アーカイブ - 2019年 2月 4日 - car

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京都大学図書館機構、ハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを日英2バージョンで公開

京都大学図書館機構は、いわゆるハゲタカ出版に注意を促すリーフレットを、日本語版・英語版の2バージョンで公開しています。ハゲタカ出版とは論文投稿料を得ることだけを目的に、まともな査読をせずに論文を掲載する、雑誌や出版社を指します。

リーフレットでは、「ハゲタカジャーナル」の説明や、「ハゲタカジャーナル」への投稿によって発生しうる問題、「ハゲタカジャーナル」を見分ける特徴とホワイトリストなどが紹介されています。

【図書館機構】粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」に関する注意喚起について(京都大学図書館機構,2019/1/17)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380558

SPARC Europe、2018年の事業を振り返るレポート“2018 SPARC Europe Annual Report”を公開

2019年1月31日、SPARC Europeは、2018年の事業を振り返るレポート“2018 SPARC Europe Annual Report”を公開しました。

レポートでは、ヨーロッパにおけるオープンアクセス及びオープンサイエンスを支える政策策定に関してSPARC Europeが行った取組や、Plan Sへのサポート、発表した各種レポートの内容、SCOSSを通じたオープンサイエンス基盤構築への貢献等が紹介されています。

SPARC Europe’s 2018 Annual Report is released(SPARC Europe, 2019/1/31)
https://sparceurope.org/sparc-europes-2018-annual-report-is-released/

台湾国家図書館、台湾における2018年の図書出版動向に関する報告書を公表

2019年2月1日、台湾国家図書館は、台湾における2018年の図書出版動向に関する報告書「107年臺灣圖書出版現況及其趨勢分析報告」を公表しました。

同館のISBNセンターへの申請及びCIP(Cataloging in Publication)データの集計結果を基に、同館が毎年発表しているものです。

同館による報告書の概要紹介によると、2018年に図書を出版した出版者数は4,940、出版点数は39,114点で、いずれも前年に比べて減少しており、また、電子書籍のISBNを申請した図書は4,340タイトルで、全体の11.10%を占めています。

翻訳書は9,524タイトルで、全体の24.35%を占めており、そのうち日本からの翻訳が5,280タイトル(翻訳全体の55.44%)で最も多く、次いで米国の2,102タイトル(翻訳全体の22.07%)となっています。なお、翻訳書のテーマ分類のうち最多となっているのは「マンガ」の2,259タイトル(翻訳全体の23.72%)とあります。

それ以外にも、カテゴリー別出版図書数で例年1位であった「小説」類が3位となったこと、電子書籍の利用者人口が増加傾向にあること、電子書籍においてEPUBフォーマットが主流となっていること等が紹介されています。

筑前町立大刀洗平和記念館(福岡県)、企画展で夢野久作ら杉山家四代の軌跡を紹介:福岡県立図書館の資料も展示

筑前町立大刀洗平和記念館(福岡県)は、2019年2月2日から5月30日までの期間、杉山茂丸や夢野久作など杉山家四代の軌跡を紹介する企画展『民ヲ親ニス』を開催しています。

杉山家四代が遺した足跡について、当時の書簡・写真・原稿や書籍などを通じて紹介する内容であり、夢野久作の小説『ドグラ・マグラ』の原稿も展示されています。

同展を報じる西日本新聞の記事では、県立図書館などから展示品として書籍や手紙など約180点を集めたことが紹介されています。

熊本県立図書館、新たな運営基本方針等に関する意見を募集中

熊本県立図書館が、「熊本県立図書館の新たな運営基本方針(案)」及び「新たな運営基本方針を具現化するための中期行動計画(第1次)(案)」についての意見募集を発表しています。

募集期間は2019年2月1日から2月21日までとあります。

県立図書館の新たな運営基本方針等に関する意見募集(熊本県立図書館)
https://www2.library.pref.kumamoto.jp/?page_id=951

参考:
島根県立図書館、「島根県立図書館 運営方針及び活動計画」案への意見を募集中
Posted 2019年1月17日
http://current.ndl.go.jp/node/37396

日本博物館協会など6団体が連名で「美術の著作物等の展示に伴う複製等に関する著作権法第47条ガイドライン」を発表

2019年1月22日、公益財団法人日本博物館協会は、2019年1月1日に施行された著作権法の一部改正に伴い、「美術の著作物等の展示に伴う複製等に関する著作権法第47条ガイドライン」が策定されたことを発表しました。

2019年1月22日付けの策定であり、一般社団法人日本美術家連盟、一般社団法人日本美術著作権連合、一般社団法人日本写真著作権協会、公益財団法人日本博物館協会、全国美術館会議、一般社団法人日本書籍出版協会の連名で発表されています。

著作権法第47条に基づく美術の著作物等の利用に際しては、「必要と認められる限度」であり、「著作権者の利益を不当に害すること」がないことが前提とされていることを踏まえつつ、同条の規定を活用した画像データの利活用等、利用の円滑化を図るために、権利者、利用者の双方が認め得るガイドラインを策定したとしています。

【イベント】日本図書館研究会第347回研究例会「図書館が本を貸すから本が売れない?」(3/9・大阪)

2019年3月9日、大阪市立総合生涯学習センターにて、日本図書館研究会第347回研究例会「図書館が本を貸すから本が売れない?」が開催されます。発表者は立命館大学文学部の常世田良氏です。

開催概要によると、作家や出版流通の関係者による「図書館の貸出が本の売上を阻害している」という図書館への指摘について、冷静な議論を行うためには多様な統計的数値や実証的な知見が必要であるとしています。同研究会を通じて、問題の理解や齟齬の解消のために若干のデータ等の提供を行い、討議の機会を設けるとしています。

参加に事前申し込みは不要で、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。

第347回研究例会 図書館が本を貸すから本が売れない?(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2018/347invit.html

【イベント】日本図書館研究会第346回研究例会「図書館職のライフヒストリー誌を発行して10年:人物と仕事」(3/9・大阪)

2019年3月9日、大阪市立総合生涯学習センターにて、日本図書館研究会第346回研究例会「図書館職のライフヒストリー誌を発行して10年:人物と仕事」が開催されます。発表者は甲南大学の赤瀬美穂氏です。

開催案内によると、同研究会の図書館職の記録研究グループによる10年余りの研究活動の成果について、発行物を参加者に手にとってもらいつつ報告するとしています。同研究グループは、図書館職員当事者が図書館職の仕事について書き下ろすという手法を取っており、「私と図書館」シリーズ8冊と図書館職の記録の書誌1冊を発行しています。

参加に事前申し込みは不要で、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。

第346回研究例会 図書館職のライフヒストリー誌を発行して10年:人物と仕事(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2018/346invit.html