アーカイブ - 2019年 3月 19日 - car

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英・Jisc、保存すべき研究データに関する調査レポート“What to Keep: A Jisc Research Data Study”を刊行

研究データに関する取組に携わっているJiscのチームによるブログ“Research Data and related topics”の2019年3月7日付け記事において、保存すべき研究データに関する調査レポート“What to Keep: A Jisc Research Data Study”の刊行が紹介されています。

研究データの増大・多様化に伴い、何を保存するかが問題となっていることを背景として、データ保持のためのユースケースや改善のための提案をまとめており、結論として、何を、なぜ保存するかだけでなく、保存先、保存場所、保存期間も考慮することが不可欠であるとしています。

Research data: To keep or not to keep? (Research Data and related topics, 2019/3/7)
https://researchdata.jiscinvolve.org/wp/2019/03/07/research-data-to-keep-or-not-to-keep/

NIIとWACREN、オープンサイエンス基盤の研究開発に関し覚書を締結

2019年3月15日、NIIは、西・中央アフリカ研究教育ネットワーク(West and Central African Research and Education Network:WACREN)とオープンサイエンス基盤の研究開発に関し覚書を締結したことを発表しました。

最初のプロジェクトでは、リポジトリと研究データ管理システム(RDM)の共同開発を開始するとしています。

NII and WACREN Sign a Memorandum of Understanding on R&D of Open Science Infrastructure(NII, 2019/3/15)
https://www.nii.ac.jp/en/news/release/2019/0315.html

奈良文化財研究所、都道府県別の発掘調査報告書総目録のうち高知県編及び島根県編を公開

2019年3月18日、奈良文化財研究所は、都道府県別の発掘調査報告書総目録のうち高知県編及び島根県編を公開したことを発表しました。

作成・公開にあたり工夫した点として以下を挙げています。

・地方公共団体文化財専門職職員と協同で作成することで網羅性を高めた
・地方公共団体発行の報告書に限らず、大学等の機関が発行した報告書も収録した
・CiNiiBooks と、国立国会図書館サーチに登録された書誌情報を同定した
・CiNiiBooks、国立国会図書館、奈文研図書システムの書誌 ID、全国遺跡報告総覧の ID をそれぞれ掲載し、重複のない総目録の管理番号を付与した
・EXCELデータも公開することで、再利用性を高めた

全国遺跡報告総覧:都道府県別の発掘調査報告書総目録 高知県・島根県編の公開(なぶんけんブログ, 2019/3/18)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/03/soumokuroku02.html

埼玉県立図書館、埼玉関係データベースを提供開始

2019年3月5日、埼玉県立図書館は「埼玉関係データベース」の提供開始を発表しています。

1943年4月から2009年12月までの「埼玉新聞」の埼玉に関する記事について見出しの言葉等で検索できる「埼玉新聞記事見出し」、同館が所蔵する埼玉県内の主要郷土研究雑誌及び紀要類の記事を検索できる「埼玉関係雑誌記事見出し」、埼玉県にゆかりのある人物について記述のある資料の書誌情報(同館所蔵資料のみ)を検索できる「埼玉関係人物文献」の3つのデータベースからなります。

図書館からのお知らせ(2019年)(埼玉県立図書館)
https://www.lib.pref.saitama.jp/information/2019/index.html
※3月5日付のお知らせに「埼玉関係データベースの提供開始について」とあります。

【イベント】映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』公開記念パネルディスカッション(4/9・東京)

2019年4月9日、日比谷図書文化館コンベンションホール(東京都千代田区)において、映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』公開記念パネルディスカッションが開催されます。

第一部では、ニューヨーク公共図書館(NYPL)渉外担当役員のキャリー・ウェルチ氏によるトークと映画の紹介、第二部ではNYPLを扱った著書『未来をつくる図書館~ニューヨークからの報告』の著者である菅谷明子氏らも交えてパネルディスカッションが行われます。

入場無料、事前申し込み要(先着順)です。パネルディスカッションのパネラー、モデレーターは次のとおりです。

○パネラー
キャリー・ウェルチ氏(ニューヨーク公共図書館渉外担当役員)
菅谷明子氏(在米ジャーナリスト、ハーバード大学ニーマン・ジャーナリズム財団役員)
田中久徳氏(国立国会図書館総務部部長)
越塚美加氏(学習院女子大学国際文化交流学部教授)

