アーカイブ - 2019年 4月

4月 19日

福岡県立図書館、大嘗祭に関する映画フィルム「大嘗祭悠紀主基斎田」をデジタル化して公開

2019年4月18日、福岡県立図書館は、映画フィルム「大嘗祭悠紀主基斎田」をデジタル化し、同館郷土資料室ホームページのデジタルライブラリで公開したと発表しています。

フィルムには、昭和天皇即位に伴う大嘗祭の際、斎田の勅定により新穀が作られ、京都へ運ばれる様子が収められています。デジタルライブラリ上の解説によれば、大嘗祭とは、天皇の即位の後にはじめて行われる新嘗祭のことであり、斎田とは、大嘗祭において献上される神饌神酒の材料となる新穀を作るための田のことです。

映画フィルム「大嘗祭悠紀主基斎田」映像の公開について(福岡県立図書館, 2019/4/18)
https://www2.lib.pref.fukuoka.jp/index.php?key=bbi51b1s7-1912#_1912

国際シンポジウム「高等教育の国際化と大学図書館」の講演資料が公開される

2019年4月18日、九州大学附属図書館は、2018年12月14日に同館主催で開催された国際シンポジウム「高等教育の国際化と大学図書館」の講演資料(英文)を公開したことを発表しました。

同シンポジウムでは、高等教育の国際化が急速に進む中、アジアの大学図書館はどのような役割を果たしていけるかとの問題意識のもと、九州大学のほか、タイ及び台湾の大学の事例が紹介されました。

国際シンポジウム「高等教育の国際化と大学図書館」(2018年12月)の講演資料を公開しました(九州大学附属図書館, 2019/4/18)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/symposium-201812

参考:
【イベント】国際シンポジウム 「高等教育の国際化と大学図書館:アジアを拠点としたトップブランドへ」(12/14・福岡)
http://current.ndl.go.jp/node/36988

【イベント】国立情報学研究所「学術情報基盤オープンフォーラム2019」(5/29-30・東京)、「オープンハウス2019」(5/31-6/1・東京)

2019年5月29日から30日まで、東京都千代田区の学術総合センターで、国立情報学研究所(NII)による「学術情報基盤オープンフォーラム2019」が開催されます。

SINET5において実現する大学・研究機関における教育研究環境について、具体的なイメージを関係者と共有し、利用者とともに発展させるためのフォーラムとしており、プログラムによると、「学術機関における研究データ管理の進め方」「新JAIRO Cloud、CiNii Research」「CAT2020」など、多分野にわたるセッションのほか、SINET、認証基盤、セキュリティ、GakuNin RDM、新JAIRO Cloud、CAT2020の各サービスに関する個別相談会も開催されます。

また、フォーラムに続き、5月31日から6月1日まで、同会場で「オープンハウス2019」が開催され、基調講演や、NIIの研究者10名が計100件の研究を発表する「NII研究100連発」、研究に関するポスター展示などが行われます。

北米研究図書館協会(ARL)、Wikidataに関するホワイトペーパーを公表

2019年4月18日、北米研究図書館協会(ARL)が、Wikidataに関するホワイトペーパーを公表しました。

図書館員が自館の蔵書や自組織の研究者や機関の情報の世界的な発見を促進するうえでオープンなナレッジベースを利用するための多様な方法を推奨するものです。

WikidataにおけるGLAM分野の活動や、研究図書館での関与の機会について紹介しています。

津島市立図書館(愛知県)、所蔵する日本・中国の元号入り古銭(元号銭)を紹介する企画展示「図書館所蔵の元号銭-古銭から元号を考える-」を開催中

愛知県の津島市立図書館が、企画展示「図書館所蔵の元号銭-古銭から元号を考える-」を開催しています。

同館では、市民から寄贈された古銭を所蔵しており、その中には、日本・中国の元号入り古銭(元号銭)が41種(「寛永通宝」「永楽通宝」「慶長通宝」「太夏真興」など)含まれることから、そのような「元号銭」を紹介することで元号について考える展示となっています。

利用者から借用した「文政小判」なども展示されています。

地元紙の報道によると、5月31日まで実施されています。

2019年の新着情報(津島市立図書館)
http://www.lib.tsushima.aichi.jp/2019/
※2019年3月12日欄に「企画展示「図書館所蔵の元号銭」」とあります。

横手市増田まんが美術館(秋田県)、2019年5月1日にリニューアルオープン

秋田県の横手市増田まんが美術館が、2019年5月1日にリニューアルオープンします。

旧増田町出身の漫画家である矢口高雄氏の偉業を記念して、1995年10月に公民館・図書館・郷土資料館を併設する複合施設「増田ふれあいプラザ」内にマンガをテーマとして開館した美術館で、今回、マンガの歴史からマンガができるまでといったマンガのすべてが分かる美術館として、また、カフェやライブラリー、ショップのある美術館としてリニューアルされました。

