デジタル化プロジェクトの効果を測定するためのツールキット(英国)

オックスフォード大学インターネット研究所は、2008年6月から2009年4月にかけて、英国情報システム合同委員会(JISC)の資金援助を受け、オンラインデジタル資料の利用と効果を評価するメソドロジーに関する研究プロジェクトに取り組んでいました。このメソドロジーは、ウェブメトリクスやログ分析などの量的手法による評価に加えて、ステークホルダーへのインタビュー、質問紙調査、ユーザーフィードバックといった質的手法での評価も含んでいます。研究プロジェクトでは、最終成果物として、デジタル化プロジェクトの効果を測定するためのツールキットを開発し、ウェブで公開しています。これを参考にして評価を行うことにより、研究者や資金援助者に対して、なぜ資料デジタル化は必要なのかアピールする素材とすることができるということです。

Toolkit for the Impact of Digitised Scholarly Resources
http://microsites.oii.ox.ac.uk/tidsr/

Toolkit for the Impact of Digitised Scholarly Resources (Final Report)
http://microsites.oii.ox.ac.uk/tidsr/system/files/TIDSR_FinalReport_20July2009.pdf