アーカイブ - 2018年 - car

12月 14日

日本図書館協会(JLA)、「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」及び「著作権法施行規則の一部を改正する省令(案)」へのパブリックコメントに対する意見提出を発表

2018年12月11日、日本図書館協会(JLA)は、「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」及び「著作権法施行規則の一部を改正する省令(案)」へのパブリックコメントに対して意見を提出したこと、並びに意見の内容を発表しています。

パブリックコメントは2018年11月17日から2018年12月9日まで文化庁が実施していたものです。

「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」及び「著作権法施行規則の一部を改正する省令(案)」に関する意見募集に係る意見(JLA, 2018/12/11)
http://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=4348

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、Plan Sの実現にかかる手引きへのフィードバックを発表

2018年12月13日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)は、2018年11月27日にcOAlition Sが発表したPlan Sの実現にかかる手引き“Guidance on the Implementation of Plan S”へのフィードバックを発表しました。

フィードバックは主に手引きの“10.2 Requirements for Plan S compliant Open Access repositories”(Plan Sに準拠したオープンアクセスリポジトリの要件)の各要件に対してのもので、一部の要件について、その変更・削除や、必須とせず推奨事項に留めることを求めています。また、Plan SにおいてSignpostingプロトコルやResource Syncの採用を推奨すべきとしています。

COARは2018年9月12日に、Plan Sにまとめられたオープンアクセスへと踏み出す強い姿勢を歓迎するとともに、オープンアクセスへの移行を加速するという目的への支持を表明しています。

神戸市、三宮図書館と西図書館の再整備に係る基本計画を策定

2018年12月13日、神戸市は、新しく整備・拡充が計画されている三宮図書館と西図書館それぞれの基本計画を策定したことを発表しました。

計画では、今後、事業の進捗に伴い、より具体的なサービス計画等についても検討するとしています。

「(仮称)新三宮図書館基本計画」及び「(仮称)新西図書館基本計画」の策定(神戸市, 2018/12/13)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/12/20181213840701.html

三宮図書館と西図書館の再整備に係る基本計画(神戸市)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/institution/institution/library/p...

米国ミズーリ大学図書館、期末試験に臨む学生のためにセラピー犬のサービスを実施

米国ミズーリ大学のエリス図書館は、2018年12月7日付けのニュースにおいて、期末試験勉強に取り組む学生のストレス軽減のためにセラピー犬のサービスを実施していることを紹介しています。

ミズーリ大学の他の図書館でも期末試験勉強のストレス軽減のための取組が行われており、塗り絵やゲーム、アロマテラピー等のサービスが提供されています。

THERAPY DOGS FOR FINALS(ミズーリ大学図書館, 2018/12/7)
http://library.missouri.edu/news/ellis-library/therapy-dogs-for-finals

奥州市立胆沢図書館(岩手県)、猫ノ図書館2周年記念イベント「くまおが山からおりてきた展~くまおの岩手奥州場所~」を開催:パネル展「ネコも SDGs」も併催

2018年12月11日、奥州市立胆沢図書館は、猫本コーナー「猫ノ図書館」開設2周年を記念するイベント「くまおが山からおりてきた展~くまおの岩手奥州場所~」と、パネル展「ネコも SDGs」の開催を発表しています。

「猫ノ図書館から岩手を元気に!」を合言葉として、「図書館×くまお(保護猫)×保健所×企業」が協働して行う「協働まちづくりプロジェクト」として開催されるものであり、イベントでは保護猫「くまお」の飼い主によるトークイベントや奥州保健所の獣医師とのトークセッションが行われます。

イベントは2019年1月26日の開催であり、定員40名(事前申込み要)です。パネル展は国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関するものであり、休館日を除く2019年1月12日~2月24日の期間に開催されます。

また、同館では、2018年11月4日に開催したスペシャルトークイベントのレポート「猫ノ図書館ねこ館長むぎの出勤レポート」も公開しています。

オランダ大学協会(VSNU)、契約交渉を継続するため、Elsevier社とのオープンアクセス出版等に関する契約の半年の延長を発表

2018年12月13日、オランダ大学協会(VSNU)は、12月31日までのElsevier社とのオープンアクセス(OA)出版と購読料に関わる契約の半年の延長に合意したと発表しました。

