アーカイブ - 2018年 7月 - car

7月 23日

英・ウェルカム・トラストとSpringer Nature社、研究者の研究データ公開を支援するサービスの試行を開始

2018年7月12日、英・ウェルカム・トラストとSpringer Nature社は共同で、研究者が研究データを公開することを支援するパイロット事業を行なうと発表しています。

同事業は6か月から12か月の期間の実施を予定しており、ウェルカム・トラストから助成を受けた研究者が、Springer Nature社の研究データ支援(Research Data Support)サービスを利用して研究データを公開する費用を先着順で支援するものです。

公開した研究データは、査読誌に投稿もしくは出版された論文に関連付けることが可能で、研究データはSpringer Nature社の雑誌で公開された論文に限定されません。研究データはCCコモンズライセンスのもと公開・管理されます。

また、ウェルカム・トラストの出版プラットフォームであるWellcome Open Researchで成果を発表する研究者は、投稿システムを経由して、研究データ支援サービスの利用オプションを使用することができます。

米・ITHAKA S+R、図書館における書籍の購入傾向を分析した予備調査報告書を公開

2018年7月19日、米・ITHAKA S+Rが、図書館における書籍の購入傾向を分析した予備調査報告書“Library Acquisition Patterns: A Preliminary Report with Data From OCLC’s WorldShare Management Services”を公開しました。

販売業者の売上高に関する情報が不十分であることから、図書館の収集業務の現状を、統合図書館システム(ILS)内のメタデータを基に分析を試みたもので、OCLCのWorldShare Management Servicesを利用している54の図書館が2017年度に購入した約18万冊の書籍のデータを分析しています。

大洲市立博物館(愛媛県)、特別講習会「水に浸かった写真を捨てないで ~誰でも、簡単に出来る水損写真の応急処置~」を開催

愛媛県の大洲市立博物館が、2018年7月29日、同市の社会教育センターにおいて、特別講習会「水に浸かった写真を捨てないで~誰でも、簡単に出来る水損写真の応急処置~」を開催します。

愛媛資料ネット、宮崎歴史資料ネットワークの協力を得て開催されるもので、「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた写真や写真アルバムの応急処置方法を学ぶための講習会です。

@ozu.museum(Facebook,2018/7/23)
https://ja-jp.facebook.com/ozu.museum/posts/1923187397740275

参考:
愛媛資料ネット、「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた資料の修復作業を開始
Posted 2018年7月12日
http://current.ndl.go.jp/node/36315

文部科学省、都道府県及び指定都市の教育委員会教育長宛に「第3期教育振興基本計画を踏まえた,新学習指導要領実施に向けての学校のICT環境整備の推進について(通知)」を発出

文部科学省が、2018年7月12日付けで、都道府県及び指定都市の教育委員会教育長宛に生涯学習政策局長・初等中等教育局長名の「第3期教育振興基本計画を踏まえた,新学習指導要領実施に向けての学校のICT環境整備の推進について(通知)」を発出しています(30文科生第286号)。

第3期教育振興基本計画を踏まえた,新学習指導要領実施に向けての学校のICT環境整備の推進について(通知)(文部科学省,2018/7/12)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1407394.htm

参考:
文部科学省、「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 最終まとめ」を公表
Posted 2017年8月4日
http://current.ndl.go.jp/node/34477

倉敷市立真備図書館・倉敷市真備歴史民俗資料館(岡山県)で水損資料への応急処置が実施される

各種報道によると、平成30年7月豪雨により被害を受けた岡山県の倉敷市立真備図書館・倉敷市真備歴史民俗資料館で、岡山史料ネットにより、水損資料への応急処置が実施されたとのことです。

報道によると、水損被害を受けた、図書館の公文書・旧真備町の航空写真、真備歴史民俗資料館の古文書などに応急処置が施されたとのことです。

@sanyo_news(Twitter,2018/7/21)
https://twitter.com/sanyo_news/status/1020664965122777088

泥水につかった図書館の公文書洗う 岡山 倉敷 真備町(NHK NEWS WEB,2018/7/21)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180721/k10011542891000.html

特定非営利活動法人映画保存協会、平成30年7月豪雨で被害を受けた8mmフィルムやビデオテープの洗浄について相談を受け付け

2018年7月9日、特定非営利活動法人映画保存協会が、平成30年7月豪雨で被害を受けた8mmフィルムやビデオテープの洗浄について相談を受け付けると発表しています。

