アーカイブ - 2019年 2月 14日

【イベント】大図研関西3地域グループ合同例会「大学図書館の資料保存:体制の構築と継続」(3/2・大阪)

2019年3月2日、難波市民学習センター(大阪市浪速区)において、大学図書館問題研究会関西3地域グループ合同例会「大学図書館の資料保存:体制の構築と継続」が開催されます。

定員は35名であり、参加費は無料ですが2月20日までの事前申し込みが必要です。
内容は次のとおりです。

○講演1
藤井亜希子氏(和歌山大学図書館)「資料被害とその対策―シバンムシ、カビ、マイクロフィルム劣化―」

○講演2
由利江里子氏(大阪大学大学院理学研究科数学専攻図書室)「西洋古典資料保存の第一歩」

○講演3
図書館資料保存ワークショップ「資料保存・修復のいまとこれから」
1. 山崎千恵氏(京都大学)「京大での資料保存ワークショップの取り組み―書庫環境整備から遡及入力、デジタルアーカイブまで」
2. 永田千晃氏(京都大学)「資料保存ワークショップから資料保存ネットワークへ」
3. 八木澤ちひろ氏(京都大学)「一般書の資料修理にあたって―修理本の具体例紹介」

スペイン国立図書館、クラウドソーシングのためのプラットフォーム “comunidad.bne.es”を公開

2019年2月6日、スペイン国立図書館は、Red.es社との協力により、クラウドソーシングのためのプラットフォーム“comunidad.bne.es”を公開したことを発表しました。

利用者はプラットフォームを通じ、同館のデジタル資源について、本文のテキスト化や写真中の人物の特定、典拠・書誌データへの情報追記等が行えます。

これらの取組を通じたデジタル資源の可視化やアクセスのしやすさの向上により、研究や教育での利活用推進につながるとしています。

La Biblioteca Nacional de España pone en marcha una plataforma de colaboración pública en la red(スペイン国立図書館, 2019/2/6)
http://www.bne.es/es/AreaPrensa/noticias2019/0206-presentacion-comunidad-bne.html

米・カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館ら、デジタル保存リポジトリ間の相互運用性向上のためのプロジェクトへの助成を獲得

2019年2月5日、カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館(米国)は、同館がメンバーとして参加している、デジタル保存リポジトリ間の相互運用性向上のためのプロジェクトに対して、アンドリュー W.メロン財団から助成を受けたことを発表しました。

同館のほか、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、エモリー大学、ノースウェスタン大学、DuraSpaceら米国の機関・団体によるプロジェクトであり、図書館・アーカイブのコンテンツを分散デジタル保存システム(distributed digital preservation systems:DDPs)にシームレスに保存し、かつそのアップデートや確実な修復を可能にするツールを設計するとあります。

設計に当たっては、カリフォルニア大学サンディエゴ校が主導するデジタル保存プラットフォーム“Chronopolis”を利用するとしており、この取組によりデジタルアーカイブの信頼性や持続可能性が増すとともに、コンテンツの相互運用性が向上するとしています。

公益財団法人新聞通信調査会、「同盟通信社資料公開サイト 新聞通信調査会デジタルアーカイブ」に資料を追加:『同盟旬報』と『同盟時事月報』の全号が閲覧可能に

公益財団法人新聞通信調査会が、2019年2月1日付のニュースにおいて、「同盟通信社資料公開サイト 新聞通信調査会デジタルアーカイブ」に資料を追加したことを発表していました。

2018年11月1日の同アーカイブ開設時に、旬刊誌『同盟旬報』とその後継の月刊誌『同盟時事月報』の1号から127号までが公開されていましたが、今回128号から225号までが追加されました。これにより、『同盟旬報』と『同盟時事月報』の全号が閲覧可能となっています。

Science Europe、「研究データ管理の国際的な調整に関する実践ガイド」を発表

2019年1月29日、欧州の研究助成財団・研究実施機関が加盟するScience Europeは、「研究データ管理の国際的な調整に関する実践ガイド」(“Practical Guide to the International Alignment of Research Data Management”)を発表しました。

研究データ管理(RDM)について、研究助成機関、研究機関、研究者がそれぞれ異なるニーズと要件を持っていることを踏まえて、欧州の研究助成及び研究機関におけるRDMの要件を調整することを目的として作成されたものです。

