アーカイブ - 2017年 5月 9日 - car

国・地域を超えたリポジトリネットワークの連携に関する国際協定発表

2017年5月8日、国・地域を超えたリポジトリネットワークの連携に関する国際協定”Aligning Repository Networks: International Accord”がCOARのウェブサイトで公開されました。

この協定は具体的な行動を起こし、グローバルなサービスの構築につなげていくために共通の原則と強調すべき領域を定め、リポジトリネットワーク間の協力を促進することを目的に、COARの準備の下で作成されたものです。定期的なコミュニケーションの機会を設けること、API、標準、プロトコルの共通化、技術移転と共同開発の実施等について各リポジトリネットワークは協働していくとされています。欧州のOpenAIRE、南米のLA Referencisaをはじめ、カナダ、中国、米国、南アフリカのリポジトリネットワークが参加しています。日本からはJPCOARがこの協定に参加しています。

【イベント】ACM-SIGIR 2017(東京・8/7-11)

2017年8月7日から11日にかけて、コンピュータ分野の国際学会、Association for Computing Machinery(ACM)の情報検索に関する分科会、SIGIRが、新宿・京王プラザホテルで開催されます。

ACM-SIGIRは情報検索に関する国際会議としては世界最大級のもので、日本での開催は今回が初めてとのことです。

SIGIR2017 The 40th International ACM SIGIR Conference on Research and Development in Information Retrieval
http://sigir.org/sigir2017/

オープン・ピア・レビューは主流になりつつある?

2017年5月2日、OpenAIREは2016年9月から10月にかけて実施したオープン・ピア・レビューに関するオンライン調査の結果をまとめた報告書、”OpenAIRE Survey on Open Peer Review”を公開しました。また、報告書の公開にあわせ、OpenAIREブログに同報告書の内容を紹介する記事も掲載されています。

概要(Abstract)の記述によれば、同調査には3,062人から回答が寄せられ、回答者の多くはオープン・ピア・レビューが主流となることを支持していたとのことです。さらに、回答者の約4分の3はなんらかの形でオープン・ピア・レビューに関わったことがあったとしています。オープン・ピア・レビューに関する試みの中でも、オープンなやり取りの実施、査読報告や最終版へのコメント等のオープン化を支持する意見が多かったとのことです。

インターネット版官報と官報情報検索サービスがリニューアル

国立印刷局は2017年5月8日で、インターネット版官報(無料)と官報情報検索サービス(会員制有料サービス)を全面リニューアルしたことを発表しました。

インターネット版官報についてはデザインが一新されたほか、メニューバーの設置、ボタンサイズの見直し等、ユーザビリティの向上を行ったとのことです。官報情報検索サービスについてもデザインが一新されたことに加え、従来なかったNOT検索や検索結果の絞り込み機能が実装されています。また、こちらも音声ブラウザへの対応等、ユーザビリティの向上が図られたとのことです。

インターネット版官報、官報情報検索サービスのページをリニューアルしました。(国立印刷局、2017/5/8付け)
http://www.npb.go.jp/ja/news/20170421_kanpourenew/index.html

インターネット版官報
https://kanpou.npb.go.jp/

オバマ財団・米国国立公文書館、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表

2017年5月3日、オバマ財団と米国国立公文書館(NARA)が、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表を行なっています。

オバマ財団が、オバマ政権時に作成された未分類の全ての大統領記録のデジタル化に対して資金提供するとの声明に従うもので、NARAは大統領記録の国家管理者としての役割を果たすものの、これまでの大統領のように記録保存のための大統領図書館をオバマ大統領センター内には建設せず、代わりにデジタルアーカイブを構築します。

オバマ大統領の記録は、デジタル化された後、NARAの既存の書庫で管理され、オバマ大統領センター内のオバマ博物館等での展示の際に貸し出すなどして利用されます。

【イベント】図書館とその周辺で働く人向け 魅力あふれるプロを目指したい人のスタイリングセミナー(6/12・東京)