VSNUでは現在、出版社側が100%のOAを受入れるという条件において購読契約を更新するという大学側の意向に基づいて契約交渉を行っており、この6か月間の延長は、両者間の交渉を継続するために行われたものです。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、新しいオンライン蔵書目録“Aurora”を公開

2018年12月12日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、新しいオンライン蔵書目録“Aurora”の公開を発表しました。

先に公開した“Voilà”と同じくOCLCのシステムを用いています。

現在LACが図書館システムとして用いている“AMICUS”は、2019年春の運用停止が予定されています。

Library and Archives Canada: a new era with Aurora(LAC,2018/12/12)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/2018/new-era-aurora.aspx

Aurora
https://bac-lac.on.worldcat.org/discovery

鳴子温泉郷(宮城県)、宿泊して課題図書の「つぶやき書評」を書く「鳴子で湯よみ」を開催:ロバート キャンベル氏によるワークショップも

2018年12月15日から12月16日にかけて、宮城県大崎市の鳴子温泉郷が、宿泊して「つぶやき書評」を書く「鳴子で湯よみ」を開催します。

参加者は、12月15日に鳴子温泉郷の旅館・ホテルに宿泊し、持参した課題図書(幸田文「台所のおと」、小池雅代「文字毒」、中村文則「雨宿り」)を読んで140字の「つぶやき書評」を書きます。

翌12月16日はチェックアウト後、会場(たかはし亭)に集まって、ロバート キャンベル氏によるワークショップに参加します。ワークショップでは、各自の書評の披露や意見交換、キャンベル氏による書評の書き方講座が実施されます。

宿泊せずワークショップのみ参加する日帰りプランもあります。

鳴子温泉郷では、読書を楽しめる温泉地とするため、旅館やカフェに「湯よみ処」を設置する「なるこ湯よみ文庫」事業を実施しています。

鳴子で湯よみ(みやざき大崎観光公社)
http://www.mo-kankoukousya.or.jp/publics/index/234/

米国国立医学図書館(NLM)、医学件名標目表(MeSH)の2019年版を公開

米国国立医学図書館(NLM)が、毎年更新されているシソーラス、医学件名標目表(MeSH)の2019年版を公開しています。

421の定義語(Descriptors)の追加、9の定義語の削除、3の副標題(Qualifiers)の削除、論文の索引で用いる20の新たなPublication Typesの追加が行われました。その結果、全体で2万9,351の定義語、76の副標題、24万7,209の補足用語(Supplementary Concept Records)となると発表しています。

What's New for 2019 MeSH(NLM Techinical Bulletin, 2018/12/13)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/nd18/nd18_whats_new_mesh_2019.html

12月 13日

米国議会図書館(LC)、永久保存対象に選ばれた映画25作品を発表(2018年)

2018年12月12日、米国議会図書館(LC)が、文化的・歴史的・美学的に意義のある映像資料の永久保存レジストリ“National Film Registry”に追加する2018年分の映画25作品を発表しています。

公開から少なくとも10年を経た作品の中から、毎年25作品が追加されており、今回の追加によりレジストリで保存される作品は750作品になりました。

新たに選ばれた作品には、「レベッカ」(1940年)、「上海から来た女」(1947年)、「マイ・フェア・レディ」(1964年)、「シャイニング」(1980年)、「ジュラシック・パーク」(1993年)、「ブロークバック・マウンテン」(2005年)などがあります。

記事中では、同日20時から映画専門チャンネルTurner Classic Movies (TCM) において25作品の中から選ばれた映画が放映されることや、“National Film Registry”は今年で30周年となること、過去30年に追加された作品のうち、一部の作品はLCのデジタル化した映像のコレクションである“National Screening Room”でオンライン公開されていることも紹介されています。

Altmetricスコアの“2018年トップ100”論文発表

2018年12月11日、Altmetric社が、2018年版の”Altmetric Top 100”を公開しました。

2018年の第1位は、2018年7月に“New England Journal of Medicine”誌に掲載された論文“Mortality in Puerto Rico after Hurricane Maria”でした。

