://www.thebookseller.com/news/132783-page.html

参考:
2008-2009年期に英国で最も来館者の多かった図書館
http://current.ndl.go.jp/node/16147