アーカイブ - 2019年 3月

3月 4日

台湾国家図書館、公共図書館の利用状況等に関する報告書(2018年)を発表

2019年2月25日、台湾国家図書館が、2018年の公共図書館の利用状況等に関する報告書『107年臺灣閲讀風貌及全民閲讀力年度報告』を発表しています。

公共図書館の来館者数は延べ9,198万人(前年比6.68%増)で、そのうち本を借りた人数は延べ2,167万人(前年比5.71%増)、貸出冊数は7,791万冊(前年比3.98%増)となっており、いずれの数値も前年から上昇しています。

2018年の貸出統計に基づいた人気図書のランキング(総合及びジャンル別)も掲載されており、総合ランキングでは、ハリー・ポッターシリーズが第1位となっているほか、金庸や黄易など、香港の作家による武侠小説が多くランクインしています。日本関係書籍では『解憂雜貨店』(東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の中国語版)が第19位となっています。

また、本報告書には、2018年に同館が台湾全域の公共図書館及び学校図書館を対象として行った「閲讀力」(読書力)の調査結果もまとめられており、地域別又は学校種別の一人当たり平均蔵書数・貸出冊数・来館回数や、貸出カードの所持率などが紹介されています。

文化庁、「文化財保護法に基づく文化財保存活用大綱・文化財保存活用地域計画・保存活用計画の策定等に関する指針」の決定を発表

2019年3月4日、文化庁は、「文化財保護法に基づく文化財保存活用大綱・文化財保存活用地域計画・保存活用計画の策定等に関する指針」の決定を発表しました。

新着情報一覧(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/whats_new.html
※2019年3月4日欄に「文化財保護法に基づく文化財保存活用大綱・文化財保存活用地域計画・保存活用計画の策定等に関する指針の決定」とあります。

概要 [PDF:122KB]
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/pdf/r1402097_09.pdf

本文 [PDF:573KB]
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/pdf/r1402097_10.pdf

芦屋町歴史民俗資料館(福岡県)、企画展「8年目の3.11ー大津波から甦る財(たから)たちー」を開催中

福岡県の芦屋町歴史民俗資料館が、2019年2月5日から3月21日まで、企画展「8年目の3.11ー大津波から甦る財(たから)たちー」を開催中です。

陸前高田市立博物館(岩手県)が、文化庁の支援を得ながら、国内の様々な機関と連携し、東日本大震災の津波により被災した資料の救出と再生に取り組んだ成果を展示するものです。

3月16日には被災から復元したリードオルガンの演奏と歌唱のコンサートが、3月17日には講演会「8年目の3.11~津波で被災した資料再生の軌跡」と被災資料の安定化処理技術に関するワークショップが開催されます。

芦屋歴史の里企画展「8年目の3.11ー大津波から甦る財(たから)たちー」(芦屋町,2019/2/8)
http://www.town.ashiya.lg.jp/view.rbz?ik=1&pnp=116&pnp=300&pnp=306&nd=306&cd=4126

福島県立博物館、特集展「震災遺産を考える」を開催中

福島県立博物館が、2019年2月16日から4月11日まで、特集展「震災遺産を考える」を開催中です。

福島県立博物館を中心とするふくしま震災遺産保全プロジェクトが収集した資料を介して震災が福島県にもたらした出来事を考えることを目的に開催されます。

3月23日には、同館講堂において、ミニシンポジウム「震災を未来へ継承する」も開催されます。

震災遺産を考える(福島県立博物館)
http://www.general-museum.fks.ed.jp/01_exhibit/kikakuten/2018/20190216_shinsaiisan/20190216_shinsaiisan.html

ResearchGate・Springer Nature、Nature誌掲載の一部全文記事のResearchGate上での公開の試行を発表

2019年3月1日、研究者向けのSNS・ResearchGateとSpringer Nature社が、2017年11月以降のNature誌掲載の一部全文記事を、3月7日までにResearchGateの研究者個人のプロフィール画面上で公開試行し、閲覧・ダウンロードを可能とすると発表しました。

同試行では、研究者がネットワークの共同の力を利用し、学術成果の視認性と発見可能性を高め、プラットフォームをまたいでの影響を測定できるようもするとしています。

東亜図書館協会(CEAL)、加盟館の東アジア関連資料等の年次統計(2017-2018)を機関誌に掲載

東亜図書館協会(CEAL)に加盟する図書館の、東アジア関連資料等の年次統計(2017-2018)が、CEALの機関誌“Journal of East Asian Libraries”(JEAL)の168号(2019年2月)に掲載されています。

加盟館における、中国語(C)・日本語(J)・朝鮮語(K)・非CJK言語資料の単行書購入数、所蔵数、定期刊行物購読タイトル数、定期刊行物以外の非図書資料の所蔵数、総所蔵数、電子リソース数、電子書籍数や、寄付額・助成額、職員数(フルタイム換算)、外部委託の有無、各種サービス統計、連絡先等のほか、付録として、購入されているフルテキストデータベースのリストも掲載されています。

