アーカイブ - 2017年 6月 - car

6月 30日

【イベント】第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム(9/5-6・松山)

2017年9月5日と6日、愛媛大学において、中国四国地区大学図書館協議会主催の第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム「図書館がきりひらく航路(ミライ)ー悩み解決・つながり強化ー」が開催されます。

オリエンテーション、ランチミーティング、ワークショップ、ポスターセッション、愛媛大学図書館・松山大学図書館の見学が予定されています。

参加には事前の申し込みが必要です。

第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム「図書館がきりひらく航路(ミライ)ー悩み解決・つながり強化ー」
http://www.lib.ehime-u.ac.jp/sympo2017/

参考:
CA1795 - 動向レビュー:大学図書館における学生協働について-学生協働まっぷの事例から- / 八木澤ちひろ カレントアウェアネス No.316 2013年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1795

HathiTrustの理事会、印刷資料1,600万冊の共同管理のための覚書や関連指針を承認

2017年6月29日、HathiTrustの理事会が、印刷資料1,600万冊の共同管理のための覚書(MOU)や関連指針を承認したと発表されています。

HathiTrustに参加する50の図書館が、HathiTrustのプログラムのもと、総計1,600万冊以上の印刷資料を、25年間共同管理(Shared Print)することを内容とした提案を行なったことを受けたもので、理事会の承認を得たことから、2017年9月30日までに所蔵館と覚書を締結することが目指されています。

American Archive of Public Broadcasting、公共メディア機関のための資料保存の技術的ガイド(Wikiサイト)を公開

2017年6月29日、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供している“American Archive of Public Broadcasting” (AAPB)が、米国議会図書館(LC)と米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)による未来のデジタル保存専門家を育成するプロジェクト“National Digital Stewardship Residency”(NDSR)の研修者(2016年5月から2017年6月まで)が作成した“The American Archive of Public Broadcasting Wiki”の公開を発表しています。

公共メディアの資料保存の技術的ガイドで、可能な限り全てのフォーマット・環境下における視聴覚資源の管理のための、リソース・ワークフロー・文献を集めたものであり、計画段階からストレージやデータベースのソリューションまでの全段階に及びます。

1週間程度の後、アカウントの作成が可能となり、誰でも記事を追加できます。AAPBや研修者は、このWikiが進化すること望んでいるとのことです。

米国議会図書館の立法情報提供システムCongress.gov、デフォルトがAND検索に

米国議会図書館(LC)は、立法情報提供システムCongress.govのデフォルトの検索演算子が、2017年6月26日から、ANDに変更されたと発表しています。

OR演算子を用いたい場合は、検索語間にORを入力することで可能です。

Congress.gov’s Default Search Operator is now AND instead of OR.(LC,2017/6/29)
http://blogs.loc.gov/law/2017/06/congress-govs-default-search-operator-is-now-and-instead-of-or/

参考:
米国議会図書館(LC)の立法情報提供システムCongress.gov、正式版に
Posted 2014年9月29日
http://current.ndl.go.jp/node/27108

米国議会図書館、2017年後半に議会データの“App Challenge”を実施

米国議会図書館(LC)の最高情報責任者(CIO)であるBernard A. Barton, Jr.氏が、2017年6月27日、国会議事堂のビジターセンター(CVC)で開催されている “2017 Legislative Data & Transparency Conference”において、2017年後半、“INNOVATE, INTEGRATE, and LEGISLATE”をテーマに、議会データの“App Challenge”を実施することを発表すると、LCのブログが紹介しています。

愛好者や専門家の技術を借りて、議会データへのアクセスや分かりやすさを高める事を目的としています。

Innovate, Integrate, and Legislate: Announcing an App Challenge(LC,2017/6/27)
http://blogs.loc.gov/thesignal/2017/06/houseappchallenge/

【イベント】第26回京都図書館大会「震災と図書館~まなぶこと・できること~」(8/7・京都)