データ管理計画(DMP)の中核となる要件と、信頼できるリポジトリの選択基準を示すとともに、これらの要件・基準をどのように実践に移すかについての具体的な手引きも示しています。また、付録としてこれらの要件・基準とFAIR原則との対照表も収録されています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、図書館デザイン賞2019の受賞候補館を発表

2019年2月6日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、図書館デザイン賞2019の受賞候補館を発表しました。

同賞はオーストラリアの優れた図書館デザインに対して授与されるもので、新築又は改築されたオーストラリア国内の図書館を対象としており、学術図書館、公共図書館、学校図書館の3カテゴリーに分かれています。

ショートリストで示された受賞候補館は次のとおりです。

○学術図書館
・Caulfield Library Monash, Melbourne, Victoria
・Sir Louis Matheson Library, Melbourne, Victoria
・University of Queensland Library, Queensland

一般財団法人情報法制研究所(JILIS)、「ダウンロード違法化の全著作物拡大に対する懸念表明と提言」を発表

2019年2月8日、一般財団法人情報法制研究所(JILIS)は「ダウンロード違法化の全著作物拡大に対する懸念表明と提言」を発表しました。

今回の提言の発表にあたり、JILIS著作権と情報法制研究タスクフォースは、文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会が検討している「静止画ダウンロードの違法化・処罰化」に関して、研究者による検討を行いました。

提言では、「ダウンロードの違法化」について、刑事罰の対象を限定することになったのと同様に、民事規定についても限定し、趣旨を明確化すべきと述べています。また、著作権法第30条1項3条を、「「著作権を侵害する自動公衆送信(原作のまま公衆送信されるものに限る。)を受信して行うデジタル方式の複製を、その事実を知りながら行う場合」といったように、「原作のまま」のものに限り、「著作権者の利益が不当に害される場合」に限ることを明記する」ことを提案しています。

新着情報(JILIS)
https://jilis.org/news/
※「2019/2/8 「ダウンロード違法化の全著作物拡大に対する懸念表明と提言」の発表を行いました。」とあります。

Scopusで研究成果評価分析ツールPlumXのAPIの提供開始

2019年2月7日、Elsevier社が、同社の抄録・引用文献データベースScopusの契約者を対象に、研究成果評価分析ツールPlumXのAPIの提供を開始したと発表しています。

PlumX Metrics API Now Available for Scopus Subscribers(Elsevier,2019/2/7)
https://blog.scopus.com/posts/plumx-metrics-api-now-available-for-scopus-subscribers

PlumX Metrics API
https://dev.elsevier.com/documentation/PlumXMetricsAPI.wadl

機関IDに関するイニチアチブROR、研究機関のレジストリのプロトタイプを公開

2019年2月10日、機関IDに関するイニチアチブRORが、研究機関のレジストリのプロトタイプを公開しました。

検索インターフェイスのほかAPIなども公開されており、世界の研究機関情報のデータベースであるGRIDのデータをもとにレジストリ内に登録された9万1,000の機関に、ランダムで9字からなる一意のIDを割り当てています。メタデータには、IDに加え、略称や公式ウェブサイトのURL、他のIDとの相互運用性を可能とするための、Wikidata、ISNI、CrossRefの“Open Funder Registry”といった他のIDが含まれています。

Hear us ROR! Announcing our first prototype and next steps(ROR,2019/2/10)
https://ror.org/blog/2019-02-10-announcing-first-ror-prototype/

『カレントアウェアネス-E』363号を発行

E2106 - 米国・公共図書館協会(PLA)2018-2022戦略的計画

米国・公共図書館協会(Public Library Association:PLA)は1944年設立の専門職団体であり,現在約9,000人の会員を擁するアメリカ図書館協会(American Library Association:ALA)傘下での最大の団体である。本部はシカゴのALA事務局と同じ場所にあり,15人の専任職員が配置されている。10人の理事会が運営組織の長となり,約25の委員会等が具体的な戦略的活動を議論し,会員や関連組織や支援者などに働きかけている。ただ,公共図書館員であっても加入しているとは限らない。米国労働統計局のデータでは13万人を超える図書館員(専門職)がいる。その中でも専門職意識の高い図書館員がこの団体に加入していると考えられる。

E2105 - 第3回SPARC Japanセミナー2018<報告>

2018年11月9日,国立情報学研究所(NII)にて第3回SPARC Japanセミナー2018「オープンアクセスへのロードマップ:The Road to OA2020」が開催された。