京都大学図書館機構、嵯峨本『源氏物語』など121タイトルを京都大学貴重資料デジタルアーカイブで新たに公開

2019年3月1日、京都大学図書館機構は、嵯峨本『源氏物語』などの附属図書館所蔵資料33タイトルと部局所蔵資料88タイトルの合計121タイトルを、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで新たに公開したと発表しています。

2019年3月1日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、1万2,913タイトル、112万1,569画像になったとしています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 嵯峨本『源氏物語』ほか121タイトルを新しく公開しました(京都大学図書館機構,2019/3/1)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1381294

嵯峨本『源氏物語』ほか121タイトルを新しく公開しました(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ,2019/3/1)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/news/2019-03-01

「全国学校図書館POPコンテスト」の結果が発表される

2019年3月1日、「全国学校図書館POPコンテスト」の結果が、主催のポプラ社から発表されました。

日本国内の小・中・高等学校が応募の対象で、児童・生徒が図書館にある本を題材にPOPを制作したもので、全国314校、作品数8,211点の応募から、入賞作として10部門・40作品が選ばれています。

ポプラ社 2018 全国学校図書館POPコンテスト結果発表
https://www.poplar.co.jp/schoolLibrary/pop-contest/results/

全国学校図書館POPコンテスト(ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/schoolLibrary/pop-contest/
※2019年03月01日(金)欄に「ポプラ社2018年POPコンテスト結果発表はこちら!」とあります。

北九州市立図書館、地区図書館分館の愛称「こどもと母のとしょかん」を取り止めるとともに、地区図書館・分館の児童室等に共通の愛称「子どもの本のへや」を設定

2019年2月28日、北九州市立図書館が、同年4月1日から、地区図書館分館の愛称「こどもと母のとしょかん」を取り止めるとともに、地区図書館・分館の児童室(児童書コーナー)に共通の愛称「子どもの本のへや」を設定すると発表しました。

愛称取り止めの理由として以下の4点をあげています。

東北大学附属図書館、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)を設置

2019年3月1日、東北大学附属図書館が、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)の設置を発表しています。

同大学が所蔵する学術資料の一層の活用を図るとともに、貴重な資料を次世代に確実につないでいくことや、所蔵資料を公開するデジタル・アーカイブを構築することを目的に設置されたもので、基金の主な使途として、以下の4点が挙げられています。

1.市民のみなさま・学生・研究者のためのデジタルコレクション構築と公開
2.貴重資料に関する各種イベント開催
3.図書館設備の充実、資料の保存・修復
4.人材育成

同基金に寄付を行うと、各種顕彰・特典を得ることができます。

お知らせ(東北大学附属図書館)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/news.html
※2019/03/01欄に「 「図書館のみらい基金」を設置しました」とあります。

名古屋市図書館、中高生に図書館の情報を届ける「ティーンズTwitter」を開始

2019年3月1日、名古屋市図書館が、中高生に図書館の情報を届ける「ティーンズTwitter」を開始しました。

ティーンズ向けのイベントの情報や新しく入った本のお知らせ、おすすめ本の紹介等を行うと説明されています。

名古屋市図書館ティーンズTwitter始めました!(名古屋市図書館,2019/3/1)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_sonota/entries/20190301_02.html

@nagoyalibteens(Twitter)
https://twitter.com/nagoyalibteens

3月 1日

SPARC Europe、教育・研究活動からみた欧州の著作権法改正の政治的合意についてのブログ記事を公開

2019年2月15日、SPARC Europeは、教育・研究活動からみた欧州の著作権法改正の政治的合意について、ブログ記事を公開しています。

合意された著作権法改正の指令草案第2条第4項において、科学雑誌等の学術目的の定期刊行物は今回の指令の対象外となったことを挙げ、オンラインで新聞記事等の出版物を転載する際における対価の支払いを定めた第11条の影響を免れたと述べています。

ユーザーがアップロードしたコンテンツにプラットフォーム側が責任を負うことを命じる第13条に関しても、非営利の教育・研究のためのリポジトリは対象外であると明記されたため、今回の指令による影響を免れたとしています。

一方で、第11条や13条は依然として知的自由や情報へのアクセスに影響を与えるものであり、教育・研究活動の障壁となりうることを指摘しています。

『国立国会図書館月報』695号刊行:開館70 周年記念展示講演会のダイジェストを掲載

このほど刊行しました『国立国会図書館月報』695号(2019年3月)では、東京本館及び関西館で開催された開館70 周年記念展示講演会のダイジェストを掲載しています。

東京本館では国文学研究資料館長のロバート キャンベル氏による講演会「一冊の中には小宇宙~江戸時代のスクラップブックを開く~」が2018年10月27日に開催され、関西館では国際日本文化研究センター教授の井上章一氏による講演会「本でまなぶこと 街が教えてくれること」が2018年11月10日に開催されました。

『国立国会図書館月報』 695号(2019年3月) [PDF:5.8MB]
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11242284_po_geppo1903.pdf?contentNo=1

大阪市教育委員会、合同会社AMANEと大阪市立図書館デジタルアーカイブオープンデータの公開及び利活用推進に関する連携協定を締結したことを発表

2019年3月1日、大阪市教育委員会は、合同会社AMANEと大阪市立図書館デジタルアーカイブオープンデータの公開及び利活用推進に関する連携協定を締結したことを発表しました。

