アーカイブ - 2019年 1月 - car

1月 31日

ロマの文化・芸術に関するデジタルアーカイブ“RomArchive”が公開される

ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレ(Deutsche Welle)は、2019年1月24日付け記事において、ロマの文化・芸術に関するデジタルアーカイブ“RomArchive”が同日に公開されたことを報じています。

記事中では、写真、テキスト、映像、音声を含む5,000のコンテンツがコレクションに含まれていること、ドイツ語、英語、ロマ語で利用可能であること、ドイツ連邦政府文化財団が“RomArchive”の最大のスポンサーであること等が紹介されています。

A new digital archive of the Roma reflects diverse cultures(Deutsche Welle, 2019/1/24)
https://www.dw.com/en/a-new-digital-archive-of-the-roma-reflects-diverse-cultures/a-47208910

【イベント】人文社会系分野における研究評価シンポジウム~シーズからニーズへ~(2/15・東京)

2019年2月15日、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)において、筑波大学URA研究戦略推進室が主催するシンポジウム「人文社会系分野における研究評価シンポジウム~シーズからニーズへ~」が開催されます。

人文社会系分野のニーズにあった研究評価指標について、評価される側、評価する側双方の観点から、出版社も交えて議論する内容です。

参加費無料、定員100名(先着順)であり、事前の申込みが必要です。

主なプログラムは次のとおりです。

○講演
・iMD: 新たな学術誌評価指標の提案
池田潤氏(筑波大学学長補佐室長、人文社会系・教授)

・人文学の研究はどのようにすれば「見える」のか:人間文化研究機構の取り組みを通じて
後藤真氏(人間文化研究機構、国立歴史民俗博物館研究部・准教授)

国立国会図書館(NDL)、1クリック検索「近代日本人の著作・音源(出身都道府県ごと)」を公開

2019年1月31日、国立国会図書館(NDL)は、1クリック検索「近代日本人の著作・音源(出身都道府県ごと)」を公開しました。

国立国会図書館デジタルコレクションで提供している近代日本人の著作、関係文書、音源等の資料について、出身都道府県ごとの一覧から1クリックで検索できるようにしたものです。

2019年1月31日 1クリック検索「近代日本人の著作・音源(出身都道府県ごと)」を公開しました(NDL, 2019/1/31)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190131_01.html

近代日本人の著作・音源(出身都道府県ごと)(NDL)
http://dl.ndl.go.jp/ja/figures.html

欧州の研究者らを代表する3団体が連名でPlan Sの実現にかかる手引きに対するコメントを発表

2019年1月28日、欧州の研究者らを代表する団体である、博士課程学生及び若手研究者の欧州協会(European Council of Doctoral Candidates and Junior Researchers:Eurodoc)、マリー・キュリー同窓会(Marie Curie Alumni Association:MCAA)、欧州若手アカデミー(Young Academy of Europe:YAE)が連名でPlan Sの実現にかかる手引きに対するコメントを発表しました。

今回のコメントは、2018年9月24日に同じく3団体連名で発表されたPlan Sに対する声明 “Joint Statement on Open Access for Researchers via Plan S”をベースとしたものであり、欧州の研究者の視点から、Plan Sの実現方法をより現実的なものとすることを目的としています。

コメントでは、研究機関や助成機関に対し研究者評価システムの見直しと「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)の履行などを求めるとともに、cOAlition Sに対し次のような内容を促しています。

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関するウィキペディアエディタソン(記事紹介)

2019年1月26日にニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関する記事を編集するウィキペディアエディタソンについて、同館の1月30日付のブロクで紹介されています。

同館では、研究図書館員が同国のマンガに関する資料を提供し、同館のカメラマンがウィキペディアに掲載する漫画家の顔写真の撮影を行ないました。

実施にあたっては、ウィキペディアの編集者が男性・米国人が中心でそのことがウィキペディアに影響していることから、同国の漫画家、特に女性の漫画家に焦点をあてて行なわれています。

成果としては、6記事が新たに公開されたほか、22記事の改善が行われ、その他、Wikidataに12アイテムが作成・追加されました。

開催日以降も記事の追加が続いています。

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、学校図書館調査の結果を発表

2019年1月30日、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)は、同館の学校向けサービス部局とニュージーランド学校図書館協会(SLANZA)・ニュージーランド図書館協会(LIANZA)が2018年5月に共同で実施した学校図書館調査の結果“School libraries and school library services in New Zealand Aotearoa”を発表しました。

