アーカイブ - 2019年 5月 17日

国立国会図書館、電子展示「本の万華鏡」の第26回「恋の技法-恋文の世界-」を公開

国立国会図書館(NDL)は、ミニ電子展示「本の万華鏡」の第26回として、「恋の技法-恋文の世界-」をウェブサイトで公開しました。

江戸時代以降の恋文の手引書や恋文にまつわる文化などをNDLの所蔵資料を用いて紹介するものであり、「第1章 江戸時代の恋文あれこれ」「第2章 明治・大正・昭和の恋文あれこれ」の2章からなります。

本の万華鏡「恋の技法-恋文の世界-」を公開しました(付・プレスリリース)(NDL, 2019/5/10)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/190510_01.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/__icsFiles/afieldfile/2019/04/26/pr190510.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースです。[PDF:336KB]

【イベント】シンポジウム「地域コミュニティのメディアテーク」(5/25・東京)

2019年5月25日、国立情報学研究所学術総合センター(東京都千代田区)において、シンポジウム「地域コミュニティのメディアテーク」が開催されます。

国立民族学博物館を中心とする「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」プロジェクト(略称DiPLAS)の関連企画であり、個人が撮影した写真を地域デジタルアーカイブとして蓄積することの意義を考えるシンポジウムです。

入場無料、定員100名(先着順)であり、事前申し込みが必要です。
主なプログラムは次のとおりです。

・発表1「研究者と地域住民は、日常生活の何を写し何を写さないのか?」
原田健一氏(新潟大学/DiPLAS研究支援協力者)

・発表2「地域の博物館や図書館などは「地方(じかた)写真」の拠点たりえるか?」
福島幸宏氏(東京大学大学院/DiPLAS研究支援協力者)

・発表3「地域研究写真のデジタル化・データベース化と研究への活用──DiPLASプロジェクトの経験」
石山俊氏(国立民族学博物館/DiPLAS技術支援員)

・総合討論

米国議会図書館、100年以上前に出版された児童書の古典的作品67点をオンラインで公開:児童書週間100周年を記念して

2019年4月29日、米国議会図書館(LC)は、児童書週間(Children's Book Week)100周年を記念して、同館所蔵の100年以上前に出版された児童書の古典的作品67点の画像をデジタルコレクション“Children's Book Selections”においてオンライン公開したと発表しています。

“Children's Book Selections”には、「ハンプティ・ダンプティ」や「赤ずきん」等、米国及び英国で1923年以前に出版された児童書が含まれますが、それらはすでに著作権の保護対象ではなく、自由に読み、共有できるものであるとしています。

同じく2019年4月29日に、今回のコレクション公開と児童書週間の周知広報のため、“Children's Book Selections”から選ばれた20冊をワシントンD.C.の児童書作家らが朗読するイベントがLCのYoung Readers Centerで開催されており、当日の様子がYouTube上で公開されています。

米国議会図書館、所蔵する中国の貴重書1,000点余りの画像をオンラインで公開:台湾国家図書館との協力事業によりデジタル化

2019年5月6日、米国議会図書館(LC)は、同館のアジア部が所蔵する中国の貴重書1,000点余りの画像をデジタルコレクション“Chinese Rare Book Digital Collection”においてオンライン公開したと発表しています。

公開された貴重書の大部分は明代・清代のものですが、宋代・元代のものも30点近く含まれているとあります。“Chinese Rare Book Digital Collection”のコレクション紹介ページの記載によれば、アジア部が所蔵する約5,300点の資料から計2,000点近くを公開する予定であり、今後資料の追加公開を行うとしています。

台湾国家図書館との協力事業によりデジタル化されたものであり、台湾国家図書館も2019年5月9日付けで今回の公開に関するプレスリリースを出しています。その中では、2005年から2012年にかけてLCと同館が協力して行ったデジタル化事業の成果であること、すでに同館の古典籍データベース「古籍與特藏文獻資源系統」でも収録・提供されていることが紹介されています。

