米連邦が助成した研究成果のオープンアクセス化義務付ける法案が再提出

米国の連邦政府から援助を受けた研究の成果を、6か月以内に連邦が運営するリポジトリで公開することを義務付ける法律案“Federal Research Public Access Act”が上院議会に提出されました。この法案は2006年にも一度議会に提出されていましたが、このときは廃案になっています。
北米研究図書館協会(ARL)、米国図書館連盟(ALA)もそのメンバーで、その他多数の図書館や図書館関連団体が名を連ねている納税者アクセス同盟(Alliance for Taxpayer Access:ATA)は、関係者の法案への支持を求める声明を発表しています。

Federal Research Public Access Act of 2009 (Introduced in Senate)
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/z?c111:S.1373:

CALL TO ACTION : Tell Congress you support the Federal Research Public Access Act (S.1373)
http://www.taxpayeraccess.org/action/s1373_june2009.html

米国:連邦助成研究成果のOA義務化案、3年を経て再提出
– STI Updates 学術情報流通ニュース 2009/6/26付けの記事
http://johokanri.jp/stiupdates/property/2009/06/003326.html

米国:連邦助成研究成果のOA義務化法案(その2)
– STI Updates 学術情報流通ニュース 2009/6/29付けの記事
http://johokanri.jp/stiupdates/education/2009/06/003342.html

参考:
研究成果のオープンアクセス化を法制化か(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/3896