E2102 - ぶどう・ワイン王国を支える専門図書館:甲州市立勝沼図書館

一面のぶどう畑となだらかに広がる扇状地。甲州市立勝沼図書館(山梨県)が建つこの場所は,かの名将・武田信玄と同じ「甲斐源氏」の流れをくむ「岩崎氏」「勝沼氏」が館を構えた土地でもあり,甲州街道の宿場町「勝沼宿」として栄えた。山梨県固有種である「甲州ぶどう」が大陸より伝わり,生育していることが発見されたのもこの勝沼である。明治には村の青年,高野正誠・土屋龍憲の2人が県令の命を受けてワインの醸造を学ぶためフランスへと旅立ち,現在まで「ぶどうとワイン」の歴史が続く場所である。なお,甲州ぶどうの発祥については「大善寺のぶどう伝説」と「雨宮勘解由(かげゆ)伝説」の二種類がある。

E2103 - 呉市における議会図書室発の政策形成力の強化

呉市議会図書室(広島県;E1882参照)は,議員をメインターゲットとした図書室だが,議員だけでなく市役所職員(以下「職員」)からのレファレンス依頼も受け付けている。2018年10月30日,第20回図書館総合展で開催された「地方創生レファレンス大賞最終審査・授賞発表」にて,呉市議会図書室が携わった取組が評価され,文部科学大臣賞という栄誉ある賞を受賞できた。議会図書室としての取組のほか,実際に議員からのレファレンス依頼から議会質問につながった事例や,職員からのレファレンス依頼により産業分野の政策支援につながった事例を発表した。

E2104 - 九州大学中央図書館グランドオープン

九州大学のキャンパス統合移転にともなって,中央図書館は福岡市東区の箱崎キャンパスから西区の伊都キャンパスへと移転し,2018年10月に収蔵能力350万冊の国内最大規模の図書館としてグランドオープンを迎えた。新しい中央図書館は,伊都キャンパスのイーストゾーンに位置しており,主に初年次教育を実施する基幹教育や人文社会科学系などの学生・教員を中心にサービスを提供している。

米国情報標準化機構(NISO)、全米高度情報サービス連合(NFAIS)との統合提案を発表

2019年2月13日、米国情報標準化機構(NISO)が、全米高度情報サービス連合(NFAIS)との統合提案を発表しました。

両組織の審議会が、NFAISの会員の承認を条件に、統合提案を進めることを全会一致で承認したもので、急速な変化の時代において、より良いサービスを会員に提供できるようにすることが意図されています。

統合された組織は、NISOの名称を維持したまま、様々なNFAISの事業を継続することが提案されており、また、多くの機関は両組織の会員であるため、統合による会費の削減が見込まれています。

奈良大学図書館、企画展「考古学を築き支えた調査研究書―日本考古学協会寄贈図書61,799冊から―」を開催中

奈良大学図書館が、2019年2月7日から4月12日まで、企画展「考古学を築き支えた調査研究書―日本考古学協会寄贈図書61,799冊から―」を開催中です。

イベント・講座情報(奈良大学)
http://www.nara-u.ac.jp/event/2019/plan/
※2019/01/17欄に「 図書館企画展「考古学を築き支えた調査研究書―日本考古学協会寄贈図書61,799冊から―」【2019/2/7(木)~4/12(金)】」とあります。

参考:
日本考古学協会の所蔵資料62,531点が奈良大学図書館へ寄贈
Posted 2014年5月21日
http://current.ndl.go.jp/node/26177

川崎市、各区の市民が選んだ本を展開する「いろいろブックフェア 川崎市民100人の本」を市内の書店及び市立図書館で開催中

川崎市が、各区の市民が選んだ本を展開する「いろいろブックフェア 川崎市民100人の本」を、2019年1月から3月にかけて、市内の書店及び市立図書館で開催中です。

本は世界を広げ、世界が多様であることを受け入れるきっかけになることに着目し、同市のブランドメッセージが伝える「多様性」を表現する機会として開催している「いろいろブックフェア」の第4弾で、今回は「川崎市民100人の本フェア」と題して、このまちにかかわる多様な世代、職業の方が選ぶ、「次世代に伝えたい本」が展示されます。

「いろいろブックフェア 川崎市民100人の本」を市内書店&図書館で開催します!(川崎市,2019/1/23)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/170/0000104466.html