アーカイブ - 2019年 7月 8日

日付

図書館友の会全国連絡会、「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状を8政党に送付

図書館友の会全国連絡会が、国会に議席を有する8政党に対し、2019年7月1日付けで「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状を送付したことを発表しています。

参議院選挙にあたって、(1)公立図書館の振興・発展に関する政策、(2)政策の中で特に「公立図書館の管理運営」についての2点をたずねるものとなっており、到着した分から回答が公開されています。

【2019/7/1】「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての公開質問状(とともれん活動報告,2019/7/1)
http://totomoren.net/blog/?p=911

各政党への公開質問状・回答一覧(2019.7参議院選挙)(とともれん活動報告)
http://totomoren.net/blog/?p=916

研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)の日本語訳が公開される

研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)は、2019年7月4日付けのTwitterにおいて、DORAのウェブサイト上で新たにDORAの日本語訳を公開したことを発表しています。

@DORAssessment(Twitter, 2019/7/4)
https://twitter.com/DORAssessment/status/1146877605561454593

DORA
https://sfdora.org/

研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)
https://sfdora.org/read/jp/

米国図書館協会(ALA)、出版大手Hachette Book Group(HBG)の発表した図書館向け電子書籍・オーディオブックの貸出モデル変更に懸念を表明

2019年6月17日、米国図書館協会(ALA)は、同日に発表された出版大手Hachette Book Group(HBG)の図書館向け電子書籍・オーディオブックの貸出モデル変更への懸念をウェブサイト上で表明しました。

このALAの懸念は、米国の五大出版社の一つであるHBGが、2019年7月1日から図書館向けの電子書籍・オーディオブックについて、永続的なアクセス権を付与するモデルから2年間の購読モデルへ切り替えること、モデルの切り替えにより提供価格が25%割引されるが、2年後の更新時にはこの割引は適用されないことを発表したことを受けて発せられました。

ALAはHBGの提供モデル変更について、初期導入費用の削減やエンバーゴを設けない方針が維持されていること等は歓迎しつつ、この変更が電子書籍やオーディオブックへの長期的なアクセスを減少させ、米国の文化遺産の長期保存に対する課題を増大させる可能性を指摘しています。

米・ニューメキシコ大学(UNM)に元図書館員からジョージ・オーウェル著作のコレクションが寄贈される

2019年6月17日、米・ニューメキシコ大学(University of New Mexico:UNM)は大学図書館に25年間勤務した元図書館員のRuss Davidson氏から、同氏が所蔵するジョージ・オーウェル著作のコレクションが寄贈されたことを発表しました。

寄贈されたコレクションには、アイスランド語、ウクライナ語、スワヒリ語、アフリカーンス語、ノルウェー語、ウルドゥ語、インドネシア語等、様々な言語に訳された『動物農場』、『1984』の初版をはじめ、ジョージ・オーウェル著作の希少な版が含まれており、大学のCenter for Southwest Research and Special Collectionsで保存され、将来の研究に活用される予定です。

寄贈されたコレクションは学内のZimmerman Libraryで2019年9月から2020年春まで展示される予定です。また、2019年10月にはジョージ・オーウェルに関する講演も企画されています。

オーストラリア国立図書館(NLA)、情報探索システム“Trove”内の先住民族の言語に関する資料にタグ付けを行うコードアソン(code-a-thon)への参加を呼びかけ

オーストラリア国立図書館(NLA)が、国連の国際先住民族言語年(2019年)及びオーストラリア先住民(アボリジニとトレス海峡諸島民)の歴史・文化・功績を称えるNAIDOC Week(2019年7月7日から7月14日)にあわせて実施するコードアソン(code-a-thon)への参加を呼びかけています。

NLAの情報探索システム“Trove”内のオーストラリア先住民の言語に関する資料を識別するために、NLA、オーストラリア・アボリジニ・トレス海峡諸島民文化研究所(AIATSIS)、書誌検索サービス“Libraries Australia”、州立・準州立図書館が連携して実施する取組です。

オーストラリアの先住民族の言語データベース“AUSTLANG”を利用して、Trove内の該当するアイテムにタグ付けを行うとともに、それらの資料を見つけやすくするために地域の図書館の目録に付与したタグをインポートします。

Troveにアカウント登録し、“AUSTLANG”の検索方法やタグの付与方法について学ぶことで参加することが可能です。

スウェーデン・Bibsamコンソーシアム、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意

2019年6月25日、Bibsamコンソーシアムを代表してライセンス契約の交渉を行っているスウェーデン王立図書館(NLS)は、Springer Nature社とオープンアクセス(OA)出版等に関する契約で合意したと発表しています。

この契約は2019年7月から2021年12月を契約期間とし、スウェーデン国内の4つの研究助成機関(スウェーデン研究評議会(The Swedish Research Council)、Formas、Forte、Vinnova)とBibsamコンソーシアム所属機関のうち31機関が参加しています。研究助成機関がSpringer Nature社のOAジャーナル出版費用の50%を負担することにより、契約参加機関に所属する研究者は、Springer Nature社が発行する576のOAジャーナルで研究成果を発表することができます。対象となるOAジャーナルには、近年スウェーデンの研究者が論文を多く発表している“Nature Communications”や“Scientific Reports”も含まれています。

