アーカイブ - 2019年 3月 - car

3月 14日

島根大学附属図書館、2019年3月25日から3月29日まで、学習・教育支援等を目的に小・中学生への一部施設の開放を試行

島根大学附属図書館が、2019年3月の大学休業期間中の一部期間中(3月25日から3月29日まで)、小・中学生を対象に、同館本館の一部(主に1階・ラーニングコモンズ)を試行的に開放すると発表しています。

自宅以外に学習できる場所の少ない地域の子どもや、長期休業中に子どもの居場所がなくて困っている学内構成員への配慮が目的です。

1階ラーニングコモンズでの勉強することができ、学生のボランティアスタッフに勉強を教えてもらうことも可能です。

その他、同館が松江市立図書館から借りた本の閲覧が可能で、3月29日には松江市立図書館の移動図書館も運行されます。また、3月26日・3月28日には図書館ツアーも実施されます。

小学生の利用には保護者の同伴が必要です(ただし、同大学と同じ校区の小学校及び同大学附属小学校の5年生・6年生は同伴不要)。

<試行>小中学生の皆さんへ一部施設を開放します!(3/25~3/29)(島根大学附属図書館,2019/3/1)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2019022600028/

徳島県立図書館、「とくしまデジタルアーカイブ」に「阿波国文庫」「阿波名所図会」「四国徳島写真帖」を追加

徳島県立図書館が、2019年3月11日付けで「とくしまデジタルアーカイブ」に「阿波国文庫」「阿波名所図会」「四国徳島写真帖」を追加したと発表しています。

徳島県立図書館 トピック
https://library.tokushima-ec.ed.jp/
「「阿波国文庫」「阿波名所図会」「四国徳島写真帖」をADEAC:デジタルアーカイブシステムに公開しました(2019.03.11)」とあります。

徳島県立図書館/とくしまデジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/3600115100

岡山大学附属図書館、貴重資料データベース「古文献ギャラリー」の公開を発表:IIIFを採用・申請なしでの二次利用可

岡山大学附属図書館が、2019年3月29日に、貴重資料データベース「古文献ギャラリー」を正式公開すると発表しました。正式公開に先立ち3月20日からは仮運用するとしています。

これまでインターネットで公開していなかった国指定重要文化財の「信長記」、岡山藩・池田家の江戸藩邸に関する資料であり原本である可能性の高い「備藩邸考」、多くの写本中でも異彩を放つ珍本「平家物語」(小野文庫)の全文が公開されるとのことです。

また、同データベースはIIIFを採用しているほか、搭載される画像の2次利用に関して申請は不要としています。

これにともなって、既に公開されている「三浦家文書デジタルギャラリー」は3月29日以降「古文献ギャラリー」に移行し、4月26日で閉鎖されます。

貴重資料データベース「古文献ギャラリー」の公開と「三浦家文書デジタルギャラリー」の移行について(岡山大学附属図書館,2019/3/14)
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id8388.html

3月 13日

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2019のファイナリストを発表

2019年3月11日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2019(2019 National Medal for Museum and Library Service)のファイナリストを発表しました。同賞はコミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。図書館15館、博物館等15館がファイナリストに選ばれました。

2019年の図書館のファイナリストは以下のとおりです。

国文学研究資料館、新日本古典籍総合データベースの画像ビューアーに新機能を追加

2019年3月12日、国文学研究資料館は、新日本古典籍総合データベースの画像ビューアーに新機能を追加したことを発表しました。

画像ビューワーの変更内容は次のとおりです。

・ページ送りが、和書の様式に合わせて「右→左」に変更
・サムネイル表示が、ページ送りと合わせて「右→左」に変更
・閲覧するページ(コマ)を指定できるジャンプ機能が追加

新日本古典籍総合データベースのビューアがより見やすく!(国文学研究資料館, 2019/3/12)[PDF:1ページ]
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20190312_dbkaisyu.pdf

参考:
E1992 - 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース!
カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08
http://current.ndl.go.jp/e1992

