アーカイブ - 2012年 2月 - car

2月 29日

静岡大学附属図書館、図書館業務システムをクラウドへ移行

2012年2月29日、静岡大学附属図書館が、2月に図書館業務システムを更新し、館内システムを全面クラウド化したと発表しました。同大学では、2010年3月から学内情報システムのサーバ類を学外のデータセンターへ移してクラウドでの運用を行っており、今回の更新では、そのクラウド環境上に図書館業務システムを構築したということのようです。これによって、コスト削減の他、災害によってキャンパスが被災した際のデータ保護等のメリットがあるとされています。先立って、同大学の学術リポジトリもクラウドへ移行していたようです。

2012年2月 静大OPAC・myLibraryリニューアル(静岡大学附属図書館)
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/?ils

静岡大学附属図書館、システムの全面クラウド化を達成(静岡大学附属図書館)
http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/?ils2

[drf:2106] 静岡大学学術リポジトリはパブリッククラウドに移行しました(DRF-ML 2010/11/5付けメール)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg02094.html

国文学研究資料館、広島大学附属図書館所蔵の読本43点をデジタル化して公開

2012年2月29日、国文学研究資料館が「所蔵機関との連携による日本古典籍デジタル画像データベース~平成23年度科学研究費補助金に基づく広島大学附属図書館所蔵「読本」コレクションの画像公開~」を公開しました。同データベースは、古典籍資料を多数所蔵する機関と連携して、同館のウェブサイト上でそれらのデジタル化画像を公開するというものです。今回は、広島大学附属図書館が所蔵している200点超の読本コレクションのうち、43点が公開されたようです。

所蔵機関との連携による日本古典籍デジタル画像データベース
http://base1.nijl.ac.jp/~micro/DIDJRB/

電子資料館(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/database/

【イベント】大学図書館改革と電子書籍:電子学術書利用実験プロジェクトの成果報告(3/12・慶應義塾大学)

2012年3月12日午後、慶應義塾大学メディアセンターと大学出版部協会の共催で、公開シンポジウム「大学図書館改革と電子書籍:電子学術書利用実験プロジェクトの成果報告」が開催されるそうです。シンポジウムでは、同大学が2010年12月から2012年3月にかけて実施している「電子学術書利用実験プロジェクト」の成果報告がなされ、合わせて、2012年度に計画中の共同実験についても紹介されるそうです。また、実験に参加した学生と出版社との対話や、「大学図書館改革と電子書籍」と題したディスカッションも行われるとのことです。

公開シンポジウム「大学図書館改革と電子書籍:電子学術書利用実験プロジェクトの成果報告」3月12日開催(慶應義塾大学 2012/2/29付けプレスリリース)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2011/kr7a430000099x2r-att/120229_1.pdf

電子学術書利用実験プロジェクト
http://project.lib.keio.ac.jp/ebookp/

参考:
慶應義塾大学メディアセンター、学術書デジタル化実証実験のアンケート結果とデジタル化資料のリストを公開
http://current.ndl.go.jp/node/18559

メタデータ基盤協議会、「メタデータ情報共有のためのガイドライン」のEPUB版及びKindle版を公開

一般社団法人メタデータ基盤協議会が、2012年2月28日に、「メタデータ情報共有のためのガイドライン」のEPUB版及びKindle版を公開しました。同団体は、2010年度の総務省「新ICT利活用サービス創出支援事業」のひとつである「メタデータ情報基盤構築事業」での成果(同ガイドライン含む)を発展させることを目的として2011年7月に設立されたものです。

メタデータ情報共有のためのガイドライン(EPUB版/Kindle版)
http://logical-web.com/logibooks/metaguide.html

メタデータ情報共有のためのガイドライン(PDF版)
http://www.mi3.or.jp/item/A03.pdf

報告書 / ガイドライン(メタデータ基盤協議会)
http://www.mi3.or.jp/origin/report-guideline.html

「メタデータ情報共有のためのガイドライン」EPUB版/Kindle版公開のご案内(メタデータ基盤協議会 2012/2/28付けニュース)
http://www.mi3.or.jp/news/epubkindle.html

