アーカイブ - 2018年 1月 - car

1月 31日

韓国国会で「学校図書館振興法一部改正法案」が可決:司書教諭・司書等の配置義務化

2018年1月30日、韓国国会の本会議で「学校図書館振興法一部改正法案」が可決されました。

現行法では学校図書館への司書教諭・実技教師・司書の配置が任意規定となっており、半数以上の学校で配置されていないことから、小・中・高等学校の図書館への配置を義務化するとともに、定員・配置基準・業務範囲などを、学校の規模や資格の種類に応じて大統領令で定めることができるようにして、学校図書館の質の向上を図ることを目的としています。

[2011638] 학교도서관진흥법 일부개정법률안(대안)(교육문화체육관광위원장)(의안정보시스템)
※図書館振興法一部改正法案(代案)(教育文化体育観光委員長)
http://likms.assembly.go.kr/bill/billDetail.do?billId=PRC_H1U7B1O1L2L9O1R0Z4F6D0R6X0M4L1

国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)、視聴覚資料の保存に関するガイド“The Safeguarding of the Audiovisual Heritage”(IASA-TC 03)の第4版を公開

2018年1月30日、国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)が、視聴覚資料の保存の専門的方法についての、視聴覚資料のアーキビスト向けのガイド“The Safeguarding of the Audiovisual Heritage: Ethics, Principles and Preservation Strategy” (IASA-TC 03)の改定版を公開しました。

視聴覚資料の保存に関するコミュニティにおいて重要な資料として国際的に認められているものの第4版です。今回の改定では、ボーンデジタル資料の拡大や動画の保存について取り扱っています。

Landmark AV preservation document revised and republished(IASA,2018/1/30)
https://www.iasa-web.org/notice_board/landmark-av-preservation-document-revised-and-republished

【イベント】井手町ウィキペディア・タウン(2/4・京都)

2018年2月4日、Code for 山城が、井手町図書館(京都府)及び井手町ふるさとガイドボランティアの協力により、井手町図書館を会場に「平成29年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業」として「井手町ウィキペディア・タウン」を開催します。

井手町のまちを歩いて、井手町の歴史・文化情報を学びながら、Wikipediaに井手町の歴史・文化情報を書き加えるものです。

定員は50人程度で、参加費は無料です。事前の申込みと、Wikipediaのアカウント作成が必要です。

また、Code for 山城では、2018年2月25日に京都府和束町でも同様のイベント「第2回 和束町ウィキペディア・タウン」を開催する予定です。

OCLC、朝日新聞社など7つの大手出版者と契約し、WorldCat Discoveryでメタデータを提供

2018年1月30日、OCLCが、朝日新聞社など7つの大手出版者と契約し、ディスカバリーサービスWorldCat Discoveryでのメタデータの提供を行なうと発表しています。

OCLCでは、同サービスのために、325の出版者等と契約を締結しています。

今回の契約での、朝日新聞社以外の出版者は以下の通りです。

・East View Information Services
・Hogrefe
・Kluwer Law International B.V.
・Kubikat
・Mergent
・Practising Law Institute

【イベント】第6回CODHセミナー「歴史ビッグデータ~過去の記録の統合解析に向けた古文書データ化の挑戦~」(3/12・東京)

2018年3月12日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)において、第6回CODHセミナー「歴史ビッグデータ~過去の記録の統合解析に向けた古文書データ化の挑戦~」が開催されます。

古文書に記載されている多種多様なデータを多角的な視点で統合解析することで、自然と人間の連関についての時系列的な分析が進み、新たな知見の創出が期待される一方、古文書からの情報は現代の「ビッグデータ」と違った特性を持つため、それを統合解析に向けてどのように構造化するかが大きな課題となっていることから、様々な分野の研究者が、これまで進められてきた古文書を利用した研究について報告をした後、今後、「歴史ビッグデータ」をどう活用していくかについて意見交換するものです。