調査の主な知見として以下があげられています。

・学校図書館の運営管理は国内で大きなばらつきがあり、特に異なる学校種別では、技術面、環境面、職員の能力といった面で大きな差がある。
・全種別の学校図書館が、保護者、家族、学校や、コミュニティとより深くかかわりたいと望んでいる。
・学校図書館の役割や意義に関する質問では、リテラシーの向上支援、カリキュラムを横断する学習、児童・生徒の福祉、といった点が広く支持されている。

「日本古典籍データセット」「日本古典籍くずし字データセット」の収録データが拡充

2019年1月30日、「日本古典籍データセット」「日本古典籍くずし字データセット」の収録データが拡充されたことが発表されています。

「日本古典籍データセット」は、国文学研究資料館所蔵の重要文化財『春日懐紙』を含め、点数が1,767点から3,126点、コマ数が32万9,702コマから60万9,631コマへと約1.8倍増加しました。

また「日本古典籍くずし字データセット」も、国立国語研究所・味の素食の文化センター所蔵資料を含む13作品を追加することで、文字種が3,999種から4,645種、文字数が40万3,242点から68万4,165点へと約1.7倍増加しました。

日本古典籍データセット(人文学オープンデータ共同利用センター)
http://codh.rois.ac.jp/pmjt/
※更新情報欄に「2019-01-30 日本古典籍データセットに書籍データを追加し、点数が1,767→3,126、コマ数が329,702→609,631(約1.8倍)に増えました。」とあります。

東京大学史料編纂所、「古記録フルテキストデータベース」に『実躬卿記』三巻のデータを追加

2019年1月30日、東京大学史料編纂所が、「古記録フルテキストデータベース」に、鎌倉後期の公卿・三条実躬の日記『実躬卿記』三巻のデータを追加したと発表しています。

@UTokyo_HI(Twittter,2019/01/30)
https://twitter.com/UTokyo_HI/status/1090500516105281538

1月 30日

Canadiana Collectionsの収録コンテンツ6,000万ページ超が無料で利用可能に

カナダの大学コミュニティに関するニュースサイトUniversity Affairsは、2019年1月21日付けの記事において、カナダの記録遺産のデジタルアーカイブであるCanadiana Collectionsに収録されている6,000万ページを超えるコンテンツが無料で利用可能となったことを紹介しています。

Canadianaを運営している、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)による2018年11月15日付けのニュースでも、2018年4月に行われたCRKNとCanadiana.orgの統合の成果として、これまで有料であったCanadiana Collectionsのコンテンツ利用が2019年1月1日から無料となることが発表されていました。

なお、CRKNは、2018年12月14日付けのニュースにおいて、Canadiana Collections収録の一部コンテンツについてMARCレコードのセットを公開したことも発表しています。

【イベント】同志社大学図書館司書課程主催イベント「夢枕獏 with 小峯隆生トークショー「氷室冴子と平安物語を語る」」(2/17・京都)

2019年2月17日、同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区)において、2018年度同志社大学図書館司書課程主催イベント「夢枕獏 with 小峯隆生トークショー「氷室冴子と平安物語を語る」」が開催されます。

平安時代の宮廷貴族社会を舞台にした『なんて素敵にジャパネスク』の著者でもある小説家の故・氷室冴子氏と平安物語について、作家・夢枕獏氏と、オールナイトニッポンの元パーソナリティでもある小峯隆生氏によるトークが行われます。

入場無料、定員280名(先着)です。事前参加申し込みは不要であるものの、参加者多数の場合には事前にメールでの申込みを行った方を優先的に案内する、としています。

なお、本トークショーは京都市中央図書館(京都市中京区)で2019年2月14日から3月14日まで開催される「なんて素敵な氷室冴子展」、京都アスニー(京都市中京区)で2019年2月21日に行われる「なんて素敵な氷室冴子展トークショー・講演会」とは直接の関わりはないものの、同展実行委員会の中核を同志社大学図書館情報学研究室の院生・教員が担当していることもあり、ゆるやかな連携関係を持つとあります。

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ収録の谷村文庫265タイトルに国文学研究資料館蔵書印データベースへのリンクを掲載:蔵書印の詳細情報が参照できるように

2019年1月29日、京都大学図書館機構は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに収録されている谷村文庫265タイトルに国文学研究資料館蔵書印データベースへのリンクを掲載したことを発表しました。

