アーカイブ - 2019年 7月 9日

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、デジタル研究と研究図書館の役割に関する報告書“Digital scholarship and the role of the research library”を公開

2019年7月1日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、報告書“Digital scholarship and the role of the research library”を公開しました。

この報告書は2019年1月から4月にかけて、RLUKが加盟館に行ったDigital scholarship(デジタル研究)に関する調査で得られた知見を示したものです。

ノルウェー・Unitが組織するコンソーシアム、Springer Nature社と“Read and Publish”契約で合意

2019年7月5日、ノルウェー国内の研究機関等の高等教育および研究におけるICTや共同サービスを担当するUnit(Direktoratet for IKT og fellestjenester i høyere utdanning og forskning:Norwegian Directorate for ICT and Joint Services in Higher Education and Research)は、ノルウェーの研究機関を代表して、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意したことを発表しました。契約期間は2020年から2022年までです。

2019年6月27日付のSpringer Nature社のプレスリリースによると、この契約は“Read and Publish”契約として締結されています。この契約によって、ノルウェーの研究者はSpringerLink掲載の論文へのアクセスと同社のハイブリッドジャーナルへの研究成果のOA出版が可能になります。また、2019年中の、Unit構成員によるSpringerのジャーナルへのアクセスも保証されています。

国立歴史民俗博物館、合同会社AMANEと包括的な連携・協力に関する協定を締結

2019年7月9日、学術資料の調査・整理、活用と発信、オープン情報資源化を手掛ける合同会社AMANEが、国立歴史民俗博物館との間で包括的な連携・協力に関する協定を締結したことを発表しました。

同社の発表によれば、この協定は「両者の取り組む学術資料の保存・継承・研究・活用の一層の充実を図るとともに、その成果の普及を促進することにより、学術を通じた社会貢献並びに人材の育成に寄与する」ことを目的とする、とのことです。具体的な連携・協力の内容として、学術資料の保存・継承・研究・活用について、研究者・市民など多様な主体が交流し議論する機会「学術野営」の実施・運営などが挙げられています。

国立歴史民俗博物館との包括連携協力協定の締結について(合同会社AMANE、2019/7/9付け)
https://amane-project.jp/post-1043/?fbclid=IwAR2kP95zl_xM4wWAu8xxaF_MUvvr7aYTNqon5teho3RwP1Rr-BiIJFOmhM4

【イベント】第24回情報知識学フォーラム「地域資料とオープンサイエンス~地域資料の継承と情報資源化~」(11/23・金沢)

2019年11月23日、石川県金沢市のITビジネスプラザ武蔵において、情報知識学会が主催する第24回情報知識学フォーラム「地域資料とオープンサイエンス~地域資料の継承と情報資源化~」が開催されます。

同フォーラムでは「地域資料の継承と情報資源化およびその再利用に携わっている様々な立場の方々にご講演頂き、地域資料の継承と情報資源化に対する現状と課題を共有したい」とのことです。招待講演のほかにフォーラムテーマに関係したポスターセッションも設けられます。

第24回情報知識学フォーラム「地域資料とオープンサイエンス~地域資料の継承と情報資源化~」
http://www.jsik.jp/?forum2019

参考:
【イベント】第22回情報知識学フォーラム「オープンサイエンスの障壁への挑戦」(12/2・東京)
Posted 2017年9月26日
http://current.ndl.go.jp/node/34733

【イベント】大学図書館問題研究会第50回全国大会(神戸)(8/31-9/2・神戸)

2019年8月31日から9月2日にかけて、神戸市のシーサイドホテル舞子ビラ神戸において、大学図書館問題研究会の第50回全国大会が開催されます。

同大会では研究発表・テーマごとに分かれての分科会・自主企画等が行われるほか、最終日の9月2日にはシンポジウム「高等教育改革の中の大学図書館~これからの大学と大学図書館を考える~」が開催されます。シンポジウム告知Webページによれば、「最新の政策動向と大学ガバナンスのあり方、北米の事例を参照した情報リテラシー教育のあり方についての講演と参加者との意見交換を通じて、これからの大学と大学図書館のあり方を考えたい」とのことです。

大学図書館問題研究会第50回全国大会(神戸)
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2019/index.html

【イベント】考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(9/10-11、奈良)

2019年9月10日から11日にかけて、奈良文化財研究所本庁舎において、同研究所主催の考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」が開催されます。

この研究集会はワシントン大学教授のBen Marwick教授による考古学・文化財分野における研究データ管理・分析ツールや、オープンサイエンスの動向に関する講演とワークショップを中心に、奈良文化財研究所所属の研究者らの発表も交えて開催されます。ワークショップの中では「発掘調査・整理作業を通じて取得された遺物データ(分類、素材、計測値、位置座標等)をもとに、Rを利用して、透明性・再現性の担保された表・グラフを作成し、Gitにより公開・共有する手順」を学ぶ、とのことです。

考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(全国遺跡報告総覧)
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/event/332

韓国・束草市立図書館、創造的な図書館空間とすることを目的に、閲覧室を開放的に改修:労働時間の週52時間上限規制の実施に合わせ運営時間も調整

2019年6月30日、韓国・江原道の束草市は、政府が発表した「第3次図書館総合計画」に基づいた、束草市立図書館の閲覧室の改修工事が終了し、7月2日にオープンすると発表しています。

仕切られた1人での学習スペースから、開放的で誰でも利用可能な生活文化施設として図書館の本来の機能を強化することで、利用者の創造性・自立性を伸ばすことが目的です。

図書館では今後、ブックコンサート、週末の夜に出かける音楽会などを実施し、楽しい「騒音」を伴う、本の文化に関する交流プログラムを実施し、地域の生活文化施設として位置付けられるよう努力するとしています。

あわせて、同館において7月1日から実施される労働時間の週52時間の上限規制に対応するため、図書館の運営時間を調整し、勤務条件の改善やワークライフバランスの実現を目指すとしています。

東京都立中央図書館、交流ルームに「交流ボード」を設置

2019年7月8日、東京都立中央図書館が、自由に議論しながら調査研究を行ったり、異業種交流の場として利用できる交流ルームに「交流ボード」を設置したと発表しています。

自由に使える掲示板で、グループのメンバー募集やイベントの広報などに活用することができます。

掲示期間は、次の休館日の前日までです。

交流ルームの「交流ボード」をご活用ください!(東京都立図書館,2019/7/8)
https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/information/5330_20190708.html

交流ボードのご利用方法 [PDF:395.7 KB]
https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/information/uploads/poster-koryuuroom.pdf

東近江市(滋賀県)、図書館司書等が企画・編集を行う地域情報誌『そこら』の第2期高校生ライターを募集

2019年7月8日、滋賀県の東近江市は、同市に関わりを持つ民間企業社員・図書館司書・NPO法人職員・市役所職員などが企画・編集を行っている地域情報誌『そこら』の第2期高校生ライターの募集を発表しました。

定員は10人で、対象は東近江市内在住または在学の高校生です。

高校生ライターのメンバーで企画内容を相談して決定し、2019年度発行する『そこら』第7号の8ページ分の記事の取材を行います。活動は、授業終了後または休日に東近江市立八日市図書館で実施します。

青春を本(カタチ)に残そう! 第2期高校生ライター募集  地域情報誌「そこら」の企画・取材をする高校生ライターを募集します (東近江市,2019/7/8)
http://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000010638.html