参加費は無料ですが、参加には事前登録が必要で、定員は約80人です。

内容は以下の通りです。

島根大学附属図書館、デジタルアーカイブをリニューアル:IIIFに対応

2018年1月30日、島根大学附属図書館が、「島根大学附属図書館デジタルアーカイブ」をリニューアルして公開しました。

デジタル画像の相互運用のための国際規格IIIFに対応しています。

公開時には学外公開コンテンツのみの搭載ですが、今後、他機関・個人所蔵資料や学内公開コンテンツも、準備ができ次第随時搭載されます。

新しいデジタルアーカイブを公開しました(島根大学附属図書館,2018/1/30)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2018013000038/

新しいデジタルアーカイブ・システムを公開 ―新しい国際規格に対応して画像が一層見やすく― [PDF:3ページ] (島根大学)
http://da.lib.shimane-u.ac.jp/content/files/statics/press_release_20180130.pdf

1月 30日

内閣府科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者との会合(平成30年1月25日)の資料を公開 議題は「オープンサイエンス」

内閣府が2018年1月25日開催の「科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者との会合」の資料を公開しています。同日の議題は「オープンサイエンス」です。

公開されたのは、内閣府、文部科学省、内閣官房健康医療戦略室、経済産業省それぞれによる説明資料、および外部有識者として文部科学省科学技術・学術政策研究所の林和弘氏による説明資料の5点です。

議事次第 総合科学技術・イノベーション会議 - 内閣府
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20180125.html

参考:
E1681 - 内閣府の検討会によるオープンサイエンスに関する報告書 カレントアウェアネス-E No.282 2015.06.04
http://current.ndl.go.jp/e1681

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、JAIRO Cloud移行FAQを公開

2018年1月26日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)のJAIRO Cloud運用作業部会が、「JAIRO Cloud移行FAQ」を公開しました。

このFAQは他の機関リポジトリソフトウェアからJAIRO Cloudへの移行のサポートの一環として作成されたものです。21のよくある質問に関する回答が掲載されています。

JAIRO Cloud 移行FAQ
http://id.nii.ac.jp/1458/00000040/

参考:
E1574 - つくばリポジトリのJAIRO Cloudへの移行 カレントアウェアネス-E No.261 2014.06.19
http://current.ndl.go.jp/e1574

第7回知識・芸術・文化情報学研究会(2/10・大阪)

2018年2月10日、立命館大阪梅田キャンパスにおいて、第7回知識・芸術・文化情報学研究会が開催されます。デジタルヒューマニティーズ等に関する複数の研究発表が行われる予定です。

第7回 知識・芸術・文化情報学研究会 開催案内
http://www.jsik.jp/?kansai20180210

文部科学省、「大学図書館における先進的な取組の実践例」(Web版)に平成29年度分を掲載

2018年1月30日、文部科学省が、「大学図書館における先進的な取組の実践例」(Web版)に平成29年度分として以下の4例を掲載しています。

・人工知能研究とのコラボレーションを実現する学修スペース 電気通信大学附属図書館「UEC Ambient Intelligence Agora」(電気通信大学)

・クラウドファンディング「巨匠の響きよ永遠に!藝大に遺されたレコード2万枚の危機を救う」(東京藝術大学)

・資料費確保を目標に掲げたクラウドファンディングプロジェクトへの取り組み(筑波大学)

・文理の垣根を越えて社会の諸問題を解決に導く学術拠点 近畿大学「アカデミックシアター」(近畿大学)

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成30年01月30日欄に「大学図書館における先進的な取組の実践例(Web版) 平成29年度」とあります。

科学・工学分野の論文数で中国が米国を上回る 日本はインドに抜かれ世界6位に転落

米国科学財団(NSF)が2018年1月に発表したレポート”Science & Engineering Indicators 2018”の中で、主要各国の科学・工学論文数の推移が報告されています。レポートによれば、2016年の論文数は米国が約40万9千本であったのに対し、中国が42万6千本以上と、はじめて中国の論文数が米国を上回り、世界シェア1位となったとのことです。また、日本は2015年の時点で論文数でインドに抜かれ、2016年には両者の差がさらに広がっています。

これらの数値はエルゼビア社のScopusに基づき、共著論文については著者数で案分して集計した結果であるとのことです。中国の論文数が増加の一途をたどる一方、米国は2014年をピークに微減に転じており、2016年の論文数で逆転されるに至りました。日本の論文数は2005年以降、微減と微増を繰り返す横ばい傾向でしたが、2013年以降は減少が続き、2016年には論文数が約9万7千本と、2003年以来、13年ぶりに10万本を下回っています。

