アーカイブ - 2019年 3月 - car

3月 27日

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「JPCOARオープンアクセスリポジトリ戦略2019~2021年度」を公開

2019年3月26日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、今後3年間の中期的な戦略として策定した「JPCOARオープンアクセスリポジトリ戦略2019~2021年度」の公開を発表しました。

機関リポジトリをめぐる国内外の状況を踏まえ、国内外の関係する団体、コミュニティと連携し、リポジトリによる知の発信システムを構築し、オープンアクセスのより一層の推進を目指すことをビジョンとしており、次の5つの戦略を掲げているほか、各戦略について具体的な活動計画と実施担当が示されています。

1. オープンサイエンスの推進に寄与するため、研究データの公開、流通に関する先導的な取組みを行う。
2. オープンアクセスを推進する学術情報流通の基盤を整備し、コンテンツの流通、活用を促進する。
3. オープンアクセスリポジトリを支えるコミュニティとしての機能を強化する。
4. オープンアクセス、オープンサイエンスの推進に対応できる人材育成を行う。
5. 協会の活動基盤を強化し、JPCOARのブランド力を高める。

韓国・富川市立図書館、育児関連図書やSNSで受け付けた住民の悩み・事情に応じた図書を紹介するYouTubeチャンネルを開設

韓国・京畿道の富川市立図書館が、図書を紹介することを目的としたYouTubeチャンネルを2019年3月15日に開設しました。

カカオトークで受け付けた住民の悩みや事情に応じて適切な本を紹介する「本の悩み相談所」や、児童書や育児をテーマに親の目線で児童書を調べて育児関連図書を紹介するコーナーといった2つのコーナーがあり、月2回提供される予定です。

市の担当者の説明によると、若者が読書の価値を認識する契機となることを目的としているとのことです。

韓国・唐津市立図書館、同市居住の妊産婦及び1歳未満の乳幼児のいる家庭等を対象とした図書宅配サービスを開始

韓国・忠清南道の唐津市立図書館は、2019年4月から、同市居住の妊娠7か月以上の妊産婦及び1歳未満の乳幼児のいる家庭等を対象に、図書宅配サービスを開始すると発表しました。

利用するには、妊産婦は本人確認書類及び母子手帳を、乳幼児の保護者は本人確認書類と住民登録票謄本を持参して図書館で申請する必要があります。場合によって、保健所・産婦人科・小児科・産後調理院も利用登録が可能です。

ウェブサイトや電話で申し込むことで、月2回1人10冊を20日間借りることが可能です。

豊後高田市(大分県)の地域拠点施設「田染交流館 蔵人」に「蔵人文庫」が開設

2019年3月24日、豊後高田市(大分県)の田染地区の地域拠点施設「田染交流館 蔵人」に「蔵人文庫」が開設されました。

地域の人の交流・憩いの場として、田染地域に移住してきた女性たちが中心となって立ち上げた図書館で、開設にあたっては、地域から本などが約4,000冊寄贈されました。

その他、レコードが聴けるオーディオ、囲碁・将棋盤・ボードゲームがあり、コーヒーやお茶、手づくりお菓子を楽しめる喫茶コーナも設けられています。

利用可能な時間は、水曜日(13時から16時)・土曜日(10時から16時)です。

地域の憩いの場『田染蔵人文庫』オープン!(豊後高田市,2019/3/25)
http://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_04665.html

大阪市立図書館、「あなたにこの本を!」選定図書リストをオープンデータとして公開

2019年3月26日、大阪市立図書館が、「あなたにこの本を!」選定図書リストをオープンデータとして公開しました。

「あなたにこの本を!」選定委員会(同館職員11名で構成)が、同館で受け入れた一般成人向け新刊図書から選んだ図書を紹介する、「月刊あなたにこの本を!」掲載の書誌情報と紹介文をCC BY4.0のもと公開するものです。

2015年1月号から2018年12月号までに紹介された図書が公開されています。

「あなたにこの本を!」選定図書リストのオープンデータ化開始(大阪市立図書館,2019/3/26)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jokp2tqrt-510#_510