5月1日から5月5日にかけて、漫画家・声優などが出演する各種オープニングイベントが開催されます。

横手市増田まんが美術館のリニューアルオープン(横手市増田まんが美術館, 2019/4/1)
http://manga-museum.com/?p=216

「横手市増田まんが美術館」リニューアルオープン!(秋田県,2019/4/17)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/41613

東京大学史料編纂所、「正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースSHOMUS」の一般公開データの大幅拡張を発表

2019/04/18、東京大学史料編纂所が、「正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースSHOMUS」の一般公開データの大幅拡張を発表しました。

暫定レコードを含む形で「正倉院文書」(667巻5冊)すべての断簡にアクセス可能となったほか(一部未登録データ含む)、『大日本古文書』未収の主要箇所への断簡釈文の追加などが行われたと発表されています。

東京大学史料編纂所 ニュース&トピックス
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
※2019/04/18欄に「[DB]SHOMUS正倉院文書マルチ支援データベース、一般公開データを大幅拡張! 」とあります。

正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースSHOMUS
https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships_help/ISIDE/W49/

東京大学農学生命科学図書館、「農学生命科学図書館デジタルアーカイブ」を公開

2019年4月18日、東京大学農学生命科学図書館の「農学生命科学図書館デジタルアーカイブ」の公開が発表されています。

同アーカイブで今回公開されたのは、鎌倉末期に成った国産の牛を図説する「国牛十図」、1922年の東大駒場キャンパスの構内「東京帝国大学農学部建物位置図」、1937年の東大本郷キャンパスの構内図「東京帝国大学本部構内及農学部建物鳥瞰図」の3点です。

クリエイティブコモンズライセンスのCC BY相当の条件で公開されており、IIIFに準拠した画像となっています。

農学生命科学図書館デジタルアーカイブを公開しました(東京大学農学生命科学図書館,2019/4)
https://www.lib.a.u-tokyo.ac.jp/html/news/2019/20190418_digitalarchive.html

高知県、高知県公文書等の管理に関する条例(仮称)及び同施行規則の草案への意見を募集中

高知県が、2019年4月25日まで、高知県公文書等の管理に関する条例(仮称)及び同施行規則の草案への意見を募集しています。

条例は、2019年6月議会への上程を予定し、同施行規則は、条例の議決を要件として、条例草案第32条第1号に基づき、高知県公文書管理委員会への諮問のうえ制定されます。

高知県公文書等の管理に関する条例(仮称)及び条例施行規則の制定について(意見公募期間:平成31年3月27日から4月25日まで)(高知県,2019/3/27)
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/112701/h30-koubunsyojyourei-ikenkoubo.html

参考:
高知県、「「高知県公文書館(仮称)」整備基本計画(案)」への意見を募集中
Posted 2017年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/33441

4月 18日

国際図書館連盟(IFLA)、フランス・ノートルダム大聖堂の火災被害を受けて声明を発表

2019年4月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、同4月15日にフランス・パリのノートルダム大聖堂が火災により被害を受けたことに関して声明を発表しています。

世界の記憶を保護することは図書館及び図書館員の重要な務めであり、IFLAはそれを支援すること、政府からの支援も不可欠であり、IFLAもアドボカシー活動に取り組むこと等が表明されています。

Tragedy of Notre Dame Underlines the Need to Focus on Prevention and Preservation(IFLA, 2019/4/17)
https://www.ifla.org/node/92122

関連:
ノートルダム大聖堂
http://www.notredamedeparis.fr/
※“ACTUALITÉ”に火災による被害を受けた旨の記載があります。

『カレントアウェアネス-E』367号を発行

E2126 - National Film Registryの30年:米国におけるフィルム保存

2018年,米国のNational Film Registryが制度開始から30周年を迎えた。National Film Registryとは,1988年に成立した米国フィルム保存法(The National Film Preservation Act)を根拠にした「文化的,歴史的,あるいは美学的に重要な」フィルムのリストであり,このリストに掲載されたフィルムは,米国議会図書館(LC),映画スタジオ,その他のアーカイブ機関,フィルム製作者のいずれかによって保存することが求められる。

E2127 - 韓国国立中央図書館のLinked Open Data:国家書誌LOD

韓国国立中央図書館(NLK)は韓国の全国書誌作成機関として,2013年から全国書誌データをLinked Open Data(LOD)で提供している。なお,韓国では全国書誌を「国家書誌」というため,本稿でもそれにならう。2019年1月10日,それまでのウェブサイトを刷新した新たな国家書誌LOD提供サイトが公開された。本稿では,今回新規に追加された機能だけでなく既存機能も含めて,国家書誌LODの概要を紹介する。