○モデレーター
野末俊比古氏(青山学院大学教育人間科学部教育学科教授)

英キングス・カレッジ・ロンドン、REF2021にAltmetricの機関向けサービスを利用

2019年3月13日、Altmetric社は、英キングス・カレッジ・ロンドンが、英国の研究評価制度REF(Research Excellence Framework)の2021年版の準備を進めるにあたって、同社の機関向けサービスAltmetric Explorer for Institutionsを利用すると発表しました。

REFでは評価の対象となる研究成果や、その社会的・経済的インパクトに関する事例等を評価される機関の側が準備し、提出する必要があります。キングス・カレッジ・ロンドンは機関の研究成果に関するオンラインアクティビティをモニターするためにAltmetric Explorer for Institutionsを利用するとのことです。

【イベント】日本アーカイブズ学会2019年度大会(4/20-21・東京)

2019年4月20日から21日にかけて、東京都豊島区の学習院大学目白キャンパスにおいて、日本アーカイブズ学会2019年度大会が開催されます

4月20日は会員のみ参加可能な総会の後、松岡資明氏(元日本経済新聞記者)による講演会「アーカイブズ取材で見えた日本の病理」が行われます。

4月21日は自由課題研究発表会、ポスター研究発表の後、大会企画研究会「社会が求めるアーカイブズ」が開催されます。

日本アーカイブズ学会2019年度大会開催概要(日本アーカイブズ学会)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=331

参考:
【イベント】日本アーカイブズ学会2018年度大会(4/21-22・東京)
Posted 2018年3月15日
http://current.ndl.go.jp/node/35648

日本出版取次協会、「中国地方・九州地方の輸送スケジュール変更について」を発表 書籍の発売日は従来より1日遅れに

一般社団法人日本出版取次協会は、2019年3月5日、ニュースリリースとして「中国地方・九州地方の輸送スケジュール変更について」を発表しました。

リリースによれば、東京から該当地域へのトラック幹線輸送は運行管理・労務管理上、法令違反の状態にあり、該当地域の輸送会社からの要請を受け、発売日を含む輸送スケジュールを変更せざるを得ないと判断した、ということです。

具体的には2019年4月1日以降、中国地方では雑誌・書籍とも発売日が従来より1日遅くなります。九州地方(沖縄県を除く)については一部の週刊誌の発売日が変更されるとともに、書籍は中国地方同様、発売日が1日遅くなるとのことです。

中国地方・九州地方の輸送スケジュール変更について(日本出版取次協会、2019/3/5付け)
http://www.torikyo.jp/topics/news-release/20190305/file.php

【イベント】日本学術会議公開シンポジウム「欧州一般データ保護規則(GDPR)に対する日本の学術界の対応」(3/27・東京)

2019年3月27日、東京都港区の日本学術会議講堂において、日本学術会議法学委員会と同「IT社会と法」分科会主催の公開シンポジウム「欧州一般データ保護規則(GDPR)に対する日本の学術界の対応」が開催されます。

2018年5月25日からEUにおいて、一般データ保護規則(GDPR)の適用が開始され、EU域内に限らず域外においても、一定の場合には対応が求められるようになっています。しかし同シンポジウム開催趣旨によれば、GDPRについて「企業向けの解説やマニュアルは多数現れているが、非営利組織向けのものはほとんどみかけない。そのため、国際的な研究活動や学術交流活動を行っている学術組織には、GDPRに対してどのように対応すべきかについてのとまどいもみられる」とされています。そこで、「GDPRの内容を正しく理解し、日本の学術界としてどのように対応することが適切であるかについて」、3人の専門家をパネリストとして公開シンポジウムを開催する、とのことです。

質疑時間は十分に確保されており、GDPRへの対応をめぐって漠然とした疑念や不安感をいだいている学協会・研究機関関係者の参加も歓迎する、とされています。

日本図書館情報学会、『図書館情報学用語辞典』第5版の新規項目執筆者を募集

2019年3月13日、日本図書館情報学会は、『図書館情報学用語辞典』第5版に追加される新規項目について、執筆者を受け付けるWebフォームを公開しました。

新規追加項目は「API」「BIBFRAME」「DDA」「FAIR原則」など48項目で、2019年5月9日まで執筆者の募集を受け付けるとのことです。

南アフリカ国立図書館(NLSA)、#1Lib1Refキャンペーンにあわせ、Wikipediaの記事に参照文献を付与するイベント“Citeathon”を実施(記事紹介)