2017年8月7日、京都市にある同志社大学寒梅館ハーディーホールにおいて、第26回京都図書館大会が開催されます。

今回のテーマは「震災と図書館~まなぶこと・できること~」です。

近年、日本各地において、大規模な地震など日常生活へ影響を与える災害が多発しており、日頃からの備えが大変重要になっていることから、これまでに起こった震災から学び、図書館にできる備えや被災後の対応等についてともに考えることを目的に、以下の基調講演や事例発表が行われます。

・基調講演
「京都ではどのような地震が起こるのか」
 堤 浩之氏(同志社大学理工学部教授)

・事例発表①
「災害を自分ごとにする-図書館でできる震災対策-」
 鈴木 光氏(減災アトリエ主宰/一般社団法人減災ラボ代表理事)

・事例発表②
「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」
 (講師調整中)

・事例発表③
「被災地での資料保存の取組」
 吉原 大志氏(歴史資料ネットワーク事務局長)

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

6月 29日

米国化学会(ACS)も、海賊版論文の公開サイトSci-Hubを提訴

2017年6月28日、米国化学会(ACS)は、海賊版論文の公開サイトSci-Hubを6月23日に米バージニア州東部地区連邦地方裁判所に提訴したことを発表しました。

ACSは、Sci-Hubが違法に入手したACSのコンテンツへ利用者を誘導するためACSのサイトをまねたウェブサイトを開設したなどとして、著作権の侵害や商標の偽造などを主張しており、Sci-Hubに対して、ACSに著作権があるコンテンツの違法な配布やACSの商標の違法な使用を即刻中止すること、損害賠償金を支払うこと、正当な対価を支払うことなどを求めています。

American Chemical Society files suit against Sci-Hub(ACS, 2017/6/28)
https://www.acs.org/content/acs/en/pressroom/newsreleases/2017/june/acs-files-suit-against-sci-hub.html

米国政府印刷局、米国議会図書館と共同で、1950年代の連邦議会議事録をデジタル化し“govinfo”で公開

2017年6月28日、米国政府印刷局(GPO)が、米国議会図書館(LC)と連携し、1951年から1960年までの連邦議会議事録をデジタル化し、連邦政府の情報を利用できるデータベース“govinfo”で公開したと発表しています。

公開したものは、第82議会から第86議会までの議事録で、朝鮮戦争、冷戦、NASAの創設などに関するものが含まれます。

GPO ISSUES DIGITAL RELEASE OF HISTORICAL CONGRESSIONAL RECORD FOR THE 1950s (GPO,2017/6/28)
https://www.gpo.gov/newsroom-media/presspage/17presspage29.htm

慶應義塾大学SFC研究所・KADOKAWA・講談社・集英社・小学館・出版デジタル機構、未来の出版に関する研究をおこなうAdvanced Publishing Laboratoryを設置

2017年6月27日、慶應義塾大学SFC研究所・KADOKAWA・講談社・集英社・小学館・出版デジタル機構は、共同で慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に、未来の出版に関する研究をおこなうAdvanced Publishing Laboratory(APL)を設置することで合意したと発表しています。

電子書籍の国際標準規格EPUBの管理運営が、インターネットの国際標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)に統合されたことをうけ、W3Cの東アジア(中国を除く)担当ホストである慶應義塾大学SFC研究所の協力を得て設置されるものです。

活動は2年間を予定しているとのことです。

SFC研究所と株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社小学館、株式会社出版デジタル機構は、未来の出版に関する研究をおこなうAdvanced Publishing Laboratory(APL)を共同設置(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス,2017/6/27)
http://www.sfc.keio.ac.jp/news/012493.html

近畿大学、SNSの投稿内容から性格を分析し、その人の潜在的興味に最も合致する本を紹介するサービスを開始

2017年6月28日、近畿大学は、SNSの投稿内容から性格を分析し、その人の潜在的興味に最も合致する本を紹介するサービスを開始したことを発表しました。

これは、TwitterまたはFacebookのアカウントと連携して、その投稿内容を分析し、開放性、誠実性、外向性、調和性、神経症傾向の5つの特性のスコアを算出します。一方、近畿大学の新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」内の図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」の蔵書7万冊の書評を分析して同様にスコアを算出し、スコアが最も近い本を紹介します。