国文学研究資料館蔵書印データベースでは、蔵書印文、印文文字数など様々な方法による蔵書印の検索機能が提供されており、谷村文庫の蔵書印も収録されています。

今回のリンク付与により、谷村文庫の資料に押印されている蔵書印の詳細な情報を参照できるようにしたとあります。

なお、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに掲載されている解説によれば、谷村文庫とは、藤本ビルブローカ銀行取締役会長故谷村一太郎氏が収集した旧蔵本であり、和漢の稀覯書が多く含まれています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 谷村文庫265タイトルから国文学研究資料館蔵書印データベースへリンクしました(京都大学図書館機構, 2019/1/29)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380728

京都大学図書館機構、『金石集帖・續帖』など1,443タイトルを京都大学貴重資料デジタルアーカイブで追加公開:一部資料に翻刻テキスト・解説も追加

2019年1月29日、京都大学図書館機構は、『金石集帖・續帖』など1,443タイトルを京都大学貴重資料デジタルアーカイブで新たに公開したと発表しています。

新たに公開されたのは、朝鮮半島の碑文の拓本集『金石集帖・續帖』219タイトル、河合文庫から文書850タイトル、『京都大学所蔵近代教育掛図』356タイトル等です。

また、「維新特別資料文庫」や「奈良絵本コレクション」などに翻刻テキストや解説を追加したとしています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 『金石集帖・續帖』など1,443タイトルを新しく公開しました(京都大学図書館機構, 2019/1/29)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380731

韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館、障害者のための図書館資料無料郵送貸出サービスの対象を全ての登録障害者・国家有功傷痍者・長期療養者に拡大すると発表

2019年1月30日、韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館が、障害者のための図書館資料無料配達サービス「책나래서비스」(本の翼サービス)の対象を、等級による制限をなくし、2月1日から、全ての保健福祉部の登録障害者・国家報勲処の登録国家有功傷痍者・国民健康保険公団の認定長期療養対象者に拡大すると発表しました。

今回のサービス拡大により、対象者が約268万人から約324万人へと約56万人増加するとしています。

宝達志水町立図書館(石川県)、本を4回借りると地元商工会のポイントカード引換券がもらえる企画を実施中

石川県の宝達志水町立図書館が、2019年1月と2月、同館または移動図書館車で4回本を借りた人が申請すると、地元商工会のポイントカード「ほっぴーさんカード」の50ポイント分の引換券がもらえる企画を実施中です。

本を借りてほっぴーさんカードのポイントがもらえます!. 広報宝達志水, 2019, (167), p. 26.
http://www.hodatsushimizu.jp/open_imgs/info/0000020366.pdf

ほっぴーさんカード
http://hoppy-stamp.net/

参考:
上山市立図書館(山形県)による本を借りると商店で割引を受けられる事業が拡大:総合こどもセンター・高齢者サロンの利用でもサービス券を発券
Posted 2018年11月28日
http://current.ndl.go.jp/node/37112

日本ユネスコ国内委員会、「平成31(2019)年度 政府開発援助ユネスコ活動費補助金(持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献するユネスコ活動の普及・発展のための交流・協力事業)」の公募開始を発表

2019年1月29日、日本ユネスコ国内委員会が、「平成31(2019)年度 政府開発援助ユネスコ活動費補助金(持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献するユネスコ活動の普及・発展のための交流・協力事業)」の公募を開始したことを発表しています。

補助対象事業は、国際交流・協力(開発途上国および先進国のいずれか又はその両方を対象とする)事業によりSDGsの達成に具体的に貢献する事業とし、日本が推進するユネスコ活動に密接に関連する事業((1) 教育協力事業・(2) 科学協力事業・(3) 文化協力事業・(4) 連携協力事業)の推進に寄与するもので、直接又は間接に営利を目的としないものです。

また、応募事業は、「2014年~2021年ユネスコ中期戦略」との関連性を明確にし、必要に応じてユネスコ本部又は地域事務所等と連携を図った上で、SDGsのゴール・ターゲットの達成にどのように貢献するかを明確にした上で実施するとともに、SDGs達成への具体的貢献が成果として求められます。

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)・SPARC、学術コミュニケーションサービスの7つの優れた実務指針を公表

2019年1月29日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とSPARCは、共同で開発した実務指針“Good Practice Principles for Scholarly Communication Services”を公表しました

学術コミュニケーションに関するサービスの透明性開放性や、学術支援を保証することが目的とされており、利用者がどのサービスを採用するかであったり、サービス提供者が業務を改善するにあたって利用できるとしています。