あなたにこの本を!(大阪市立図書館)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=413

【イベント】埼玉県立文書館開館50周年&リニューアル記念シンポジウム(5/21・さいたま)

2019年5月21日、さいたま市の埼玉会館において、埼玉県立文書館開館50周年&リニューアル記念シンポジウムが開催されます。

同館が4月2日にリニューアルオープンすること、および、旧県立浦和図書館の増築部分に文書館が誕生して2019年度で50周年を迎えることを記念して行われるものです。

内容は以下の通りです。参加費は無料ですが、事前の申し込み(先着順350人)が必要です。

・記念講演
講師:国文学研究資料館長 ロバート キャンベル 氏
演題:「蔵の中には小宇宙 ~江戸から明治の“ふみくら”を開く~」

・パネルディスカッション
アーカイブズ(地域の歴史や文化の記録である資料)の魅力と文書館の役割について

パネリスト:
松沢裕作 氏(慶應義塾大学経済学部准教授)
森本祥子 氏(東京大学文書館准教授)
鈴木紀三雄 氏(行田市郷土博物館副館長)

島根県立図書館、運営方針及び活動計画「人づくり、地域づくりに資する知の拠点を目指して」を公開

島根県立図書館が、運営方針及び活動計画「人づくり、地域づくりに資する知の拠点を目指して」(2019年3月付)を公開しました。

島根県立図書館 お知らせ
http://www.library.pref.shimane.lg.jp/
※「「島根県立図書館 運営方針及び活動計画」を策定しました絵文字:NEW」とあります。

3月 26日

韓国国会図書館(NAL)、日本で収集した大韓民国臨時政府関係資料を国会記録保存所のウェブサイトで公開

2019年3月25日、韓国国会図書館(NAL)が、日本で収集した大韓民国臨時政府関係資料を、国会の記録情報を公開する国会記録保存所のウェブサイトで公開したと発表しています。

4月10日の大韓民国臨時議政院開院100周年を前に、外務省外交史料館・防衛省防衛研究所・国立国会図書館等で収集した資料20点を公開したものです。

4月には、台湾で収集し2月に公開した資料も含め、歴史的・学術的価値がある資料を選定した『大韓民国議会政治の開始、臨時議政院開院100周年記念解題集』を発行する予定です。

国会図書館 プレスリリース
http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※「265 국회도서관, 임시의정원 관련 일본 외무성, 방위성 소장 정보문서, 기밀문서 등 공개 2019-03-25(国会図書館,臨時議政院関連の日本外務省、防衛省所蔵の情報文書、機密文書等を公開)」とあります。

AltmetricとNatureがGoogleからデジタルニュースに関する研究助成を獲得 ジャーナリスティックな記事が現実世界に与えた影響に関するバッヂ・ダッシュボードの開発を計画

2019年3月21日、Digital Scienceは同社傘下のAltmetric社が、Springer Natureの雑誌"Nature"と共同で、”Google Digital News Innovation Fund”の研究助成を獲得したと発表しました。

この研究助成はGoogleがヨーロッパで行っている、デジタル時代のジャーナリズムを支援する活動の一部であるとのことです。AltmetricとNarureは共同で、ジャーナリスティックな記事が現実世界に与えた影響を追跡・整理したバッヂと、ダッシュボードを開発する計画を申請し、採択されたとしています。

Nature Index 2019日本補遺編公開 国際共著は増加しているものの、研究成果の減少を食い止めるには不十分

2019年3月20日、Springer NatureはNature Indexの2019年版・日本補遺編を公開しました。すべての論考・表等が無料で公開されています。

この補遺編は自然科学系の学術誌82タイトルに基づいたNature Indexのデータを用いてまとめられたもので、対象期間は2012年1月から2018年10月までとなっています。

プレスリリース等によれば、日本の論文数は減少しており、国際共著論文数は2014年から増加傾向にあるものの、論文数の減少を食い止めるには至っていないとされています。