南アフリカ国立図書館(NLSA)が、同館のプレトリア館で2019年2月5日に実施した、Wikipediaの記事に参照文献を付与するイベント“Citeathon”の実施報告記事を掲載しています。

同イベントは、1月15日から2月5日まで行われた、すべての図書館員が参照文献を一つWikipediaに追加するキャンペーン“#1Lib1Ref”にあわせ、NLSAが運営している図書館やナレッジマネジメントの専門家養成プログラムのなかで実施され、75の参照文献が追加されました。

報告記事によると、サハラ砂漠以南のアフリカ(Sub-Sahara)の研究者は、根拠となる参照文献に欠けたコンテンツもあることからWikipediaの使用を避ける傾向がある一方で、リソースが乏しいためにWikipediaは重要な情報源としても使われているとのことです。

National Library of South Africa Hosts Citeathon #1Lib1Ref(NLSA,2019/3/18)
http://www.nlsa.ac.za/?p=958

国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定等についての答申:カラフトナヨロ惣乙名文書(北海道大学附属図書館)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館)が重要文化財に指定へ

2019年3月18日、文化審議会が、3件の美術工芸品を国宝に、41件の美術工芸品を重要文化財に指定すること、2件の美術工芸品を登録有形文化財に登録することについて、文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。

重要文化財への指定が答申されたものには、カラフトナヨロ惣乙名文書(ヤエンコロアイヌ文書:北海道大学附属図書館所蔵)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等所蔵)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館所蔵)などが含まれています。

文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~(文化庁,2019/3/18)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1414437.html

【イベント】KU-ORCAS国際シンポジウム 「デジタルアーカイブと東アジア文化研究ー現状と課題ー」(3/27・吹田)

2019年3月27日、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスにおいて、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が主催する国際シンポジウム 「デジタルアーカイブと東アジア文化研究ー現状と課題ー」が開催されます。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です(当日参加も歓迎)。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明 藤田高夫氏(関西大学教授)

・発表
KIM HAYOUNG氏(韓国学中央研究院蔵書閣)

KAUN MATTHIAS氏(ベルリン国立国会図書館)

周欣平氏(カリフォルニア大学バークレー校図書館副館長)

青柳和仁氏(島根大学附属図書館)

学外研究者(高野山大学)

・ディスカッション

・閉会挨拶 内田慶市氏(関西大学教授)

バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)の「生命科学データベース横断検索」、検索対象に9件のデータベースを追加

2019年3月12日、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)が、「生命科学データベース横断検索」から、新たなデータベースが検索できるようになったと発表しています。

「小児慢性特定疾病情報センター」「国立循環器病研究センター 研究」「国立がん研究センターがん情報サービス」「国立がん研究センターがん情報サービス」「e-免疫.com」「循環器トライアルデータベース」「CiRA 研究活動」「広島大学デジタル自然史博物館(広島大学所蔵コケ標本データベース)」「RESOPS」「PSCDB」の9件です。

【横断検索】「生命科学データベース横断検索」から9件のDBが追加で検索できるようになりました。 (NBDC,2019/3/12)
https://biosciencedbc.jp/about-us/nbdc-news/1104-20190312-02

佐賀県立図書館、「佐賀県立図書館データベース」をリニューアル:パブリックドメインで公開・一部画像はIIIFに準拠

佐賀県立図書館が、2019年3月25日に「佐賀県立図書館データベース」をリニューアルすると発表しました。

2万8千点以上の歴史資料の画像をパブリックドメインとして公開するほか、古地図や絵図など一部の資料の画像はIIIFに準拠しています。

その他、スマートフォン・タブレット対応や、データベース間での横断検索等の利便性の向上もはかられています。

佐賀県立図書館データベースをリニューアルします(佐賀県,2019/3/18)
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00367556/index.html

参考:
佐賀県立図書館、「佐賀県立図書館データベース」(ベータ版)を公開
Posted 2012年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/20462