米国国立公文書館、米国市民権・移民業務局の居留外国人関係資料を公開

2010年9月1日、米国国立公文書館(NARA)は、米国市民権・移民業務局(United States Citizenship and Immigration Services)が管理している居留外国人関係資料300,000件以上を、ミズーリ州カンザスシティにあるNARAの分館で公開すると発表しました。公開される資料は、「外国人ファイル」“Alien FIles”通称A-Filesと呼ばれるもので、このうち、1909年以前に生まれた人の資料が対象となるとのことです。資料には、写真、書簡資料、出生証明書、医療記録等が含まれており、近代の移民資料の宝庫であるとのことです。

Alien Files Find New Home at National Archives (2010/9/1付け NARAのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2010/nr10-137b.html