勝海舟の旧蔵文書753点が国立国会図書館デジタルコレクションで公開

2019年3月12日、国立国会図書館(NDL)は、勝海舟の旧蔵文書753点を国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。

その他、古典籍資料、憲政資料、日本占領関係資料、プランゲ文庫について、上記の753点を含む合計約4,900点を国立国会図書館デジタルコレクションに追加しました。これで国立国会図書館デジタルコレクションで提供するデジタル化資料は約269万点となりました。

2019年3月12日 「勝海舟関係文書」を全点、国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。(NDL, 2019/3/12)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_02.html

2019年3月12日 古典籍、憲政資料等約4,900点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2019/3/12)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_01.html

【イベント】青山学院大学教育人間科学部創立10周年記念シンポジウム「リーディングのこれから」(3/16・東京)

2019年3月16日、青山学院大学青山キャンパス(東京都渋谷区)において、青山学院大学教育人間科学部創立10周年記念シンポジウム「リーディングのこれから」(3/16・東京)が開催されます。

現在の大学では、学習スキルの修得において、また情報リテラシーの一環として、読む力(リーディング力)の育成が重要になっていることを踏まえ、大学におけるリーディングを考える上での示唆を得ることを目的として開催されるものです。

参加費無料、事前申し込み不要です。主なプログラムは次のとおりです。

第一部:トークショー
・作家・あさのあつこ氏

日本建築学会、「千葉県立中央図書館の保存活用に関する要望書」を発表

2019年3月11日、日本建築学会は同年3月1日付で「千葉県立中央図書館の保存活用に関する要望書」を同学会ウェブサイトで発表しました。

同学会は要望書において、建築の観点から千葉県立中央図書館の歴史的価値を取り上げたうえで、他用途への転用も含めた建築物の保存活用を要望し、耐震補強等に関する相談を受け付けると述べています。

千葉県立中央図書館の保存活用に関する要望書(日本建築学会,2019/3/1)[PDF:9ページ]
https://www.aij.or.jp/jpn/databox/2019/20190301.pdf

参考:
千葉県、「千葉県立図書館基本構想」を公表
Posted 2018年1月18日
http://current.ndl.go.jp/node/35329

日本建築学会、「著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明 」を発表

2019年3月11日、日本建築学会は「著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明」を同学会ウェブサイトで発表しました。

声明では、著作権法改正における「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」は、教育、研究、創作等のための情報収集やコミュニケーションに悪影響をもたらすとし、建築学の調査研究や建築設計の活動においても同様であると指摘しています。日本建築学会は、著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」について反対し、当該箇所を法案から削除する、または現在の法案に「原作のまま」「権利者の利益を不当に害する場合」という要件を付け加えることを求めています。

著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明(日本建築学会,2019/3/11)
https://www.aij.or.jp/news/index.html?newsId=421

米国著作権局、コンセプト実証中の仮想カード目録(VCC)に1870年から1954年までのカード画像を追加

2019年3月6日、米国著作権局が、コンセプト実証(proof of concept)を行なっている仮想カード目録(VCC)に、著作権登録、著作権譲渡、ペンネームファイル等といった情報を含む、1870年から1954年までの2,400枚を超すカードの画像を追加したと発表しています。

今回の追加により1870年から1977年までの4,100万枚を超すカードの画像が検索対象となりました。

Copyright Office Adds 24 Million Images to Virtual Card Catalog Proof of Concept(U.S. Copyright Office,2019/3/6)
https://www.copyright.gov/newsnet/2019/751.html

VIRTUAL CARD CATALOG
https://vcc.copyright.gov/

韓国・ソウル特別市西大門区立図書館、「読書キュレーション」及び読書療法専門機関との連携による「読書相談サービス」の実施を発表

韓国・ソウル特別市の西大門区立図書館が、区立3館及び小さな図書館13館で、2019年の1年間、毎月特定のテーマを決めて紹介する「読書キュレーション」、及び、「読書相談サービス」を実施すると報道されています。