投稿が少ない場合やSNSのアカウントを持っていない場合でも、キャラクター診断シートの回答結果から分析することができます。

SNS投稿から潜在的ニーズに合った本を紹介!近畿大学、AIを使った本のマッチングサービス提供へ(近畿大学, 2017/6/28)
http://kindaipicks.com/article/001172

Elsevier社、Scopusへの研究成果評価分析ツールPlumXの導入を発表

2017年6月27日、Elsevier社が、同社の抄録・引用文献データベースScopusに、2月に買収したPlum Analytics社の研究成果評価分析ツール“PlumX”の機能を、間もなく導入すると発表しています。

Usage、Captures、Mentons、Social Media、Citationsの5つの指標があり、研究インパクトの可視化ツールPlum Printを用いて視覚化されます。

国立情報学研究所、CiNii Booksにバーチャル国際典拠ファイル(VIAF)との連携機能を追加

2017年6月28日、国立情報学研究所(NII)が、CiNii Booksにバーチャル国際典拠ファイル(VIAF)との連携機能を7月3日に追加すると発表しています。

NIIがVIAFを運営するOCLCとVIAFへの参加に関する協定を締結し、NACSIS-CATの著者名典拠データ(個人名、団体名、会議名)約170万件がVIAFに登録されたことに伴うものです。

CiNii Booksにバーチャル国際典拠ファイル(VIAF)との連携機能を追加/OCLCとVIAF参加の協定を締結(NII,2017/6/28)
http://www.nii.ac.jp/news/release/2017/0628.html
http://www.nii.ac.jp/news/2017/newsrelease20170628.pdf

堺市立図書館、市内各館の特色ある資料を紹介するページを開設

2017年6月20日、大阪府の堺市立図書館が、同館ウェブサイト内に、市内各館の特色ある資料を紹介するページを開設しています。

中央図書館の「地域資料コーナー」、市立学校園の教員支援等を行う教育センターと併設されている中図書館の「教育情報コーナー」、東図書館のビジネス書コーナー、鳳保健文化センター内の西図書館の「健康情報コーナー」、外国人住民が増加している南図書館の「多文化資料情報コーナー」、市内で最も子育て世代が多い北図書館の「子育て支援情報コーナー」、美原図書館の「ティーンズエリア」が紹介されています。

あわせて、同館が実施している、各館での一般資料の分担収集の担当分野も紹介しています。

一般資料の分担収集・各図書館の特色ある資料のご紹介(堺市立図書館,2017/6/20)
http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/library/oshirase/170616buntan.html

6月 28日

オランダ王立図書館、児童書出版社Kluitmanと、同社の1940年から2000年までの出版物のデジタル化公開について合意

2017年6月27日、オランダ王立図書館(KB)は、児童書の出版を手がけるKluitman社と、同社の1940年から2000年までの出版物のデジタル化公開について合意したと発表しています。

出版物の大部分は著作権保護期間中ですが、同社が著作権を保持しています。

同期間に同社が発行した2,600点以上の作品のうち1,800点を、KBが運営する歴史的資料に関するポータルサイト“Delpher”上で無料で公開する計画で、2018年初頭には700点以上の作品を利用可能とする予定です。

KB en uitgeverij Kluitman tekenen digitaliseringsovereenkomst(KB,2017/6/27)
https://www.kb.nl/nieuws/2017/kb-en-uitgeverij-kluitman-tekenen-digitaliseringsovereenkomst

米・Public Libraries誌、2017年の特集記事コンテストの受賞記事を発表

2017年6月8日、米国公共図書館協会(PLA)が発行するPublic Libraries誌が、2017年の特集記事(Feature Article)コンテストの受賞記事を発表していました。

PLAの同誌小委員会のメンバーが選定する優勝記事には、フィラデルフィア公共図書館 (Free Library of Philadelphia)の二カルズ(Joel A. Nichols)氏による“Serving All Library Families in a Queer and Genderqueer Way”(2016年1/2月号)が選ばれました。