米・サウスカロライナ大学に18万点のコミックスコレクションが寄贈される

2019年5月1日、米・サウスカロライナ大学(University of South Carolina)はオハイオ州の個人収集家Gary Lee Watson氏から、同氏が収集した14万3,000点のコミックス、2万点の雑誌、1万5,000点のペーパーバック、5,000点のパルプ誌を含む合計18万点のコミックスコレクションが寄贈されたことを発表しました。

寄贈されたコレクションには幅広い年代の作品が含まれており、その中にはマーベル・コミックス社が1963年に刊行した『アベンジャーズ』(Avengers)第1号をはじめとする、希少なアメリカン・コミックスの代表的な作品も含まれています。

大学図書館のAssociate Dean of special collectionsであるElizabeth Sudduth氏は、寄贈されたコレクションは8月29日から館内展示される予定で、展示に関連してコミックス作家の講演など様々な企画も計画していることから、コレクションが大いに関心を集め利用されることを期待している、としています。

欧州大学協会(EUA)、欧州の大学におけるビッグディール契約に関する調査報告書の第2版として“2019 Big Deals Survey Report”を公開

2019年5月13日、欧州大学協会(EUA)が、欧州の大学におけるビッグディール契約に関する調査報告書“2019 Big Deals Survey Report: An Updated Mapping of Major Scholarly Publishing Contracts in Europe”の公開を発表しました。本報告書は2018年4月に公開された報告書をアップデートした第2版に当たります。

調査対象には、2017年から2018年に欧州30ヵ国の31のコンソーシアムが、Elsevier社、Springer Nature社、Taylor & Francis社、Wiley社、アメリカ化学会(American Chemical Society)の5大主要出版社と締結した167のビッグディール契約が含まれています。報告書では以下のような調査結果が示されています。

大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)、2018年度に実施した論文公表実態調査の結果を公開

2019年5月10日、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)は、2018年度にSPARC Japan運営委員会と共同で実施した論文公表実態調査の調査結果を公開したことを発表しました。

同調査は、Web of Science(WoS)から2017年に抽出した、日本の機関に所属する著者が2012年から2016年に発表した論文のデータと、各出版社の価格表やDOAJ (Directory of Open Access Journals)のデータを参照して作成したAPC価格リスト等を用いて、日本の研究機関に所属する研究者の公表論文数・オープンアクセス(OA)率・APC支払推定額を調査したものです。

公表された報告書では調査結果として、公表論文数・OA論文数・APC支払推定額の出版社別・雑誌別・著者所属機関別の集計結果が示されており、APC支払状況の規模感の把握や雑誌購読額の把握によって、今後の新たな契約モデル検討にあたって活用できるものである、としています。

科学技術振興機構(JST)、「情報資料館」を開館:閉館した情報資料館筑波資料センターを引き継ぐ

2019年5月15日、科学技術振興機構(JST)は、JST東京本部(東京都千代田区)の地下1階に「情報資料館」を開館しました。これは、2019年3月29日に閉館した情報資料館筑波資料センター(茨城県つくば市)を引き継いだものです。

情報資料館は、JSTが収集した約12万冊の資料を閲覧できる閉架式の図書館であり、科学技術・医学・薬学関係の学術雑誌、会議録/要旨集等、JST文献データベースに収録した直近3年分の学術雑誌を中心に所蔵しているとあります。

資料の閲覧(館内閲覧のみ)は無料です。有料で複写も可能です。

情報資料館
https://jipsti.jst.go.jp/jst-lib/
※「お知らせ」に「情報資料館が開館しました。(2019年5月15日)」とあります。

メンテナンス作業のお知らせ(2019/5/20(月)19:00~20:00ごろ)

2019年5月20日(月)の19時から20時頃にかけて、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。作業が終了次第お知らせいたします。

ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。