本協定により、大阪市立図書館デジタルアーカイブオープンデータの高精度なデータ生成・公開、利活用に関する取組について連携協力を行うことで、大阪に関する歴史資料の公開(オープンデータ)・活用を推進するとしています。

報道発表資料 合同会社AMANEと大阪市立図書館デジタルアーカイブオープンデータの公開及び利活用推進に関する連携協定を締結しました(大阪市, 2019/3/1)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000462815.html

奈良文化財研究所、研究報告『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用』を刊行

2019年3月1日、奈良文化財研究所は、奈良文化財研究所研究報告21『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用』の刊行を発表しました。

同研究所が開催した平成30年度文化財担当者専門研修「遺跡情報記録課程」の講義内容をもとに各講師が加筆・修正し、関係論考2編を追加したものであり、全国遺跡報告総覧上で全文のPDFが公開されています。

「Ⅰ.文化財分野におけるデジタル技術の活用」「Ⅱ.文化財行政におけるGISの活用」「Ⅲ.発掘調査報告書の電子公開」の三部構成となっており、文化庁によるデジタル技術導入の行政的位置付け、デジタルカメラや3次元技術の導入、GISの活用事例、発掘調査報告書の電子公開、著作権に関する論考が収録されています。

『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用』を刊行しました(なぶんけんブログ, 2019年3月1日)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/03/digital.html

新宿区立中央図書館(東京都)、特別図書展示「新宿で探そう宝物の一冊」を開催:学習院女子大学の学生との協働プロジェクト

新宿区立中央図書館(東京都)は、休館日を除く2019年2月26日から3月21日までの期間、同館1階の展示コーナーで特別図書展示「新宿で探そう宝物の一冊」を開催しています。

学習院女子大学(東京都新宿区)の学生との協働プロジェクトであり、同大学図書館のブックセレクター(いわゆる学生選書委員)である学生の団体「さくらちゃんず」のメンバーが、中央図書館所蔵の本の展示テーマを決め、これに沿った本を選び、本の魅力を伝える手づくりのポップカードとともに展示するものとあります。

中央図書館×学習院女子大学協働プロジェクト~新宿で探そう宝物の一冊~(新宿区立図書館, 2019/2/15)
https://www.library.shinjuku.tokyo.jp/event/?id=799

国立国語研究所、「大英図書館蔵天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』画像」を公開

2019年3月1日、国立国語研究所は、「大英図書館蔵天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』画像」の公開を発表しました。

16世紀の日本を訪れたキリスト教宣教師の日本語学習向けに編纂された読本(リーダー)であり、ポルトガル語式のローマ字で書かれていることから、当時の日本語の発音を知るための研究資料として重要視されてきたものです。英国図書館(BL)以外での所蔵は知られておらず、天下の孤本であるとしています。

BLから提供されたカラー画像(JPEG形式)をパブリックドメインとして公開しているほか、より高画質の画像が必要な場合はBLのウェブサイトから有償で提供を受けることができるとあります。

平成30年度 (2018年度)のニュース一覧(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2018/
※2019年3月1日付けのニュースに「「大英図書館蔵天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』画像」を公開しました」とあります。

ORCID、リポジトリでのORCIDの使用に関する勧告を公表

2019年2月27日、ORCIDが、リポジトリでのORCIDの使用に関する勧告“Recommendations for Using ORCID in Repositories”を公表しました。

2018年10月に発表した勧告案へのパブリックコメントや、勧告策定のタスクフォース内での議論を経て公表されたものです。

勧告の主な内容として以下の事項があげられています。

米国国立公文書館(NARA)、ブロックチェーンに関するホワイトペーパーを公表

2019年2月25日、米国国立公文書館(NARA)がブロックチェーンに関するホワイトペーパー“Blockchain White Paper”を公開しました。

ブロックチェーンの技術的側面の高水準の概要が含まれており、同国の電子的レコード管理プログラムに対する様々な影響を調査できることから、レコードマネージャーにとって有用なペーパーであると説明されています。

同ペーパーでは、ブロックチェーン上のレコードの存在、レコードの信頼性と整合性、レコードスケジュール、レコードのNARAへの移管といったような、基本的な記録管理上の関心事項に焦点を当てています。

福井県立図書館、閲覧室内に「スタディルーム(仮)」を設置し試行での利用受付を開始

福井県立図書館が、閲覧室内に「スタディルーム(仮)」を設置し、2019年3月2日から試行での利用受付を開始すると発表しました。

「スタディルーム(仮)」は、図書館の資料を使った調査・研究などで利用できるスペースで、多くの図書館資料を同時に比較検討したり、大きな資料を広げて読むことが可能です。密閉された空間ではないため、少人数のグループ研究などで使う際には、静かに利用することが求められています。

閲覧室内に「スタディルーム(仮)」を設置します (3/2~試行)(福井県立図書館,2019/2/28)
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/index.php?key=jof9ryn2r-406#_406

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