米国の児童・生徒の読解力の長期的傾向

全米教育進度評価(NAEP)が2007年から2008年にかけて行った、読解(reading)と数学に関する学力調査の結果が公表されています。これは長期的傾向評価(long-term trend assessments)として実施されているもので、1970年代の調査と比較した場合、対象となった9歳、13歳、17歳の3つの年齢グループのうち、17歳ではあまり変化が見られなかったものの、9歳と13歳では向上が見られたとしています。読解の平均点は、1971年に比べて、9歳で12ポイント、13歳で4ポイント向上しているとしています。

Nation’s Report Card: 17-Year-Olds See Few Reading and Math Gains(2009年4月29日付けSchool Library Journalの記事)
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6655327.html?rssid=190

2008 Long-Term Trend Report Card(National Assessment of Educational Progress (NAEP)のウェブサイト)
http://nationsreportcard.gov/ltt_2008/