[災害対策部]西日本豪雨の被害について(映画保存協会,2018/7/9)
http://filmpres.org/whatsnew/9436/

7月 20日

米国学校図書館員協会(AASL)、検閲やLGBTQ+資料に関する問題に対処する学校図書館員を支援するためのガイドを公開

2018年7月19日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)が、検閲や利用者のプライバシー、特にLGBTQ+の資料への異議申し立ての問題に取り組む学校図書館員を支援するためのリソースガイド“Defending Intellectual Freedom LGBTQ+ Materials in School Libraries”を公開しました。

AASLが策定した基準を枠組みとして利用し、学校図書館員が、自分自身や、コレクション中のLGBTQ+資料を守るための方法をまとめたものとなっています。

また、学校図書館員自身が自身の偏見を探り、コレクションの開発やコレクションを守るための実践を見つけるために参照する際に役立つようになってます。

韓国国立中央図書館(NLK)、改装工事を終えた3階・4階を7月24日にリニューアルオープン

2018年7月20日、韓国国立中央図書館(NLK)が、改装工事を終えた3階・4階を7月24日にリニューアルオープンすると発表しました。

老朽化施設の改修に加え、利用者のニーズにこたえるため、学術研究活動支援のための研究情報サービス空間の新設やワンストップでの資料提供を可能とする図書資料室への改装が行われました。

3階には逐次刊行物室があり、雑誌・新聞・政府刊行物が備えられているほか、書庫資料の申込・利用が可能です。また、研究情報室には研究者が利用できる資料と専用の席が置かれています。

4階の図書資料室には刊行6か月以内の新刊本があるほか、こちらでも書庫資料の申込・利用が可能です。このほか、コンピューター等による音を気にすることなく静かに資料が利用できるスペースも設けられました。

その他、これまで1階までしか敷設されていなかった書庫資料の搬送設備を5階まで延長したほか、Wi-Fiの設置、デジタル化資料利用席・ノートパソコン利用席の増設、司書との1対1での相談スペースの設置等も行われています。

2018年9月には、文学室・常設展示館・総合案内サービス・書店・カフェ・利用者用コミュニティスペースを備える1階と2階のリニューアルオープンが予定されています。

山梨盲ろう教育資料電子化事業実行委員会、「山梨盲ろう教育資料電子化事業」への募金を呼びかけ

山梨県立盲学校の元校長らを発起人とする団体・山梨盲ろう教育資料電子化事業実行委員会が、「山梨盲ろう教育資料電子化事業」への募金を呼びかけています。

現在、経年劣化により損傷が激しい、山梨県立盲学校が所蔵する同校で行われた教育実践に関する資料2,250点(紙資料・指導中の映像・音声・写真、立体模型の教材等)の保存のための電子化の取組が行われており、墨字の資料に関しては、早稲田大学教授藤本浩志氏等による先天盲ろう児教育資料電子化プロジェクトにより電子化・データベース化していくことになっています。

一方で、点字の教材、点字の資料、録音・映像資料、立体模型教材の電子化のめどが立っていないことから、そのための募金を呼びかけるものです。

@yamanashimourou(Facebook,2018/6/24)
https://www.facebook.com/yamanashimourou/posts/250308808886619

山陰歴史資料ネットワーク、美郷町(島根県)で水損資料の応急処置を実施

2018年7月19日、山陰歴史資料ネットワーク(山陰史料ネット)が、島根県美郷町で水損資料の応急処置を実施したと発表しています。

石見銀山領に関する古文書約100点の処置を終えたとのことです。

@sanin.siryou.net(Facebook,2018/7/19)
https://www.facebook.com/sanin.siryou.net/posts/1043904525764814

広島市立中央図書館、「記憶の解凍」ワークショップを開催:「ヒロシマ・アーカイブ」及び人工知能を使った「白黒写真のカラー化」の体験

2018年8月8日、広島市立中央図書館が、「記憶の解凍」ワークショップを開催します。

同館で7月7日から8月31日まで行われている平成30年度被爆体験継承事業企画展「ヒロシマを記録し伝えた人たちー未来への伝言ー」の関連行事で、企画展で展示されている「ヒロシマ・アーカイブ」の製作に携わった東京大学大学院の渡邉英徳教授を講師に、「ヒロシマ・アーカイブ」の体験と、専用ソフトを使った広島の白黒写真のカラー化を体験するものです。