スウェーデン・Bibsamコンソーシアム、米国物理学協会の出版部門(AIP Publishing)と試験的な“Read and Publish”契約を締結

2019年6月18日、スウェーデン・Bibsamコンソーシアムを代表してライセンス契約の交渉を行っているスウェーデン王立図書館(NLS)は、Bibsamコンソーシアムが米国物理学協会の出版部門(AIP Publishing)と試験的な“Read and Publish”契約を締結したことを発表しました。AIP Publishingの“Read and Publish”契約に参加した研究図書館のコンソーシアムは今回のBibsamが初めての事例になります。

この“Read and Publish”契約に参加したコンソーシアム内の11大学及び当局所属の研究者は、2019年12月末までAPCを負担することなくAIP Publishingのハイブリッドジャーナルへ投稿してオープンアクセス(OA)化することができます。

池田市立石橋プラザ(池田市立図書館分館)(大阪府)、市政80周年を迎える池田市のおすすめポイントを募集中:寄せられたおすすめポイントを取材し写真入りで掲示

大阪府の池田市立石橋プラザ(池田市立図書館分館)が、2019年7月7日付の同館のTwitterで、市政80周年を迎える池田市のおすすめポイントを館内にポストを設置して募集していると紹介しています。

寄せられたお気に入りの場所を取材し、掲示板の横に写真入りで掲示していくとしています。

募集は2020年2月29日までです。

@ikeda_plazalib(Twitter,2019/7/7)
https://twitter.com/ikeda_plazalib/status/1147683998061043712
https://twitter.com/ikeda_plazalib/status/1147688360783171584

耐震補強・改修工事が終了した慶應義塾図書館旧館(重要文化財)、期間限定でのエントランスホールの一般公開を実施中

重要文化財である慶應義塾図書館旧館(三田キャンパス)の耐震補強・改修工事が2019年6月に完了したことから、内部工事を開始するまでの期間限定で、エントランスホールの一般公開を実施しています。

公開期間は、2019年7月から10月までの第1水曜日・第3土曜日で、7/3(水)、7/20(土)、8/7(水)、8/17(土)、9/4(水)、9/21(土)、10/2(水)、10/19(土)となっています。

公開範囲は、正面入口から1Fホールおよび中央階段踊場までで、中央階段踊り場のステンドグラスも見ることができます。

同大学メディアセンターでは、工事のため仮移転している資料を戻すとともに、使いやすさと安全性の向上を目指した計画を実施する予定です。

図書館旧館内部の限定公開について(お知らせ)(慶應義塾,2019/7/1)
https://www.keio.ac.jp/ja/news/2019/7/1/27-54144/

沖縄赤十字病院患者図書室の活性化プロジェクト、患者とその家族を楽しませてくれる本の寄贈を呼びかけ:沖縄国際大学日本文化学科図書館情報学・文化情報学ゼミによる活動

沖縄赤十字病院患者図書室の活性化プロジェクトが、2019年7月8日から7月10日まで、患者とその家族を楽しませてくれる本の寄贈を呼びかけています。

同プロジェクトは、沖縄国際大学日本文化学科図書館情報学・文化情報学ゼミによる活動の一環で、図書館司書を目指す4年生がアドバンスド科目の一環として取り組んでいるものです。

現在、患者図書室には、予算の都合で、本の種類がそれほど多くなく、特に、患者が、辛い治療に対して前向きになったり、勇気をもらったり、病気のことを少し忘れてリラックスできたりするような資料が少ないいことから、そのような本の寄贈を呼びかけるものです。

寄贈本は、同大学5号館ロビーにある受付ボックスに投函することになっており、テーマに沿わない本・衛生面で受け入れできない本などは、図書室活性化のための資金にさせていただく場合もあるとしています。

英・Jisc、文化遺産に関する分野横断合同会議“Discovering Collections, Discovering Communities(DCDC)”の主催メンバーに加わる

2019年6月24日、英国国立公文書館(TNA)と英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)は、英国のJiscが新たに文化遺産に関する分野横断合同会議“Discovering Collections, Discovering Communities(DCDC)”の主催メンバーに参加したことを発表しました。

DCDCは英国最大の文化遺産に関する分野横断合同会議で、英国・欧州はじめ各国から毎年400人以上のアーキビスト、図書館員、研究者等が参加して、コレクションの影響力からデジタル変換まで文化遺産に関わる様々の問題が検討されます。

今年度の会議DCDC19はTNA、RLUK、Jiscの主催により“Navigating the digital shift: practices and possibilities”をテーマとして、2019年11月12日から11月14日までバーミンガムで開催され、DCDCのウェブサイトで参加登録の受付が開始されています。

岐阜県図書館、ビジネス支援の強化や来館が困難な利用者へのアウトリーチサービスの充実を目的に電子書籍サービスを開始

岐阜県図書館が、2019年7月7日から電子書籍サービスを開始すると発表しています。

ビジネス支援の強化及び来館が困難な利用者へのアウトリーチサービスの充実を図ることが目的です。

学術書・専門書を中心とした紀伊國屋書店学術電子図書館「KinoDen」の電子書籍を提供しており、ビジネス支援や地場産業に関する分野を中心に、法律や健康医療分野等の書籍が含まれます(辞典・事典28点、ビジネス支援277点、地場産業173点、法律53点、健康・医療174点、計705点)。

電子書籍サービス(岐阜県図書館)
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/siryo-search/ebook/top.html
※「岐阜県図書館では、令和元年7月7日(日)10:00から、電子書籍サービスを開始します」とあります。