Nature Index 2019 Japan
https://www.natureindex.com/supplements/nature-index-2019-japan/index

日本出版インフラセンター、日本国内で出版された書籍の検索サイト「Pub DB」を公開 Books.or.jpの後継

一般社団法人日本出版インフラセンターが、国内で発行された紙・電子書籍を検索できるサイト「Pub DB」を公開しました。同サイトは日本書籍出版協会の書籍情報検索サイト「Books.or.jp」の後継にあたります。

日本書籍出版協会のデータベースセンターは、日本出版インフラセンターの出版情報登録センターと2018年4月に組織統合されていました。この統合に伴い、2019年1月31日から両者のデータベースも統合され、新たに「出版書誌データベース」となっていました。Pub DBはこの出版書誌データベースに蓄積されたデータで、約230万点の書誌情報が含まれるとされています。また、Books.or.jpに存在した現在入手可能な書籍に限定する、という制限はなくなり、蓄積されている全書籍データが検索可能になったとのことです。

なお、URLについてはBooks.or.jpから変更されていません。

本の総合カタログ Pub DB 出版書誌データベース
https://www.books.or.jp/

日本図書館協会(JLA)目録委員会、「NCR2018年版エレメント・語彙等データ提供」ページを公開

2019年3月23日、日本図書館協会(JLA)目録委員会が、「NCR2018年版エレメント・語彙等データ提供」ページを公開しました。

『日本目録規則(NCR)2018年版』で規定している実体、エレメント、語彙のリストの用語、関連指示子を、簡易な機械可読データ(XLSX形式、CSV形式)で提供するページとして作成されたものです。同データはクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

NCR2018年版策定段階のパブリック・コメントにおいて、上記情報のLOD(Linked Open Data)での提供を求める意見があったものの、メタデータレジストリへの登録といった本格的な形はすぐには難しいため、簡易な形式で提供を行うものです。

神戸女子大学古典芸能研究センター、電子版和書目録に「江崎家旧蔵資料(謡本・注釈書)」のデータを追加

2019年3月25日、神戸女子大学古典芸能研究センターが、電子版和書目録に「江崎家旧蔵資料(謡本・注釈書)」のデータを追加したと発表しています。

蔵書検索
http://www.yg.kobe-wu.ac.jp/geinou/04-search.html
※電子版和書目録に「更新日:2019/3/25 四世竹本相生太夫旧蔵資料に続き、江崎家旧蔵資料(謡本・注釈書)のデータを追加。」とあります。

電子版和書目録
http://wasyo.yg.kobe-wu.ac.jp/

国立音楽大学附属図書館と立命館大学アート・リサーチセンター、国立音楽大学附属図書館「竹内道敬文庫デジタル・アーカイブ ー錦絵の部ー」を公開

2019年3月25日、国立音楽大学附属図書館と立命館大学アート・リサーチセンターが、国立音楽大学附属図書館「竹内道敬文庫デジタル・アーカイブ ー錦絵の部ー」を公開しました。

両機関の共同研究により作成されたもので、国立音楽大学附属図書館が所蔵する、三味線音楽を中心に錦絵・正本・番付を含む1万点を超すコレクション「竹内道敬文庫」内の錦絵700点余りをデジタル画像で閲覧できるようにしたものです。

今後も、公開する資料を順次増やしていく予定です。

「竹内道敬文庫デジタル・アーカイブ -錦絵の部-」を公開しました。(国立音楽大学附属図書館,2019/3/25)
https://www.lib.kunitachi.ac.jp/news/news.aspx#news_190325

3月 25日

東京大学総合図書館、同館が所蔵する英国の詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの直筆資料をデジタル化して公開

2019年3月20日、東京大学総合図書館は、同館が貴重図書として所蔵する英国の詩人パーシー・ビッシュ・シェリー(1792-1822)の直筆資料をデジタル化し、「Fragment of an Address to the Jews」のタイトルで公開したことを発表しています。