参考:
メタデータレジストリ“Meta Bridge”のアカウント登録受付が開始

Google、被災地のストリートビュー公開地域を拡大し、おみせフォトやスペシャルコレクションにもコンテンツを追加

Googleは、2011年12月から東日本大震災被災地の画像をストリートビューで公開していますが、2012年2月29日からその公開対象地域が6県47市町村に拡大し、新たに福島県石川郡玉川村と東白川郡矢祭町の記録も追加したと発表しています。また、合わせて、東北のビジネスを支援する活動の一環として、店内の様子を見ることができる「おみせフォト」に被災地のお店・旅館など数百店舗を追加し、さらに、ストリートビューのスペシャルコレクションに、2011年に世界遺産に登録された岩手県平泉の観自在王院跡等を追加したそうです。

被災地域のストリートビュー、対象エリアを拡大しました(Google Japan Blog 2012/2/29付け記事)
http://googlejapan.blogspot.com/2012/02/blog-post.html

2012年東亜図書館協会(CEAL)年次大会で東日本大震災に関するプログラムが開催

2012年3月15日から18日にかけてカナダのトロントで東亜図書館協会(CEAL)年次大会が行われます。3月15日には、CEAL日本資料委員会の主催で、東日本大震災をテーマとしたプログラムが設けられるようです。米国議会図書館(LC)のMari Nakahara氏による「東日本大震災から学んだことと伝えたいこと」と題したプレゼンテーション及びパネルディスカッションに続いて、東北大学史料館・曽根原理氏から「東北大学図書館及び史料館の災害報告と現在の活動」、SaveMLAKプロジェクト・岡本真氏から「事業継続計画と被災資料のノウハウ」、LC・ロブ(Andrew Robb)氏から「2006年に米国で発生したハリケーン『カトリーナ』と『リタ』による教訓」、ケンタッキー大学図書館・日沖和子氏から「災害への準備及び復興に向けた戦略」という報告が行われるようです。

Japanese Materials Committee Agenda 2012 (CEAL News 2012/2/28付け記事)
http://cealnews.blogspot.com/2012/02/japanese-materials-committee-agenda.html

2012 AAS Conference Schedule for CEAL and Related Meetings

国立公文書館が研究紀要『北の丸』第44号を公開 10年に及ぶ国立大学からの民事判決原本の移管業務のまとめ等が掲載

2012年2月28日に、国立公文書館が、同館の研究紀要『北の丸』第44号の全文をウェブサイトで公開しました。『北の丸』第44号では、徳川将軍家の蔵書(いわゆる紅葉山文庫)を管理する書物方の業務日誌の紹介を行っている「書物方年代記(3)」や、国立公文書館が所蔵する漢籍についてその書物の内容・著者・伝来等を解説した「当館所蔵漢籍の「宋版」及び「元版」の解題(2)」のほか、2011年に完了した国立大学からの民事判決原本の移管について、その10年余りの業務をまとめた「国立大学からの民事判決原本の移管完了について」等が掲載されているようです。

北の丸 第44号(平成24年1月)
http://www.archives.go.jp/about/publication/kita/044.html

EIFLによる途上国におけるオープンアクセス推進助成プログラムの成果(記事紹介)

欧州の国際的なNPO団体であるEIFLは、EIFLが実施している途上国におけるオープンアクセス(OA)推進助成プログラム“EIFL-OA”の成果について、2012年2月28日に報告しています。報告記事によると、この“EIFL-OA”では、2011年にアフリカや東欧の11の図書館・図書館コンソーシアムに対し助成を行ったようです。その結果、1,700名以上の各国の政策立案者や研究者、出版社、図書館員等がOAに関するワークショップ等のイベントに参加、7つの言語でOAに関する教育資料等が作成され、30のOAリポジトリが設立、3つの大学でOA出版のイニシアティブがとられることに繋がったとのことです。さらに記事では、ボツワナ、ガーナ、エストニア、リトアニア、ウクライナ等の各国での主な成果について紹介しています。

京都大学図書館機構、『京都大学百年史』を機関リポジトリで公開

2012年2月17日に、京都大学図書館機構が、『京都大学百年史』(京都大学百年史編集委員会編. 1997-2001.)を同大学の機関リポジトリKURENAIで公開したようです。同書は、これまでに京都大学電子図書館で、図、表、写真を除いた状態で公開されていたようです。

京都大学百年史を公開 (京都大学図書館機構 2012/2/17付けの記事)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/wordpress2/index.php?p=166

2月 28日

非印刷出版物の法定納本に関する新しい規則案についての意見募集が開始(英国)

