カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


【イベント】第4回全国史料ネット研究交流集会(岡山・1/20-21)

2018年1月20日と21日に、岡山市にあるノートルダム清心女子大学で、第4回全国史料ネット研究交流集会が開催されます。

日常時の諸実践の共有や、他分野との協力のあり方を考えることで、地域歴史遺産の「減災」について展望することを目的としています。

また、今回は、口頭報告だけではなくポスターセッションを充実させることで、参加者のさらなる交流を図っていくとのことです。

入場は無料で、事前の申し込みも不要です。

第4回 全国史料ネット研究交流集会のお知らせ(岡山・1/20-21)(歴史資料ネットワーク,2017/10/12)
http://siryo-net.jp/event/20180120-21-koryusyukai4-okayama/

米・ボストン公共図書館、同館所蔵の商業音楽コレクション(レコード類)をInternet Archiveに移管:デジタル化しての公開を計画

2017年10月11日、米・ボストン公共図書館(BPL)は、同館が所蔵する、1900年代初頭から1980年代までの、蝋管・SPレコード(78rpm)・LPレコードなど様々な媒体から構成される商業音楽のコレクションを、Internet Archive(IA)に移管すると発表しています。

これらコレクションは、数十年にわたり同館の書庫で保管され、目録化もされず、一般に公開されていませんでした。

IAに移管されることで、デジタル化され、無料でオンラインで公開される予定です。

米国デジタル公共図書館、図書館のための電子書籍市場のモデル構築を目的としたパイロット事業“DPLA Exchange”を開始

2017年10月10日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、パブリックドメインやオープンライセンスのものも含めた、図書館による図書館のための安価な電子書籍市場のモデル構築のためのパイロット事業“DPLA Exchange”を開始すると発表しています。

図書館を通じた利用者の電子書籍へのアクセスの最大化を実現するためのDPLAによる取組の一環で、複数のリソースからなる多様なコレクションを、図書館のデジタルコンテンツに容易に追加できるようにすることを目的とした事業です。

米国の図書館ネットワークLYRASISと共同で行なわれるもので、パイロット事業参加館6館の職員は、システムにログインして電子書籍を選定することができます。

北米研究図書館協会、図書館員による“Open Science Framework”を用いたデジタル研究支援のためのツールキットを公開

2017年10月3日、北米研究図書館協会(ARL)が、図書館員による、非営利団体Center for Open Science(COS)が開発した研究プロジェクト管理システム“Open Science Framework”(OSF)を用いてのデジタル研究の実施と管理へのsさらなる関与を支援するためのツールキットを公開しました。

米国議会図書館(LC)のデジタル保存専門家を育成するプロジェクト“National Digital Stewardship Residency”(NDSR)としてARLが受け入れたMegan Potterbusch氏が、米・ジョージワシントン大学で実施した作業の成果であり、教員・図書館員への説明資料、研究者との共同作業のためのリソース、プロジェクトの構造や作業空間の事例を含むものとなっています。

図書館友の会全国連絡会、「『公立図書館の振興・発展に関する政策』についての公開質問状」を政党に送付

図書館友の会全国連絡会が、2017年10月5日付けで、「『公立図書館の振興・発展に関する政策』についての公開質問状」を国会に議席を有する政党のうち事前に了承を得た9政党に送ったことを発表しています。

衆議院選挙にあたって、(1)公立図書館の振興・発展に関する政策、(2)政策の中で特に「公立図書館の管理運営」に関する考え、の2点をたずねるものとなっており、到着した分から回答が公開されています。

図書館友の会全国連絡会 お知らせ
http://totomoren.net/
※「【2017年10月10日】衆議院選挙に際して『「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状』を政党に送付しました」とあります。

【2017/10/5】「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状(とともれん活動報告,2017/10/5)
http://totomoren.net/blog/?p=745

【イベント】第2回 SPARC Japan セミナー2017「プレプリントとオープンアクセス」(10/30・東京)

2017年10月30日、国立情報学研究所(NII)において、第2回 SPARC Japan セミナー2017「プレプリントとオープンアクセス」が開催されます。

プレプリントサーバの機能・運営の約30年の変遷を振り返りながら、化学・生命科学分野におけるプレプリントの位置付け等や、研究者ネットワークの商業出版者にとっての意義を論じ、将来の課題を含めてこれからのオープンアクセスを展望します。