It’s time for the 2018 Altmetric Top 100!(Altmetric Blog,2018/12/11)
https://www.altmetric.com/blog/2018-altmetric-top-100-is-here/

Altmetric Top 100 2018(Altmetric)
https://www.altmetric.com/top100/2018/

英国公認会計士協会(CIPFA)、公共図書館に関する年次統計(2017/2018)を発表

2018年12月7日、英国公認会計士協会(CIPFA)が、公共図書館に関する年次統計(2017/2018)を発表しました。

前回統計(2016/2017)と比較して、主に次のような結果が指摘されています。

・経費が3,000万ポンド減
・職員数がFTE(フルタイム当量)で約700人減
・サービスポイント数が127か所減

また、職員数と図書館数は2010年から毎年減少していること、経費はこの4年間で12%縮減していることも指摘されています。

CIPFAのCEOであるRob Whiteman氏の発言が記事中で紹介されており、同氏は、図書館は「炭鉱のカナリア」のようなものであり地方政府で起こっているより大きな流れを反映している、と述べています。

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、学術コミュニケーションと研究環境に関する研究課題のドラフト版を公開

2018年12月11日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、学術コミュニケーションと研究環境に関する研究課題のドラフト版を公開しました。同協会はドラフト版に対するコメントを2019年1月4日まで募集しています。

今回の研究課題は、人員やコンテンツ、システムに関する問題に取り組むことで、コミュニティーが学術コミュニケーションシステムをよりオープンで包摂的かつ公平になるよう促すことを意図し作成されました。ACRLは、2019年の春に研究課題の最終版を公開することを予定しています。

ACRLの学術環境委員会(ReSEC)は、今回の研究課題で取り上げている新たな領域を研究する図書館員に、少額の助成金を提供するプログラムを企画しています。

Draft ACRL Scholarly Communications Research Agenda Feedback Due Jan 4(ACRL insider,2018/12/11)
https://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/16841

米・国家デジタル管理連盟(NDSA)、2017年版の米国のウェブアーカイブの現状調査報告書を公開

2018年12月12日、米・国家デジタル管理連盟(NDSA)が2017年版の米国のウェブアーカイブの現状調査報告書“Web Archiving in the United States_A 2017 Survey”を公開しました。

各機関の事業の歴史や領域、保存されているウェブコンテンツ、利用されているツールやサービス、提供方法、ポリシーなどといった、米国におけるウェブアーカイブ事業の現状を把握するため、2017年10月2日から11月20日にかけて、ウェブアーカイブを実施・計画している米国の機関を対象に調査を実施したものです。

得られた主な知見として、

・回答があった公共図書館の数が13%に増加した(これまでの調査では3%未満)。

・許可や通知なしでのアーカイブの実施機関の増加(70%)、及び91%の機関が収集コンテンツの削除やクローリングの停止に関する苦情を受けていない。

・51%の機関がウェブアーカイブツールとしてWebrecorderを利用。

・Archive-Itはウェブアーカイブに関する外部サービスとして好まれている一方で、ローカルでの保存やアクセスのためにWARCファイルをダウンロードしている機関は少ない。

英・Jiscと英・Eduserv財団が2019年1月1日付で合併

2018年12月11日、英・Jiscと英・Eduserv財団が2019年1月1日付で合併することを発表しました。

両者の業務の重複を避けて英国を世界的なデジタル先進国とすることを目的としたもので、また価格交渉時にその共同による購買力がより強い影響力を持つことになるだろうとしています。

合併後も、両者の職員とサービスはそのままで、ウェブサイト等も維持されますが、合併後の新しいものに関してはJiscのブランドの下にまとめられます。

Jisc and Eduserv to merge and form UK public sector tech powerhouse(Jisc,2018/12/11)
https://www.jisc.ac.uk/news/jisc-and-eduserv-to-merge-and-form-uk-public-sector-tech-powerhouse-11-dec-2018

平成30年7月豪雨の被害を受けた宇和島市立吉田中学校図書館(愛媛県)、再開に向けて作業中(記事紹介)