英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は、オンライン資料等の非印刷出版物の法定納本に関する規則案について、2012年2月24日から5月18日までの期間で意見募集を行うと発表しています。2010年から2011年にかけても規則案についての意見募集が行われましたが、内容について出版社等から懸念が示されたため、新たな規則案が作成されたものです。前回の規則案との主な違いとして、ハーベストできないオンライン資料について出版者が納める義務がなくなったこと、一般公開ではない資料について出版者は納本図書館にアクセス方法を提供する義務があること、英国で出版されたオンライン資料の定義を明確にしたこと、小企業等について2014年3月まで納本義務を免除すること、が挙げられています。

Consultation on the Draft Legal Deposit Libraries (non-print works) Regulations 2013(DCMSの発表。規則案へのリンクあり)
http://www.culture.gov.uk/consultations/8878.aspx

British Library welcomes public consultation on non-print legal deposit(英国図書館 2012/2/27付けのプレスリリース)

【イベント】子どもの読書活動を考える国際シンポジウム(3/25・東京)

2012年3月25日(日)に、東京で、国立青少年教育振興機構の主催により、「子どもの読書活動を考える国際シンポジウム~アメリカ・フランス・ドイツの事例に学ぶ~」が開催されます。3か国から専門家を招き、取組事例の紹介等を行うとのことです。シンポジウムの参加費は無料とのことです。

子どもの読書活動を考える国際シンポジウム~アメリカ・フランス・ドイツの事例に学ぶ~(国立青少年教育振興機構のサイト)
http://www.niye.go.jp/files/810/1047458129.pdf

福島県郡山市立中央図書館が2012年3月10日に再開

東日本大震災で被災し、復旧工事のために休館していた福島県の郡山市立中央図書館が、2012年3月10日に再開館すると発表しました。当日は、オープニングセレモニーに続いて、子ども映画会、おはなし会スペシャル、ホールコンサートが開催されるようです。その後も、「中央図書館再開館記念行事」として、3月17日と24日に映画会が開催されるようです。

中央図書館は、3月10日(土)に再開館いたします。(郡山市 2012/2/28付けニュース)
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23170

【イベント】講演会「図書館を介して起業する」・業界新聞案内展(3/6・東京)

2012年3月6日に、東京都新宿区立角筈図書館で、講演会「図書館を介して起業する」が開催されるとのことです。内容は、ビジネス情報支援相談会や関連図書資料等、図書館を利用して起業された方の体験談のようです。また、同日には、角筈図書館の所蔵する業界紙・専門紙を展示・紹介する業界紙案内展も開催されるとのことです。

新宿区立角筈図書館 講演会「図書館を介して起業する」・業界新聞案内展(ビジネス支援図書館推進協議会のサイトの情報)
http://www.business-library.jp/event/index.html#tunohazu

新宿区立角筈図書館 業界新聞・専門誌等一覧(新宿区立図書館)
http://www.library.shinjuku.tokyo.jp/bisunesssien/gyoukaisinbun201110.pdf

国立国会図書館、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」の配布資料を公開

2012年2月27日、国立国会図書館(NDL)関西館で、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」が開催されました。その発表資料が公開されています。当日は、午前中はNDLからの事業報告の後、羽衣国際大学の谷本達哉准教授からレファレンス協同データベースの事業分析の結果等について基調講演がありました。午後は、東京都立図書館、近畿大学中央図書館、茨城県立歴史館の各参加館からの実践報告に続いて、パネルディスカッションが行われました。その様子はTwitter及びUSTREAMでも中継されました。

第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_8.html

第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム #crdf2012(Togetter)
http://togetter.com/li/264502

“Research Works Act”法案の提案議員がその立法を断念すると発表

2012年2月27日、学術出版大手のElsevier社が、米国連邦議会下院に提出されている“Research Works Act”法案への支持撤回を表明し、合わせてボイコット運動の中心となった数学コミュニティへの文書も発表しました。また、同日午後、Research Works Actの提案者であるDarrell Issa議員とCarolyn Maloney議員が、同法案の立法を断念する旨の声明を発表したそうです。

Sponsors and Supporters back away from Research Works Act (SPARC 2012/2/27付けニュース)
http://www.arl.org/sparc/media/sponsors-and-supporters-back-away-from-research-wo.shtml

Legislation to Bar Public-Access Requirement on Federal Research Is Dead (The Chronicle of Higher Education 2012/2/27付けニュース)
http://chronicle.com/article/Legislation-to-Bar/130949/

ミニ図書館・期間限定図書館(記事紹介)

