アーカイブ - 2019年 7月 29日

米国図書館協会(ALA)、大手出版社Macmillan社の新しい電子書籍貸出モデルへのエンバーゴ設定について非難する声明を発表

2019年7月25日、米国図書館協会(ALA)は大手出版社Macmillan社の新しい電子書籍貸出モデルを非難する声明を発表しました。

Macmillan社の新しい電子書籍貸出モデルでは、新刊書は各図書館1冊までしか購入できず、2冊目以降の購入は刊行から8週間のエンバーゴが設けられます。ALA会長のWanda Brown氏は、図書館の新規タイトルへのアクセスを制限することは、情報アクセスを図書館に依存する人々への情報アクセスの制限と同義であり、全ての人への情報アクセスを保証するという図書館の中心的使命を脅かすものであるとコメントし、同社の方針を受け入れることはできず、エンバーゴの撤回を求めています。

Macmillan社の新しい電子書籍貸出モデルは、2018年7月に同社傘下のTorが電子書籍新刊の図書館への販売を事前予告なく4ヶ月遅らせた措置を拡張するものであり、ALAは2018年7月当時も販売の遅延は図書館の読者と作家への献身を損なうものであるという声明を発表しています。

ProQuest社、電子書籍・紙書籍の検索・選書・発注用システムOASISへ関連企業Bowker社の書誌情報データベース“Books In Print”のメタデータを追加

2019年7月25日、ProQuest社は同社がウェブベースで提供する、学術図書館向け電子書籍・紙書籍の検索・選書・発注用システムOASIS(Online Acquisitions and Selection Information System)へ、関連企業Bowker社の書誌情報データベース“Bowker Books In Print”のメタデータを追加したことを発表しました。

この追加によってOASISは、3,900万タイトル以上の紙書籍、約200万タイトルの電子書籍、約3万6,000タイトルのストリーミングビデオのデータベースになっています。また、フォーマット間のリンクの改善や出版年月日・著者情報等に関するより正確で一貫したデータの取得など、データの高品質化も図られる予定である、としています。その他、次の4点をこの追加による利点として挙げています。

・デューイ十進分類法(DDC)または米国議会図書館分類表(LCC)からの分類情報180万件の追加
・670万件の新規タイトルの追加
・合計1,270万件の著者情報の新規追加または更新
・1,800万件の書誌情報更新

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)に加盟

2019年7月17日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)に機関会員(77機関目)として加盟したと発表しています。

LACは、2018年4月にCRKNと合併したCanadiana.orgの会員であり、2019年1月には、CRKNの会員と連携し、Canadiana Collectionsの無料公開にも貢献してきました。

また、CRKNは、Canadiana.orgと合併する前も、LACと直接連携し、Canadiana.orgとLACが共同でLACの最も使用頻度の高いアーカイブコレクションのマイクロフィルムをデジタル化する作業に資金を提供してきました。

News(LAC)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/default.aspx
※「Library and Archives Canada Joins the Canadian Research Knowledge Network as Institutional Member July 17, 2019」とあります。

飯能市立図書館(埼玉県)、「図書チャットボット」の実証実験を実施中

埼玉県の飯能市立図書館は、2019年7月23日から8月31日まで、株式会社富士通マーケティングと連携し、「図書チャットボット」の実証実験を実施しています。

飯能市立図書館に来館し「図書チャットボット」LINE公式アカウントを「友だち登録」することで、「図書館資料の検索」「おすすめの本や、利用者の目的や気分に合わせた本の紹介」「図書館各種事業、利用案内などの紹介」といった各種サービスを利用することができます。

LINEで蔵書検索が?! 「図書チャットボット」実証実験を開始します。(飯能市立図書館)
http://www.hanno-lib.jp/topics/line.html

岡山県、平成30年7月豪雨災害に係る写真及び動画の提供を呼びかけ:収集データは岡山県立図書館・デジタル岡山大百科で保存

2019年7月26日、岡山県の危機管理課は、平成30年7月豪雨災害に係る写真及び動画の収集を開始しました。

県民が保有している写真及び動画の提供を呼びかけるもので、収集された写真及び動画は、災害記録誌の作成や、県の広報等に活用するとともに、岡山県立図書館のデジタル岡山大百科に記録・保存するとしています。

募集期間は、7月26日から12月27日までです。

平成30年7月豪雨災害に係る写真及び動画の収集について(岡山県,2019/7/26)
http://www.pref.okayama.jp/page/618551.html

デジタル岡山大百科
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/

福島県立図書館、「ふくしまについて調べるためのデジタル化資料」を公開:国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されている資料の中から同県に関係する資料を紹介

2019年7月26日、福島県立図書館が、「ふくしまについて調べるためのデジタル化資料」を公開しました。

国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されている資料の中から同県に関係する資料を紹介するものです。

福島県立図書館 お知らせ
https://www.library.fks.ed.jp/
※「『ふくしまについて調べるためのデジタル化資料』 を公開しました。(2019.7.26) 」とあります。

ふくしまについて調べるためのデジタル化資料(福島県立図書館)
https://www.library.fks.ed.jp/ippan/link-syu/link_fkd.html#001

2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はアイルランド・ダブリンで開催:ニュージーランド・オークランドでの開催が2022年に延期になったことを受け

2019年7月26日、国際図書館連盟(IFLA)は、2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会を、アイルランドのダブリンで開催すると発表しました。期間は8月15日から21日までです。

4月に、2020年に予定していたニュージーランド・オークランドでの開催が2022年に延期されたことを受け、IFLAでは新たな開催地を検討していました。

IFLA World Library and Information Congress host city for 2020 - Dublin(IFLA,2019/7/26)
https://www.ifla.org/node/92327

参考:
世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会、ニュージーランド・オークランドでの開催を延期 2020年から2022年に
Posted 2019年4月16日
http://current.ndl.go.jp/node/38028