2017年6月12日、東京都・五反田のカフェ&ボードゲームカフェ『ウィンウィン』にて、トークイベント「図書館とその周辺で働く人向け 魅力あふれるプロを目指したい人のスタイリングセミナー」が開催されます。主催者は図書館運営に関するアドバイザリー業務等を手掛ける、株式会社ラピッヅワイドの広瀬容子氏です。

同イベントは図書館員及び周辺の人々について、例外はあるとしつつも「外見が地味である」と述べた上で、「『形から入る』ということを考えてみませんか」としています。イベントでは図書館サービス計画研究所の仁上幸治氏による「映像の中のトンデモ図書館員たち―ステレオタイプを超える自分ブランディング」、ファッションコンサルタントの竹岡眞美氏による「魅力あふれる図書館のプロを目指すスタイリングとは」という2つのトークの後に、竹岡氏による参加者に対するアドバイスも含めた、フリートークが行われるとのことです。

2030年、ピア・レビューはどうなっている?

2017年5月2日、BioMed CentralとDigital Scienceはピア・レビューの将来について論じた報告書、”What might peer review look like in 2030?”を公開しました。

同報告書は2016年11月に開催された、科学政策・アウトリーチ・ツールに関する国際会議SpotOn Londonの中で行われた、ピア・レビューに関するセッションの内容に基づくものです。人工知能の適用、科学者の視点、ピア・レビューの歴史とプレプリント、ピア・レビューの持続可能性、オープン性の増進など、6本の論考が掲載されています。

What might peer review look like in 2030?(figshare、2017/5/2付け)
https://figshare.com/articles/What_might_peer_review_look_like_in_2030_/4884878

国立大学協会、国立大学における学術情報の状況及び課題に関するアンケート結果を公開

2017年5月8日、国立大学協会は国立大学図書館の雑誌及び電子ジャーナル契約状況等に関し、把握・整理するために実施したアンケート調査の結果を公開しました。対象は国立86大学で、全大学が回答しています。

主な調査結果として、2014年と2016年を比較すると、雑誌受け入れタイトル数は91%の大学で減少し、雑誌購入経費も71%で減少していました。電子ジャーナルについては購入費用・利用可能タイトル数とも増加した大学が29大学ある一方、購入費用は増加したものの利用可能タイトルは減少した大学が30大学、購入費用が減少した一方で利用可能タイトル数が増加した大学が5大学、いずれも減少した大学が20大学、変化なし1大学、非回答1大学で、全体として購入費用は増加しているものの、利用可能タイトル数は減少している傾向が見られました。

アンケート結果ではそのほかに学術情報に関する課題意識や電子ジャーナル等の契約状況、電子ジャーナルに関する自由意見等がまとめられています。

カナダ研究図書館協会とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム、研究データ管理及びデジタル保存に関して連携協定を締結

2017年5月3日、カナダ研究図書館協会(CARL)とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)が、カナダの研究コミュニティにおける、研究データ管理(RDM)及びデジタル保存に関するニーズに関する、地域的・国家的課題の進展のため、連携協定を締結したと発表しています。

この合意に基づき、CARLのPortageネットワークによるRDMに関する知見と、OCULが運営するデジタルリポジトリ“Scholars Portal”におけるデジタル保存に関する知見を統合し、カナダでのRDMを支援するための統合性と相互運用性の検討を進めることになります。

米国議会図書館、日系アメリカ人が収容所内で発行した新聞をデジタル化して公開

2017年5月5日、米国議会図書館(LC)が、米国内の日系アメリカ人の強制収容所内で第二次世界大戦中に発行されていた新聞をデジタル化して公開したと発表しています。

13の収容所で発行され、のちにLCがマイクロフィルム化した4,600点を超す、英語もしくは英語・日本語併記の新聞がデジタル化されています。

Journalism, Behind Barbed Wire(LC,2017/5/5)
https://blogs.loc.gov/loc/2017/05/journalism-behind-barbed-wire/