E2124 - 津山市立図書館×地元企業:「カリコレ」で地域課題に挑戦

津山市(岡山県)に本社のある株式会社ワードシステムは団体貸出を支援するサテライト貸出システム「カリコレ」を開発し,2019年1月11日にサービスの提供を開始した。このシステムは津山市立図書館と市内IT企業であるワードシステムが共同開発したもので,全国でも珍しい図書館発の産官連携の成果である。「カリコレ」は,図書館の一般的なサービスである団体貸出において,団体貸出先から資料を貸し出すのが難しいという問題を解決する,これまでにありそうでなかったツールである。具体的には,団体貸出先を図書館のサテライトのように位置づけ,当該団体に貸出中の資料データを電子ファイル形式で「カリコレ」に取り込んで貸出や返却を簡便に行うことができるようにしたシステムである。図書館電算システムとの連携は必要としない。

E2129 - 第15回レファレンス協同データベース事業フォーラム<報告>

2019年2月15日,第15回レファレンス協同データベース(レファ協)事業フォーラムを国立国会図書館(NDL)関西館で開催した。本フォーラムは,レファ協に関心を持つ人々を対象に,専門家の講演,参加館の実践報告等を通じて事業への認識を深め,あわせて関係者相互の情報交換,交流の場とすることを目的として2004年度から毎年度開催されている。

E2128 - シンポジウム「人文社会系分野における研究評価」<報告>

2019年2月15日に虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で,筑波大学URA研究戦略推進室の主催により,筑波大学研究大学強化促進事業シンポジウム「人文社会系分野における研究評価~シーズからニーズへ~」が開催された。

米・ITHAKA S+R、教員の情報行動に関する定期調査報告(2018年版)を公開

2019年4月12日、米国のITHAKA S+Rが、米国の高等教育機関の研究者の情報行動の変化についての定期調査の2018年版を公開しました。

2000年に開始した同調査は、3年ごとに実施しており、今回はオープンな教育リソース(OER)や学習分析などの新しい設問が加えられ、

・学術文献の検索を始めるにあたって使用するツールが、特定の学術データベースからGoogle Scholarや一般的な検索エンジンに移行していること
・研究データの管理・保存にあたって、Google DriveやDropboxのようなクラウドベースのストレージサービスの利用が増加していること
・オープンアクセス出版モデルへの関心が高まっている一方で、伝統的な学術的動機によって研究者の意思決定が動機づけられ続けていること
・特に若手の教員の間で、指導実践のためのオープンな教育リソース(OER)利用への潜在的な関心が存在すること
・学習分析ツールの利用価値については懐疑的であること
・図書館に対して、資料のアーカイブの場という役割に重きを置く傾向が増加していること

などの調査結果が報告されています。

英国図書館(BL)、同館のメタデータに関する2023年までの新戦略“Foundations for the Future”を公開

2019年4月12日、英国図書館(BL)は、2015年の“Unlocking The Value”を後継する、同館のメタデータに関する新戦略“Foundations for the Future”を4月に策定したことを発表しました。

“Foundations for the Future”は、2019年から2023年までの5年間を対象とし、2015年から2018年まで実施された“Unlocking The Value”の成果を継承しながら、システム・規格・アクセス環境等のメタデータに関わる基盤の統一を図ること、現在・将来のニーズに対応させるための古いメタデータ更新やメタデータの作成・マイグレーションによる「隠れた」コンテンツの可視化を通してコレクションの価値を保全し高めること、量や複雑さを増すメタデータへの対処や新しい技術革新を取り入れて効率的で持続的なメタデータ処理体制を実現すること、保存メタデータ・権利メタデータ・管理メタデータなどを充実させること、図書館内での情報交換の促進や図書館員のスキル向上を通してメタデータに関するより良い取り組みを広め支えること等の課題に取り組むとしています。

県立長野図書館、株式会社バリューブックスと連携協定を締結

2019年4月17日、県立長野図書館が、インターネットを中心に古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックスと連携協定を締結すると発表しました。

「信州・学び創造ラボ」における企画の協働、バリューブックスの古書再利用を図る方策を活かした新たなコミュニティの創造、本のデジタル情報を活用した新しい社会サービスの創発、本を使った社会貢献活動の図書館や社会組織への適応に関する研究などについて連携・協力することで、「「本」をめぐる新しいサービス」の実現を目指すことを目的としています。

連携協定締結式および関連イベントが4月23日に、同館「信州・学び創造ラボ」で開催されます。

「株式会社バリューブックス」と連携協定を締結します/締結式・イベントのお知らせ(県立長野図書館,2019/4/17)
http://www.library.pref.nagano.jp/osirase_190417

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