Springer社の雑誌に掲載されたカリフォルニア大学所属者の論文、2009年から直ちにOA化&リポジトリで公開

カリフォルニア大学図書館とSpringer社が2009年1月23日、Springer社の雑誌に掲載された同大学所属者の論文について、2009年からSpringer社のオープンアクセスオプション“Springer Open Choice”とすることで合意したと発表しています。これにより、論文は直ちに、完全にオープンアクセス化され、クリエイティブ・コモンズのライセンスで提供されます。また同時に、出版社版が同大学図書館の機関リポジトリにも収録されます。このオープンアクセス化の費用は、全体のライセンス料に組み込まれており、記事単位の費用はかからない形になっているとのことです。

UC libraries and Springer sign pilot agreement for open access journal publishing
http://www.universityofcalifornia.edu/news/article/19335

January 23, 2009付けPeter Scott’s Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2009/01/university-of-california-libraries-and.html