神戸大学附属図書館医学分館、「秘書さん・職員さんのための図書館利用入門」を開催

神戸大学附属図書館医学分館が、2017年5月30日から6月9日にかけて、「秘書さん・職員さんのための図書館利用入門」を開催します。

4月に採用された秘書・職員が対象で、医学文献の探し方から入手までをスムーズに行えるよう、4つのテーマに分けて基礎知識を紹介するガイダンスとなっています。

1回20分で同一内容を2回ずつ実施し、1回の定員は5人です。

「秘書さん・職員さんのための図書館利用入門」を開催します【5/30(火)~6/9(金)】(神戸大学附属図書館)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/7408/

参考:
島根大学附属図書館、大学附属病院の看護職員向け文献検索講習会を開始
Posted 2017年4月25日
http://current.ndl.go.jp/node/33891

英国図書館、ベッテルハイム著「英琉辞書」「琉球語と日本語文法の要綱」の手稿をデジタル化

英国図書館(BL)が、2017年5月8日付のアジア・アフリカ研究部のブログ“Asian and African studies blog”で、沖縄語・沖縄方言(Okinawan language)関連の手稿2点をデジタル化したと発表しています。

デジタル化された手稿は、宣教師バーナード・ジャン・ベッテルハイム(Bernard Jean Bettelheim)によって書かれ、1867年5月2日に大英博物館に寄贈された、「英琉辞書」(English-Loochooan dictionary)、「琉球語と日本語文法の要綱」(Elements or contributions towards a Loochooan & Japanese grammar)の2点です。

BLでは、ベッテルハイムによって沖縄語・沖縄方言に翻訳・刊行された『約翰傳福音書』(Gospels of St John)、『路加傳福音書』(Gospels of St Luke)、『聖差言行録』(Acts of the Apostles)、『保羅寄羅馬人書』(St Paul's Letter to the Romans)も所蔵していると紹介されています。

島根県立図書館、中学生・高校生向けのビジネスプラン作成セミナーを開催

2017年5月27日、島根県立図書館は、日本政策金融公庫松江支店と共催し、同館において、中学生・高校生向けのビジネスプラン作成セミナー「アイデアをカタチにするチカラ」を開催します。

定員は30名(先着順)です。

中学生・高校生向けのビジネスプラン作成セミナー「アイデアをカタチにするチカラ」 (島根県立図書館)
http://www.library.pref.shimane.lg.jp/?page_id=994
http://www.library.pref.shimane.lg.jp/?action=common_download_main&upload_id=3205

【イベント】ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟勉強会「政策づくりへの図書館&議会図書室活用法」(6/2・東京)

2017年6月2日、図書館流通センター本社ホールにおいて、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟主催の勉強会「政策づくりへの図書館&議会図書室活用法」が開催されます。

内容は以下の通りで、参加には事前の申し込みが必要です。
参加費は有料で、3,000 円(ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟会員)、5,000円(地方議員ビジター)、2,000円(市民、議会事務局、自治体職員など)です。

<第一部 図書館を活用した政策づくり>
【基礎講座】議員による図書館活用法 
 図書館総合研究所 佐藤達生氏

【提言】図書館の視覚障害者サービスの実態と電子図書の活用法
 図書館総合研究所特別顧問/立命館大学人間科学研究所 客員研究員 植村要氏

<第二部 議会図書室を活用した政策づくり>
【事例報告】「強い議会」を支える「使える」議会図書室
      ~呉市議会議会図書室改革と議員への効果空
 呉市議会 議会図書室司書 重森貴菜氏

<第三部 論点整理とディスカッション>
【講演】議会改革と議会図書室改革のポイント
 山梨学院大学教授 江藤俊昭氏

鳥取県立図書館、県外図書館との協働企画展示 鳥取県中部地震復興支援『とっとりで待っとりますキャンペーン』の実施報告を公開

2017年5月2日、鳥取県立図書館が、県外図書館との協働企画展示 鳥取県中部地震復興支援『とっとりで待っとりますキャンペーン』の実施報告を公開
しました。

同館が、県内各図書館、各観光協会、県観光戦略課などと連携し、2017年1月から4月末にかけて、全国の14の図書館で実施したものです。

鳥取県立図書館 お知らせ
http://www.library.pref.tottori.jp/
※「05月02日【実施報告】県外図書館との協働企画展示 鳥取県中部地震復興支援『とっとりで待っとりますキャンペーン』」とあります。