カリフォルニア大サンタクルーズ校図書館、100万ドルの資料費削減に直面

米国のカリフォルニア大学サンタクルーズ校の図書館が、100万ドル(約9,000万円)分の資料費削減を迫られています。対象となる資料は、データベース、ジャーナル、新聞、書籍など、あらゆる種類のものを含んでいます。購入を取りやめる資料の候補は、ライブラリアンが、利用統計、重複、利用ごとのコスト、インパクトファクターやアイゲンファクター、といったことを基にして決定しました。図書館のウェブサイトには、なるべくコスト削減のインパクトを小さくするべく努力はしているが、あまりに削減幅が大きく、全員の要望に応えることは難しい、とのコメントが掲載されています。なお、図書館ではこれまでにも、経費節減のため、開館時間の大幅な縮小なども実施しています。

Budget Reduction Process
http://library.ucsc.edu/collections/budget-reduction-process

UCSC Library Faces $1.9 Million Reduction
– City on a Hill PRESS(学生新聞) 2010/1/28付けの記事
http://www.cityonahillpress.com/2010/01/28/ucsc-library-faces-1-9-million-reduction/