「読書キュレーション」は、司書が選定した図書のリストを提供する「月間読書処方箋」(2009年から2018年)が元となっており、選定された1,800点余りの図書からリストが作成され、図書館のウェブサイトやニュースレターを通じて提供されます。

また「読書相談サービス」は、西大門区立李珍阿記念図書館が、読書療法の専門機関「休読書治療研究所」と連携し、毎月、希望する利用者に対して専門的な読書相談を実施するものです。図書館のウェブサイトを通して定期的にオンライン相談が行われるほか、毎月最終火曜日には読書カウンセラーが図書館を訪れ、利用者との個人面談を通して悩みの解決方法を提供します。

서대문구립도서관, 생활밀착형 독서서비스(시정일보,2019/3/12)
http://www.sijung.co.kr/news/articleView.html?idxno=227184

横手市立雄物川図書館(秋田県)、ジャーナリスト・むのたけじ氏からの寄贈資料の常設展示を開始へ

2019年3月12日、秋田県の横手市立雄物川図書館が、ジャーナリスト・故むのたけじ氏からの寄贈資料の常設展示を開始するとともに、3月24日に記念講演会を開催すると発表しています。

同市で『週刊新聞たいまつ』を30年間発行してきたむの氏が3年前に亡くなるまで所蔵していた図書、書簡や講演の原稿、新聞の切り抜き等が2018年に同館に寄贈され、その整理がある程度進んだことから一部を同館2階で常設展示することになったものです。

むのたけじ氏寄贈資料 常設展示開始 記念講演会(横手市,2019/3/12)
https://www.city.yokote.lg.jp/tosho/page000110.html

参考:
小田原市立図書館(神奈川県)、同市出身の脚本家・映画助監督である廣澤榮氏旧蔵資料の寄贈を受け入れ
Posted 2019年2月19日
http://current.ndl.go.jp/node/37610

神奈川県立川崎図書館、社史フェアおよび社史関連情報について紹介するTwitterアカウントを開設

2019年3月1日、神奈川県立川崎図書館が、社史フェアおよび社史関連情報について紹介するTwitterアカウントを開設したと発表しています。

お知らせ一覧(神奈川県立川崎図書館)
https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/info.htm
※「公式Twitter「社史フェア・神奈川県川崎図書館社史情報」はじめました(3月1日up)」とあります。

@kanagawa484(Twitter)
https://twitter.com/kanagawa484
※社史フェア・神奈川県立川崎図書館社史情報

3月 12日

図書館問題研究会、著作権法におけるダウンロード違法化の拡大に反対する声明を発表

2019年3月8日、図書館問題研究会は著作権法におけるダウンロード違法化の拡大に反対する声明を同研究会ウェブサイトで発表しました。

声明では、ダウンロード違法化の拡大により、私的な情報収集活動や表現活動が萎縮し、ねらい打ち的な捜査活動が危惧されると指摘しています。同研究会は、表現及び思想の自由、知る自由を制限するものとして、ダウンロード違法化の拡大及び拙速な立法化に反対しています。

著作権法におけるダウンロード違法化の拡大に反対する声明を掲載しました(図書館問題研究会,2019/3/8)
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/blog/2019/03/08/chosakukenhou/

J-STAGE、COUNTER実務指針第5版の審査合格者第一号に COUNTERのウェブサイトにミニインタビュー掲載

科学技術振興機構(JST)が提供する電子ジャーナルプラットフォームJ-STAGEが、電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針、COUNTER Code of practice第5版の審査合格者第一号であったことが、COUNTERのウェブサイトで公表されていました。同ウェブサイトではJ-STAGE担当者へのミニインタビューも公開されています。

COUNTER実務指針第5版は2017年7月に正式公開されました。J-STAGEは2018年11月に第5版対応にシステムを改修し、2019年2月にリリース予定としていたので、それまでに監査を突破するために苦労した旨がインタビューでは語られています。

Our mini-interview with J-STAGE(COUNTER)
https://www.projectcounter.org/our-interview-with-j-stage/