オランダ・アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)、新しいスマートフォンアプリを公開

2018年1月26日、オランダのアムステルダム国立美術館“Rijksmuseum”が、スマートフォンアプリを改訂したと発表しています。

館内に300のビーコンを設置しての9言語・14のツアーによる高度な展示案内機能のほか、電子チケットの購入や同館の所蔵作品の高精細画像が閲覧できる“Rijksstudio”の利用などが可能です。

The Rijksmuseum in your pocket(Rijksmuseum,2018/1/26)
https://www.rijksmuseum.nl/en/press/press-releases/the-rijksmuseum-in-your-pocket

オランダの科学技術情報ゲートウェイ“NARCIS”、2000年以降のオープンアクセスの進展状況を分析したページを公開

オランダの、大学・研究機関の機関リポジトリ搭載の学術成果へのアクセスを提供するゲートウェイサービス“NARCIS”が、2017年12月時点でのNARCISのデータを用いて、2000年以降のオープンアクセス(OA)の進展状況を分析したページを公開しています。

NACRISに登録されている学術成果の57.3%を占める論文のOA率は27.5パーセントに過ぎない一方で、博士論文については90%がOAとなっていること、「その他」に分類される学術成果の平均OA率は47.2%だが、法律の注釈の13.9%からプレプリントの99.9%まで大きな幅があることなどを指摘しています。

またNARCIS内の学術成果の全登録数や博士論文の登録数とオランダ大学協会(VSNU)のデータによる国内で発表された学術成果(推計)や博士論文の数との比較、名前を伏せた形で大学ごとのOA率の変遷が比較できるグラフなども掲載されています。

Statistics(NACRIS)
https://www.narcis.nl/metrics/Language/en

米国著作権局、仮想カード目録(VCC)のコンセプト実証を開始

2018年1月24日、米国著作権局が、仮想カード目録(Virtual Card Catalog:VCC)のコンセプト実証(proof of concept)を開始しました。

VOCの実現可能性や潜在利用について検証するために行われるもので、著作権のカード目録のうち、1955年から1970年分と1971年から1977年分が対象です。

仮想の「引き出し」をあけると、カードの画像を閲覧できるようになっており、カードをクリックすると続く50枚のカードをともなって大きな画像が表示されます。また閲覧中に限り、25枚のカードを保存できるようになっています。画像にはメタデータも付記されています。

同局では、VOCへの意見を求めています。

Copyright Office Launches Virtual Card Catalog Proof of Concept(Copyright Office,2018/1/24)
https://www.copyright.gov/newsnet/2018/702.html

津波復興祈念資料館「閖上の記憶」(宮城県)、恒久的活動を目指すため、移転に伴うプレハブ購入資金の一部をクラウドファンディングで募集へ

宮城県名取市にある、津波復興祈念資料館「閖上の記憶」が、名取市の土地区画整理事業工事のために2018年春に閖上朝市メイプル館南側に移転するにあたり、プレハブ購入資金500万円の一部(250万円)をクラウドファンディングで募集すると発表しています。

ランニングコストを減らすことで恒久的活動を目指すとともに、市の土地区画整理事業工事の進捗と歩みを合わせながらいつでも動ける体制を整えるために、プレハブを購入することとしたとしています。

募集期間は2018年2月1日から3月31日までです。

1月 29日

【イベント】人文情報ユニット研究会「博物館におけるオープンデータを考える」(2/7・京都)

2018年2月7日、京都市のメルパルク京都において、国立歴史民俗博物館総合資料学の創成事業人文情報ユニット主催の研究会「博物館におけるオープンデータを考える」が開催されます。

博物館資料を「モノ」として扱う際のデータの再利用可能性について考えるために、オープンサイエンスの観点から様々な資料へのアクセスの可能性についての報告が行われ、大学等の資料のデジタル化とオープン化・再利用可能性、博物館のデータについて検討が加えられます。

