米国国立公文書館の提案により16世紀の貴重書をドイツに返還

米国国立公文書館(NARA)は、第二次大戦中に当時18歳の元兵士が持ち帰ったとされるドイツの16世紀の資料2点を、ドイツ政府へ返還すると発表しています。元兵士が資料の情報を集めようとNARAを訪れたのがきっかけで資料の存在が明らかになり、NARAが示した返還の提案に対して元兵士も了承したとのことです。返還は2009年10月6日にNARAの建物内の一室にて行われるようです。

National Archives to Facilitate Return of 16th Century Books to Germany(NARA 2009/10/1付けのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2009/nr09-128.html