2012年2月27日付けのフランス国立図書館(BNF)のブログ“Blog Lecteurs”で、世界のミニ図書館や期間限定図書館を紹介した記事が掲載されています。記事では、英国のサマセットや米国のニューヨークにある電話ボックスを利用したミニ図書館、夏にノルマンディー地方に登場する海岸図書館、オキュパイ運動での図書館や巣箱のようなミニ図書館を設置する“Little Free Library”等が取り上げられています。

Micro-bibliothèques et bibliothèques éphémères (Blog Lecteurs 2012/2/27付けの記事)
http://blog.bnf.fr/lecteurs/index.php/2012/02/27/micro-bibliotheques-et-bibliotheques-ephemeres/

参考:
E1243 - 格差社会に抗議するオキュパイ運動の中の「図書館」
http://current.ndl.go.jp/e1243

世界一小さな図書館?(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/19648

それはまるで本の巣箱、“Little Free Library”がシラキュース大学にも(米国)

NEC、文書の高速検索と分類表示を行うことで求める文書を短時間で発見できる「意味検索エンジン」を開発

2012年2月27日にNECは、文書の高速検索と分類表示を行うことで、必要な文書を短時間で発見できる「意味検索エンジン」を開発したと発表しています。意味検索とは、検索する言葉をその同義語や上位・下位概念の言葉にも広げて、関係する文書を幅広く検索する方式とのことです。同社は、この検索エンジンについてコンタクトセンターの業務効率化等に役立つとしています。

NEC、文書の高速検索と分類表示を行う意味検索エンジンを開発 ~ コンタクトセンターの業務効率化を実証 ~ (NEC 2012/2/27付けのプレスリリース)
http://www.nec.co.jp/press/ja/1202/2702.html

NEC、求める文書を短時間で発見して分類表示する「意味検索エンジン」を開発 (ITmedia 2012/2/27付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/27/news114.html

2012年に35周年を迎える国際博物館の日に向け、国際博物館会議がフォトコンテスト開催を発表

2012年2月20日に国際博物館会議(International Council of Museums:ICOM)は、2012年の国際博物館の日(5月18日)が記念日として定められてから35周年を迎えるのを記念して、フォトコンテストを開催すると発表しています。“Me in My Museum”と題したこのフォトコンテストでは、参加者が友人や家族とともに撮ったお気に入りの博物館の写真が競われるようです。なお、2012年の国際博物館の日のテーマは“Museums in a Changing World. New challenges, New inspirations”となっているようです。

OverDrive社、電子書籍版ハリー・ポッターの公共・学校図書館に対する独占的提供を発表

2012年2月27日、米国の電子書籍ベンダOverDrive社が、J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏の「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻の電子書籍版及びオーディオブック版の公共・学校図書館向け提供に関して独占契約を結んだと発表しています。英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語をはじめとして、20か国語以上での提供が予定されているようです。OverDrive社のサービスは世界中で18,000を超える公共・学校図書館が契約しており、その提供コンテンツは、PC、電子書籍リーダー、タブレット端末、スマートフォン等様々な環境で利用できるとされています。

Harry Potter eBooks to be distributed to Public and School Libraries through OverDrive (OverDrive 2012/2/27付けプレスリリース)
http://overdrive.com/News/Harry-Potter-eBooks-to-be-distributed-to-Public-and-School-Libraries-through-OverDrive

2月 27日

第1回デジタルえほんアワード受賞作品が発表される

株式会社デジタルえほんとNPO法人CANVASの共同主催による「第1回デジタルえほんアワード」の受賞作品が、2012年2月16日に発表されました。作品部門のグランプリには、日本出版販売株式会社のiPad向け絵本アプリ「さわっておして ゆびあそぶっく ちょんちょんちょん」が、企画部門のグランプリには西野つぐみ氏の「アカリ・トモス・ユビサキ」が選ばれています。2月25日に表彰式が開催されたとのことです。

第1回デジタルえほんアワード結果発表 (PDF) (デジタルえほんアワード 2012/2/16付けの記事)
http://digitalehon.net/office/award_winner.pdf

デジタルえほんアワード
http://www.digitalehonaward.net/

デジタルえほんアワード グランプリを受賞 絵本アプリ「さわって おして ゆびあそぶっく ちょんちょんちょん」 (日本出版販売株式会社 2012/2/27付けのニュースリリース)
http://www.nippan.co.jp/news/2012/0227-2.html

日販、絵本アプリ「さわって おして ゆびあそぶっく ちょんちょんちょん」が デジタルえほんアワードグランプリ受賞 (hon.jp 2012/2/27付けの記事)

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