参加者は、スマートフォンかタブレット端末、戦前から戦後の広島の白黒写真を持参することとなっています(端末類や写真がない人も参加可能とのことです)。

対象は小学生以上で、定員は20人(要申込・先着順)です。

平成30年度被爆体験継承事業 ワークショップ「記憶の解凍」―「ヒロシマ・アーカイブ」・人工知能を使った「白黒写真のカラー化」(広島市立中央図書館,2018/7/20)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/chuou/2018/07/1573.html

国際図書館連盟(IFLA)、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館を発表:中国・佛山市図書館(Foshan Library)

2017年7月19日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2018」の受賞館に、中国広東省の佛山市図書館(Foshan Library)を選んだと発表しています。

同館による、建物周辺の緑豊かな環境、建物の環境にやさしいデザインや運営、環境保護に関するアドヴォカシー活動が評価されています。

その他、上位入賞5館も以下の通り発表されています。

ヨージェフ・アティッラ郡・市図書館(ハンガリー・タタバーニャ)

Biblioteca Comunala Sirna(ルーマニア・プラホヴァ県)

ザグレブ国立・大学図書館(クロアチア・ザグレブ)

イラン国立図書館・公文書館(イラン・テヘラン)

ユナイテッドステイツ国際大学アフリカ校図書館(ケニア・ナイロビ)

カタール国立図書館(QNL)、アラブ地域の文書遺産を所蔵する図書館を支援する共同プロジェクトの実施に関しユネスコ(UNESCO)と合意

2018年7月19日、カタール国立図書館(QNL)が、ユネスコ(UNESCO)と「アラブ地域の文書遺産図書館の支援」(Supporting Documentary Heritage Libraries in the Arab Region)に関する共同プロジェクトの実施に関し合意したと発表しています。

同プロジェクトは、アラブ地域の消滅・破損の恐れがある文書遺産の保存に関する両機関の既存の取組を強化するもので、18か月間かけて、アラブ地域の全ての国の文書遺産をマッピングして職員の能力開発や追加支援が必要な地域が特定されます。また、能力開発訓練のためにセッションや危険な状態の国において文書遺産保護を行なっている人のためのワークショップの実施、緊急事態時の文書遺産の予防のための保全に関するガイダンスの提供なども行われます。

群馬県立図書館・群馬県選挙管理委員会、「図書館こども選挙」を実施:最も票を得たゆるキャラの図書館改善のための公約を実現

2018年7月26日、群馬県立図書館と群馬県選挙管理委員会が連携し、同日実施される「図書館こどもまつり」において「図書館こども選挙」を実施します。

未就学児及び小学生の親子が対象で、3つのゆるキャラ(ぐんまちゃん・ころとん・めいすいくん)が候補者として図書館をよりよくするための公約を掲げ選挙戦を行ない、最も票を得たゆるキャラの公約を実現する企画です。

当選者の公約を実際に実現することで、選挙や政治、民主主義の意義を子どもに理解してもらうことが実施目的としています。

当日は、実際の選挙で使われる投票箱や記載台を設置するほか、選挙公報の配付・選挙ポスターの掲示・候補者(ゆるキャラ)による呼びかけ等を行ない、開票作業も子どもと一緒に行われます。

親子向け選挙啓発事業群馬県立図書館「図書館こども選挙」の実施について(選挙管理委員会)(群馬県,2018/7/19)
http://www.pref.gunma.jp/houdou/u02g_00016.html

7月 19日

【イベント】第4回日本語の歴史的典籍国際研究集会(7/27-28・立川)

2018年7月27日から28日にかけて、東京都立川市の国文学研究資料館で、同館による第4回日本語の歴史的典籍国際研究集会が開催されます。入場は無料で、聴講も自由です。同会はライブ配信が予定されています。

