E099 – 21世紀の目録作成者教育に向けた提言(米国)

カレントアウェアネス-E

No.18 2003.07.16

 

 E099

21世紀の目録作成者教育に向けた提言(米国)

 

 6月18日,米国図書館協会(ALA)の下部組織である図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)は,「21世紀の目録作成:目録作成専門家のための継続教育への提言」草案を発表した。同案では,電子情報資源の目録作成者を対象とした専門職研修に関する提言として,MARCやメタデータなどを扱った研修カリキュラムモデルを示している。

 今回の提言は,米国議会図書館が策定した「ウェブ情報資源の書誌コントロールに関するアクションプラン」(CA1431参照)中の課題(電子情報資源の書誌コントロールの向上につながる目録作成者の養成教育と専門職研修の提供)を受けたもので,ALCTSはその担当機関となっていた。なお,養成教育に関しては,昨年末にALCTSが米国図書館情報学教育協会と共に提出した最終レポートが今年1月のALA会合で承認され,既に実行段階へと移っている。

Ref:
http://www.uoregon.edu/~chixson/cetf/CETFpublic.html
http://www.loc.gov/catdir/bibcontrol/CatalogingandMetadataEducation.pdf
CA1431