入場無料で事前の参加申し込みも不要です。

内容は以下の通りです。

・趣旨説明
・「クラウドサイエンスの広がり:KYOTOオープンサイエンスミートアップの活動にもとづく考察」
一方井祐子氏(滋賀大学)、小野英理氏(京都大学)
「研究成果の発信とオープンアクセス:文献、データ、その他いろいろ」
天野絵里子氏(京都大学)
・「博物館コレクション情報の公開に際しての課題」
田良島哲氏(東京国立博物館)
・討論

【イベント】公開ワークショップ「図書館はオープンガバメントに貢献できるか?ー行政情報提供と行政支援ー」(3/25・東京)

2018年3月25日、東京都港区の慶應義塾大学において、公開ワークショップ「図書館はオープンガバメントに貢献できるか?ー行政情報提供と行政支援ー」が開催されます。

1980年代からこの問題に取り組んできた根本彰氏(慶應義塾大学文学部教授)による、日野市市政図書室調査や行政支援サービス調査を踏まえた、図書館における行政との関係についての基調報告、豊田高広氏(愛知県田原市図書館長)からは、静岡市御幸町図書館勤務時代のビジネス支援サービスの経験と田原市図書館での行政・議会支援サービスの経験からの、図書館と行政との関係についての講演が行われます。また、図書館での勤務経験をもつ伊藤丈晃氏(東京都小平市企画政策部秘書広報課)からの、この問題をどのように考えるかについてのコメントがあります。

シンポジウム後半には、参加者の経験を持ち寄って、問題を整理し、克服するための方法を考える議論の時間が設けられています。

参加費は無料です。

【イベント】東洋文庫公開講座「古地図のメタデータ―保存・活用のための事例報告:龍谷大学所蔵『混一彊理歴代国都之図』」(2/15・東京)

2018年2月15日、東京都文京区の東洋文庫において、東洋文庫公開講座(アジア古地図研究講演会)「古地図のメタデータ―保存・活用のための事例報告:龍谷大学所蔵『混一彊理歴代国都之図』」が開催されます。

龍谷大学教授の岡田至弘氏が、『混一彊理歴代国都之図』が龍谷大学に所蔵された歴史的経緯と、複製・複写による研究進展の現状、現物の保存に向けた各種調査に関して、古地図そのものの保存や高精細デジタルデータ化だけでなく、周辺データとして記録すべきメタデータの重要性について報告するものです。

聴講は無料です。

【リサーチ】東洋文庫公開講座(岡田至弘氏)開催のお知らせ(東洋文庫,2018/1/27)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach.php?tgid=1517017260

英国図書館(BL)、ハイパーリンクを含むデジタル化した手稿類の資料リストを公開

2018年1月27日、英国図書館(BL)が、デジタル化した手稿類の資料リストを公開しました。

リストに掲載されているのは1600年より前に欧州で作成された1,943点以上の手稿類で、オンラインで公開されている当該資料のURLへのハイパーリンクも含まれています。

PDFとExcelの2形式で公開されています。

A mammoth list of Digitised Manuscripts hyperlinks(BL Medieval manuscripts blog,2018/1/27)
http://blogs.bl.uk/digitisedmanuscripts/2018/01/a-mammoth-list-of-digitised-manuscripts-hyperlinks.html

【イベント】第3回 SPARC Japan セミナー2017「オープンサイエンスを超えて」(2/21・東京)

2018年2月21日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)において、第3回 SPARC Japan セミナー2017「オープンサイエンスを超えて」が開催されます。

デジタル化にともなう学術コミュニケーションの形態の大きな変化の中で、向かうべき具体的活動の方向性を明らかにするため、科学と学術の本来の姿を議論することで、学術知識の生産に従事する関係者にとっての本筋を見出し、参加者が自らの状況に照らして次に進む一助となることを目的に実施されるものです。

参加費は無料ですが、定員は70人で、事前の申込が必要です。
申込受付は2月2日より開始予定で、当日は動画中継も予定されています。

内容は以下の通りです。登壇者・タイトル・タイムテーブルは調整中で決まり次第プログラムが更新されます。

・基調講演
「Open Access and open data policy for scholarly communications(仮)」
Heather Joseph氏(SPARC)

・基調講演
「ICSU-WDSと分野横断的研究の促進(仮)」
家森俊彦氏(京都大学大学院理学研究科 附属地磁気世界資料解析センター) 

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