また、同誌読者のソーシャルメディアを通じた投票により選ばれる特別賞には、ライル図書館区(Lisle Library District)のウェインステイン(Tatiana Weinstein)氏による“ The Child-Free Factor and Other Fringe Benefits: Moving Beyond Natural Targets”(2016年7/8月号)が選ばれています。

長野県南部を震源とする地震による学校図書館への影響(記事紹介)

複数のメディアが、2017年6月25日に発生した長野県南部を震源とする地震により、木曽町の三岳小学校図書館で天井の石こうボードが落下したことや、蔵書が床に散乱したため、1週間程度利用を見合わせていることを報じています。

震度5強から一夜明け 木曽・王滝の住民、緊張続く(信濃毎日新聞,2017/6/26)
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170626/KT170626FSI090005000.php

長野南部震度5強、余震相次ぐ中で住民が不安な一夜(TBS NEWS,2017/6/26)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3088323.html

訓子府町図書館(北海道)、町営温水プールのロビーに絵本や水泳の本20冊を配置

2017年6月27日、北海道の訓子府町図書館が、町営温水プール「KAPPA」のロビーに絵本や水泳の本20冊を、利用案内パンフと共に配置したと発表しています。

Twitter(@kun_tosyo,2017/6/27)
https://twitter.com/kun_tosyo/status/879562310016057344

米・インディアナ大学、映画フィルム約2万5,000リールのデジタル化を開始

2017年6月21日、米・インディアナ大学(IU)のMedia Digitization and Preservation Initiativeは、録音映像資料のデジタル化作業プロジェクトのフェーズIIを開始したことを発表しました。

IUでは、2020年の開学200年に向けて、所蔵する録音映像資料のデジタル化作業を行なっていますが、フェーズIIでは、IUが所蔵する10万点を超える映画フィルムのうち、約2万5,000リールのデジタル化を実施します。これにより、1万2,500時間分の映画が保存されます。引き続き、ソニーの子会社Memnon社のMemnon Archiving Servicesと協力してデジタル化作業を実施します。

録音映像資料のデジタル化作業は予定より早く進行しており、すでに20万点以上がデジタル化されています。デジタル化された資料はIU図書館の“Media Collections Online”からアクセスできるようになります。

欧州委員会(EC)、“European Open Science Cloud”(EOSC)に関する新しい高度専門家グループを立ち上げ

2017年6月21日、欧州委員会(EC)は、既存のデータ管理システムを統合した研究基盤“European Open Science Cloud”(EOSC)に関する、新しい高度専門家グループ(High Level Expert Group)を立ち上げました。

このグループは、EOSCの実現に必要とされる方策をECに助言することを目的としており、EOSCの立ち上げに関するHorizon2020プロジェクトや各国のイニシアチブと協力しながら活動します。2015年から2017年2月まで活動して、2016年に報告書をまとめた、先行の高度専門家グループの後を継ぐものとなります。

このグループは2017年6月から2018年末まで活動する予定で、EOSC実現のための方策について提言する最終報告書を2018年末にまとめるとしています。

米・カリフォルニア工科大学(Caltech)、データリポジトリ“Caltech DATA”を公開 TINDがCERNの技術をもとに開発したシステムを採用

米国のカリフォルニア工科大学(Caltech)がデータリポジトリ“Caltech DATA”を公開したことが発表されています。

このリポジトリでは、研究データのアップロード、出版物とのリンク、DOIの付与などのほか、GitHubのアカウントと連携して自動的にソフトウェアを保存することができます。

このリポジトリは、欧州原子核研究機構(CERN)から派生した組織“TIND”のシステムを採用しています。TINDは、CERNと契約を締結し、CERNが開発したオープンソースソフトウェア“Invenio”のチームとの協働を通じて、Invenioのノウハウを活用しながら図書館システム(ILS)機能、デジタルアーカイブ(DA)機能、研究データ管理(RDM)機能、リポジトリ(IR)機能などを備えたシステムを開発・提供しています。Caltech DATAは、TINDのデータリポジトリサービスを採用した初めてのリポジトリとのことです。

ページ