プログラムは以下の通りです。

●7月27日
・基調講演 「聖語論(ヒエログロシア)から見た道元禅師の和漢言説」
・パネル1 「津軽デジタル風土記 ナビゲーションからコミュニケーションへ」

●7月28日
・パネル2 「比較書誌学の観点による日本古典籍の特質と問題」
・研究報告 「画像解析技術の進展と歴史的典籍への展開」
・パネル3 「古典芸能における身体―ことばと絵画から立ち上がるもの―」
・パネル4 「漢文化圏におけるデジタル化:東アジアの漢文系データベースと人文学研究の最前線」

特定非営利法人おもいでかえる、平成30年7月豪雨で水損被害を受けた写真・アルバムの洗浄を受入

水損被害を受けた写真の洗浄や、東日本大震災による津波で被災した写真等の返却活動等を行なっている特定非営利法人おもいでかえるが、平成30年7月豪雨で水損被害を受けた写真・アルバムの洗浄を受入れています。

水洗いなどはせず、泥だらけのままビニール袋に入れ、段ボールに詰めて発送すれば、残っている画像をできる限り残して洗浄し、返却するとしています。作業料金は無料です。

被災した写真・アルバムを受け入れます!(おもいでかえる,2018/7/11)
https://ameblo.jp/omoide-kaeru/entry-12390298782.html

7/17(火)活動報告(おもいでかえる,2018/7/17)
https://ameblo.jp/omoide-kaeru/entry-12391439634.html
※岡山県から届いた水損被害を受けた写真・アルバムの修復作業の様子が紹介されています。

Knowledge Unlatched(KU)、複数のプラットフォーム上で公開されているオープンアクセス(OA)の電子書籍の利用統計を集約するツールの開発を発表

2018年7月17日、Knowledge Unlatched(KU)が、米・コーネル大学出版局、英・エジンバラ大学出版局、英・リバプール大学出版局、米・ミシガン大学出版局と共同で、利用統計レポート・分析ツール“KU Open Analytics”を開発すると発表しました。

“KU Open Analytics”は、出版者と図書館に対して、複数のプラットフォーム上で公開されているオープンアクセス(OA)の電子書籍の利用統計を集約・提供するツールです。

2018年の夏にかけて開発され、秋には公開される予定です。

Knowledge Unlatched develops KU Open Analytics together with four founding partners(KU,2018/7/17)
http://www.knowledgeunlatched.org/2018/07/ku-open-analytics/

全国学校図書館協議会(全国SLA)、「平成30年7月豪雨」により被害を受けた学校図書館への支援について発表

2018年7月10日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「平成30年7月豪雨」により被害を受けた学校図書館への支援について、ウェブサイトで発表しています。

全国SLAでは、各地の学校図書館協議会と連携して、学校図書館の被害状況や支援が必要な状況などの情報を収集し、復興支援のための寄附金を広く呼び掛けるとしています。

お知らせ(全国SLA)
http://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※「2018年07月10日」に「「平成30年7月豪雨」に伴う学校図書館被害への支援について」とあります。

「平成30年7月豪雨」に伴う学校図書館被害への支援について(全国SLA)
http://www.j-sla.or.jp/news/sn/post-165.html

北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2016-2017年度版を公開

2018年7月17日、北米研究図書館協会(ARL)が、124の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2016-2017年版“ARL Annual Salary Survey 2016-2017”を公開しました。

114の大学図書館に勤務する1万245人と、10の非大学系図書館に勤務する5,357人が対象で、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。

・北米の加盟館の職員の給与がインフレ率を上回る上昇。
・米国の加盟館のマイノリティの図書館員の割合は15%であるが、管理職では割合が低い。
・マイノリティ職員の67.5%が女性。
・加盟館の女性職員の給与は男性の94.8%。

等が指摘されています。

北海道立図書館、市町村立図書館(室)の展示をサポートする「展示貸出資料リスト(市町村移動展)」を開始

2018年7月19日、北海道立図書館が、同館ウェブサイトで「展示貸出資料リスト(市町村移動展)」を公開しました。

同館では、2018年度から市町村立図書館(室)の展示をサポートする「道立図書館市町村移動展」を実施しており、同館が実施した展示に関する資料やキャプションをそのまま利用できるほか、市町村立図書館(室)からの要望に応じ企画の設定や資料の展示方法等について助言する仕組みとなっています。

展示貸出資料リスト(市町村移動展)を公開しました。(北海道立図書館,2018/7/19)
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna00000097se.html

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