参加費は無料です。事前の申込が必要で、申込受付は10月16日午後より開始されます。

11:10-11:55
arXiv.org の次世代システムの公開と戦略
引原 隆士(京都大学図書館機構長/arXiv.org会員コンソーシアム代表)

13:00-14:00
なぜSSRNはElsevierからBioRNを提供するのか(仮)
Gregg Gordon(Managing Director, SSRN)

14:10-14:55
プレプリント各論(1)
化学分野におけるプレプリントの位置付け・課題等について
生長 幸之助(東京大学大学院薬学系研究科/化学ポータルサイトChem-Station副代表)

北米研究図書館協会(ARL)とWikimediaコミュニティー、Wikimedia財団による協働プロジェクト

2017年10月4日、北米研究図書館協会(ARL)とWikimedia財団は、ARLとWikimediaコミュニティー、Wikimedia財団との協働プロジェクトに関する記事をウェブサイトに掲載しました。

同プロジェクトは、2016年8月にARL、WikimediaコミュニティーとWikimedia財団で開催したARL/Wikipedia Summitでの議論が元になっています。枠組みとなる2つのテーマは以下の通りです。
 
  • Linked Open Data(LOD)は、それまで接続していなかった異なる情報源をつなぎ、図書館とWikipediaのコンテンツの相互を豊かにする可能性があること。
  • 図書館とWikipediaの文化とコンテンツにおいて、多様性や包含性を増す包括的な取組みになること。

同プロジェクトでは、米国およびカナダの先住民族のコミュニティーに関する資料を対象としています。LODの作成においてコミュニティーと協働する仕組みを形作るために、事例研究のアプローチをとるとのことです。

京都大学附属図書館、京都府内の公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスを正式に開始

京都大学附属図書館が、2016年度より試行していた京都府内公共図書館・読書施設等(京都府立図書館、京都府立京都学・歴彩館、京都市図書館、京都府内の公共図書館・読書施設等。国立国会図書館関西館、大学図書館等、一部の図書館は対象外。)との相互貸借サービスを、2017年10月から正式に開始したと発表しています。

【附属図書館】京都府内公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスの実施について(京都大学図書館機構,2017/10/11)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1376257

京都府内公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスについて(京都大学附属図書館)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/mainlib/service/kyotoprefectureill

米国著作権局、著作物の大規模デジタル化促進のためのパイロットプログラム実施にかかる公開調査の結果を報告する書簡を連邦議会に提出

米国著作権局が、連邦議会上院・下院の司法委員会に対し、2017年9月29日付で、著作物の大規模デジタル化促進のためのパイロットプログラムの実施に関する同局による公開調査の結果を報告する書簡を提出しました。

2015年に同局がまとめた孤児著作物と大規模デジタル化に関する報告書に続くもので、2015年の報告書において、拡大集中許諾(ECL)制度を検討するためのパイロットプログラムの実施を勧告し、そのパイロットプログラムへのパブリックコメントを実施したことを受けて作成されました。

書簡では、寄せられたコメントからは、ECLのパイロットプログラムの主要な構成要素への関係者の理解が全体的に不足していることを示していると指摘し、提案された法案を連邦議会に提出することは時期尚早であるとの判断をしています。しかし、ECL制度は、大規模デジタル化プロジェクトを実現するための解決策を示していると引き続き考えており、議会がこの分野でのさらなる議論を望むのであれば合意に基づいた法制化のために関係者を支援する用意があると述べられています。

東寺百合文書WEB、目録データの一括ダウンロードが可能に

2017年10月10日、京都府立京都学・歴彩館は、同館が運営する「東寺百合文書WEB」の目録データがまとめてダウンロードできるようになったと発表しています。

東寺百合文書WEB お知らせ
http://hyakugo.kyoto.jp/
※「2017年10月10日 東寺百合文書の目録データをダウンロードできるようになりました。」とあります。

目録データの一括ダウンロードについて(東寺百合文書WEB,2017/10/10)
http://hyakugo.kyoto.jp/hyakuwa/data_download

参考:
E1561 - 京都府立総合資料館による東寺百合文書のWEB公開とその反響
カレントアウェアネス-E No.259 2014.05.22
http://current.ndl.go.jp/e1561

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