「知識社会の核心」、ユネスコはワールド・デジタル・ライブラリーの拡大へ

2010年6月22日、23日にワシントンD.C.で、ワールド・デジタル・ライブラリー(WDL)参加機関による公式会議が初めて開催されました。その会議の場で、ユネスコの情報コミュニケーション局長は「図書館、特にデジタル・ライブラリーは知識社会の核心である」と述べ、今後のワールド・デジタル・ライブラリーの全世界規模での拡大を進めると明言しています。会議では、ユネスコと米国議会図書館を含む、7機関からなる執行評議会が選任されています。また、ニューヨーク・カーネギー財団は、ワールド・デジタル・ライブラリーに登録すべき重要資料の特定のために、アルメニアなど11か国の図書館、文書館、博物館のカンファレンスに協力しているとのことです。

The World Digital Library initiative gets further expanded (2010/7/2付け UNESCO News)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=30617&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html