Good Practice Principles for Scholarly Communication Services(COAR,2019/1/29)
https://www.coar-repositories.org/news-media/good-practice-principles-for-scholarly-communication-services/

1月 29日

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ収録の同大学理学研究科所蔵資料の電子化画像が自由に利用できるようになったことを発表

2019年1月29日、京都大学図書館機構は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブでインターネット公開されている、同大学大学院理学研究科各図書室及び理学部中央図書室所蔵の電子化画像が自由に利用できるようになったことを発表しました。

同室が提供する画像データであることを明示すること、加工・変形等の操作を行った場合はその旨を明示することなどの条件を満たす場合に、利用申請や利用料の支払をすることなく二次利用が可能となります。

同大学の大学院理学研究科では、オープンアクセス推進事業の一環として貴重資料等の一次資料の電子化と公開・流通を推進しており、より円滑な電子化画像の利用を促進するために新しく内規を制定したことにより、今回の自由利用が可能になったとあります。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 理学研究科所蔵資料の電子化画像が自由に利用できるようになりました(京都大学図書館機構, 2019/1/29)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1380719

Association of University Presses(AUPresses)、ブラジル国立博物館の火災で資料が失われた図書館に図書を寄贈

2019年1月28日、世界各国の140あまりの大学出版局が参加するAssociation of University Presses(AUPresses)は、図書の寄贈を通じて、2018年9月の火災で失われたブラジル国立博物館の図書館の再建を支援すると発表しました。

報道によると、ブラジル国立博物館の所蔵資料50万冊の図書館は別館にあったため火災を免れました。しかし、ブラジルおよびラテンアメリカの文化人類学において重要な、Francisca Keller Libraryの4万点以上の資料が今回の火災により失われました。

同協会では、北米、西インド諸島、欧州、オーストラリアの50以上の会員が協力し、図書館の目録に基づいて、失われた資料のうち各出版局が発行する入手可能な図書を寄贈する手配を進めています。火災以前のコレクションには含まれていなかった、関連する主題の資料についても寄贈する準備を行っています。寄贈図書は既に2,000冊以上が同館に到着しており、さらに4,000冊以上が現在輸送中とのことです。同協会のウェブサイトによると、2019年末までに火災以前と同規模の蔵書数になるようにし、2019年3月末に新たな建物が完成予定で6月までに図書館機能を復活させたいと同館関係者が述べています。

千葉大学附属図書館、千葉大学学術成果リポジトリで公開している「萩庭植物標本画像データ」約5万点にDOIを付与

2019年1月29日、千葉大学附属図書館が、千葉大学学術成果リポジトリCURATORで公開している「萩庭植物標本画像データ」51,819点にDOIを付与したことを発表しています。

国立科学博物館の「標本・資料統合データベース」からのDOIを介してリンクの準備や、IIIFに準拠した画像の「千葉大学学術リソースコレクション c-arc」からの公開予定についても発表されています。

萩庭植物標本画像データ約5万点にDOIを付与しました(千葉大学附属図書館,2019/1/29)
https://www.ll.chiba-u.jp/topics/2018/topics_20190122_curator.html

CURATOR
http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/
※「萩庭植物標本画像データベースの標本写真51,819点へDOIを付与しました(2019.1.17)」とあります。

米・ITHAKA S+R、図書館における書籍の購入傾向分析の最終報告書を公表

2019年1月29日、米・ITHAKA S+Rが、図書館における書籍の購入傾向分析に関する最終報告書”Library Acquisition Patterns”を公表しました。

この分析はアメリカの大学図書館委おける書籍購入の現状を明らかにすることを目的に、Andrew W. Mellon財団の支援を受けて行われたもので、Ex Librisの統合図書館システムAlmaと、OCLCのWorldShare Management Servicesからデータ提供を受けています。2018年7月にはこのうちWorldShare Management Servicesのデータ分析結果が予備調査報告書として公開されていました。

今回の最終報告書は米国の124大学における2017年度の購入書籍分析と、51大学における、主な出版者および大学出版局が刊行した書籍・電子書籍に限定した、2014~2017年度の傾向変化分析の2部から構成されています。このうち2017年度の購入書籍分析からは、以下のようなことが明らかになりました。

・2017年の平均資料費は361万ドルで、平均4,750種類の紙の書籍と345種類の電子書籍を購入していた

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