1923(大正12)年刊行の「シェリ研究」(『英文學研究』別冊第二, 東京帝國大學英文學會編)に掲載された本資料の関連論文についても、今回デジタル化され、併せて公開されています。

パーシー・ビッシュ・シェリーの手稿「Fragment of an Address to the Jews」の公開(東京大学総合図書館, 2019/3/20)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/news/20190320

兵庫県、県で保管している過去の映像や風景写真のアーカイブサイト「ヒョーゴアーカイブス」を公開

2019年3月20日、兵庫県は、県で保管している過去の映像や風景写真などを、県民とともに保存・活用し、未来に残していくアーカイブサイト「ヒョーゴアーカイブス」の公開を発表しました。

同県の広報戦略課で保管している昭和 30 年代以降の映像約50点、写真約200点が収録されています。また、2019年度以降も随時追加登録を予定しているとあります。

映像・写真提供サイト「ヒョーゴアーカイブス」を開設します!(兵庫県, 2019/3/20)
http://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20190320_2242.html

ヒョーゴアーカイブス
https://web.pref.hyogo.lg.jp/archives/index.html

国立情報学研究所(NII)、2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)に対応するための要件をまとめたガイドラインを公開

2019年3月25日、国立情報学研究所(NII)は、「CAT2020クライアントのためのガイドライン」の公開を発表しています。

2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)が2020年度から運用開始予定であることを踏まえ、現在NACSIS-CAT/ILLに接続している図書館システムが、CAT2020に対応するための要件をまとめています。

「CAT2020クライアントのためのガイドライン」の公開について(NII, 2019/3/25)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2019/03/cat2020.html

CAT2020クライアントのためのガイドライン(NII)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/system/guideline/guideline-cat2020.html

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、“Impactful Scholarship and Metrics Framework”の草案を公開

2019年3月21日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“Impactful Scholarship and Metrics Framework”の草案を公開しました。

現在の研究評価と影響力のある研究活動の間のギャップを解消するためにACRLの“Impactful Scholarship and Metrics Task Force”が策定したもので、6月3日までフィードバックを受け付けるとともに、ACRLの2019年大会においてもパネル・プレゼンテーションが開催されます。

Draft ACRL Impactful Scholarship and Metrics Framework Feedback(ACRL insider,2019/3/21)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/17454

米国議会図書館(LC)、将来にわたり保存すべき録音資料の2018年度分として25作品を追加

2019年3月20日、米国議会図書館(LC)が、将来にわたって保存すべき米国の録音資料を登録している“National Recording Registry”に、2018年度分として新たに加える作品25点を発表しました。

ロバート・F・ケネディによるキング牧師追悼演説(1968年)や、スポーツの試合やイベントでよく使われるニール・ダイアモンドの“Sweet Caroline”(1969年)などが選ばれています。

LCでは、録音資料保存法(National Recording Preservation Act)のもと、全米録音資料保存委員会(National Recording Preservation Board)の助言を受け、文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要で、発表から少なくとも10年以上が経過している録音資料25作品を毎年選んでおり、今回の登録により、登録資料が525点となりました。

北欧におけるオープンアクセス(OA)誌の状況(文献紹介)

2019年3月19日付けで、フィンランド・Hanken School of EconomicsのBo-Christer Björk氏による“Open access journal publishing in the Nordic countries”と題したLearned Publishing誌の記事が公開されています。記事では、北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)におけるオープンアクセス(OA)誌の状況についての調査結果が紹介されています。

要点として下記の点が挙げられています。

・調査で存在が判明した北欧のOA誌は437誌あり、これは北欧の学術誌全体の約3分の1である。
・上記OA誌のうち、OA誌のディレクトリであるDOAJに収録されているのは42%のみであり、また、現地語で刊行されたものは少ない。
・上記OA誌の39%はボーンデジタルであり、残りはある時点でOAに移行したものである。
・非営利のポータルの提供や、政府からの経済的支援、OAの認知度の向上が、北欧におけるOA誌増加を促進している。

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