図書館の所管を教育委員会から首長部局へ移管可能とすること等を盛り込んだ第9次地方分権一括法案が閣議決定される

2019年3月8日開催の閣議で、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案」(第9次地方分権一括法案)が決定されました。

同法案は地方自治体に権限・財源を移譲するための、各種の法律の改正案を1本に束ねたものです。同様の法案は2011年から毎年、国会に提出されており、今回は第9次の法案となります。

今回の法案の中には、図書館、博物館、公民館等の公立社会教育施設について、自治体の判断によって教育委員会から首長部局へ移管可能とすることが盛り込まれています。内閣府が公開した資料では、この改正によって観光・地域振興やまちづくり分野を担う首長部局が公立社会教育施設を所管できるようになり、「社会教育のさらなる振興はもとより、文化・観光振興や地域コミュニティの持続的発展等に資する」と説明されています。

米国議会図書館(LC)、CRSレポートを提供するポータルサイトに新たに2種類の報告書(In Focus・Insight)を追加

2019年3月8日、米国議会図書館(LC)が、LCの議会調査局(CRS)が刊行するレポートを提供するポータルサイトに、新たに2種類の報告書を追加したと発表しています。

様々な政策課題に関して2ページ程度で要約した説明資料である“In Focus”と、動きが早い問題やより焦点を絞った課題に対して短文形式で分析した“Insight”の2種類です。

New CRS Content Now Online(LC,2019/3/8)
https://blogs.loc.gov/loc/2019/03/new-crs-content-now-online/

Search CRS Reports
https://crsreports.congress.gov/

【イベント】三田図書館・情報学会、第178回月例会「米国における教育改革としての情報リテラシーの展開」(3/23・東京)

2019年3月23日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第178回月例会「米国における教育改革としての情報リテラシーの展開」を開催します。発表者は帝京大学の上岡真紀子氏です。

開催概要によれば、米国における「教育改革としての情報リテラシー」の歴史的展開について、ここまでの図書館界の考え方を整理しつつ、図書館界のリーダー、現場の図書館員たち、高等教育界の支持者といったアクターそれぞれの取り組みと現状を考察する、とのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
CA1870 - 動向レビュー:ACRL高等教育のための情報リテラシーの「枠組み」 ―白熱する議論に向けて― / 小田光宏 カレントアウェアネス No.327 2016年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1870

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、国立国会図書館収集震災関係チラシ等及び3.11いわてNPOチラシアーカイブを追加

2019年3月11日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、国立国会図書館収集震災関係チラシ等及び3.11いわてNPOチラシアーカイブを追加しました。

前者は、NDLが東日本大震災に関するチラシ・小冊子等256点をデジタル化したものであり、NDL館内限定公開としています。後者は、特定非営利活動法人いわて連携復興センターが運営するアーカイブであり、同センターが収集した、主に岩手県内で東日本大震災からの復興支援活動を行った団体のチラシや資料が収録されています。

国立国会図書館収集震災関係チラシ等 ~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(50) (国立国会図書館東日本大震災アーカイブ, 2019/3/11)
http://kn.ndl.go.jp/static/2019/03/11

日本医学会、「悪徳雑誌への注意喚起について」を発表

2019年3月8日、日本医学会は、会長と日本医学雑誌編集者組織委員会委員長の連名で、同学会分科会理事長・会長あてに「悪徳雑誌への注意喚起について」を発表しました。

同学会ではいわゆるハゲタカ出版(predatory journal)を「悪徳雑誌」と呼称しています。発表された文書では悪徳雑誌の特徴・悪影響について説明した後、投稿誌選定のチェック項目等をまとめています。

悪徳雑誌への注意喚起について(日本医学会、2019/3/8付け)
http://jams.med.or.jp/jamje/attention_vicejournal.pdf

参考:
京都大学図書館機構、ハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを日英2バージョンで公開
Posted 2019年2月4日
http://current.ndl.go.jp/node/37519

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