平成30年7月豪雨の被害により床上50センチの浸水被害をうけ、図書・書架・机・いすなどほとんどの物が使用不能となった、愛媛県の宇和島市立吉田中学校の図書館において、3学期中の図書館再開に向けての作業が進められていることを紹介する記事が、2018年12月12日付けの愛媛新聞に掲載されました。

報道によると、12月11日には、NGOから、物語や図鑑などの797冊や利用者登録や貸出しを電子化するための管理ソフトの寄贈があったほか、ボランティアにより、図書整理作業が行なわれているとのことです。

豪雨で全蔵書処分の宇和島・吉田中 本寄贈や整理ボランティア 図書室再開へ支援続々(愛媛新聞,2018/12/12)
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201812120051

新村出記念財団、重山文庫の貴重書・特殊コレクションの蔵書目録をウェブサイトで公開

2018年12月11日、一般財団法人新村出記念財団(京都市)は、新村出氏による手稿や収集資料を収めた重山文庫のうち、貴重書、特殊コレクションとして分類した蔵書の目録をウェブサイトで公開しました。1990年に冊子体で刊行された『重山文庫目録』の誤植を訂正し、一部項目を追加したものです。

重山文庫の蔵書目録[貴重書,特殊コレクション]をアップ(新村出記念財団重山文庫, 2018/12/11)
http://s-chozan.main.jp/?p=1740

◆重山文庫 蔵書目録ー目次(貴重書,特殊コレクション)(新村出記念財団重山文庫)
http://s-chozan.main.jp/?page_id=1563

◆重山文庫と建物の由来(新村出記念財団重山文庫)
http://s-chozan.main.jp/?page_id=605

12月 12日

Cyberlaw ClinicとSoftware Preservation Network、ソフトウェア保存に関するDMCA例外規定を理解するための実務者用ガイドを公開

2018年12月10日、ハーバード大学ロー・スクールのCyberlaw Clinicは、ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)との協同作業により、ソフトウェア保存に関するデジタルミレニアム著作権法(DMCA)の例外規定を理解するための実務者用ガイド“A Preservationist’s Guide to the DMCA Exemption for Software Preservation”を作成・公開したことを発表しました。

DMCAでは、著作権保護下の作品に設定された、アクセス制御のための技術的保護手段の迂回を禁じていますが、米国著作権局は迂回が認められるケースを例外規定として定めており、3年ごとに見直しが行われます。

2018年10月26日に示された最新の例外規定では、図書館、アーカイブ、ミュージアムでのソフトウェア保存に関し、特定の条件下における技術的保護手段の迂回を認める規定が含まれており、今回のガイド作成・公開はこのことを踏まえてのものです。

【イベント】RDUF公開シンポジウム~研究データ利活用のさらなる促進のために~(2/18・東京)

2019年2月18日、研究データ利活用協議会(RDUF)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)において「RDUF公開シンポジウム~研究データ利活用のさらなる促進のために~」を開催します。

研究データの利活用を促進させるために必要な項目について検討した小委員会の1年間の活動成果の共有や、弘前大学COI研究推進機構(医学研究科)の村下公一教授による、JSTのCOIプログラムにおける産学官民での研究データの共有に関する取り組みの発表が行われます。

参加費は無料であり、定員は150名(事前申込制、定員に達し次第締切)とあります。

RDUF公開シンポジウム~研究データ利活用のさらなる促進のために~(RDUF)
https://japanlinkcenter.org/rduf/events/

スコットランド国立図書館(NLS)、ブリタニカ百科事典の初版をオンライン公開

2018年12月10日、スコットランド国立図書館(NLS)は、ブリタニカ百科事典の初版全3巻をオンライン公開しました。

ブリタニカ百科事典の初版はスコットランド・エディンバラで制作・出版されましたが、出版が開始された1768年12月10日から250周年を迎えることを記念し、今回公開されたものです。

First edition of 'Encyclopaedia Britannica' available to all(NLS, 2018/12/10)
https://www.nls.uk/news/archive/2018/12/encyclopaedia-britannica-online

Encyclopaedia Britannica(NLS)
https://digital.nls.uk/188936619

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