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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年1月21日、大村市への移転のため休館中の長崎県立長崎図書館が、移転に支障のない範囲で2019年1月28日から一般資料の一部(書籍、新聞、雑誌)及び郷土資料の全資料について閲覧サービスを実施すると発表しています。
閲覧できる資料のリストは、書籍、新聞、雑誌の別に同館ホームページ上で公開されています。なお、利用者用パソコンは設置しておらず、資料の貸出・複写・レファレンスサービスは実施しないとあります。
長崎県立長崎図書館https://www.lib.pref.nagasaki.jp/ ※「新着情報」の欄に、「2019年1月21日 [重要]休館中の閲覧サービスのご案内を掲載しました」とあります。
休館中の閲覧サービスのご案内(長崎県立長崎図書館)[PDF:1ページ]https://www.lib.pref.nagasaki.jp/H30kyu-kan4.pdf
2019年2月21日、京都大学附属図書館(京都市左京区)において、京都大学人文科学研究所及び高麗大学校民族文化研究院の主催によるシンポジウム「韓国古文献の世界」が開催されます。
京都大学人文科学研究所、京都大学附属図書館及び高麗大学校民族文化研究院は、2015年2月に協定書を締結し、京都大学附属図書館が所蔵する韓国古文献の調査や電子化等の分野で共同事業を実施しており、その成果として、文学博士・河合弘民氏が収集した朝鮮文書類等のコレクション「河合文庫」の電子化公開が行われています。
今回のシンポジウムは、京都大学人文科学研究所及び高麗大学校民族文化研究院から、日本語、韓国語で河合文庫の目録が刊行されることを記念して行われるものです。
参加無料、定員80名であり、事前の申込みが必要です。主なプログラムは次のとおりです。
「河合文庫概観」 藤本幸夫氏(富山大学名誉教授)
「筆記雜録의特徴과意義(河合文庫所蔵筆記雑録の特徴と意義) 鄭雨峰(高麗大学教授)
「朝鮮燕行録の世界-河合文庫所蔵、趙顕命『帰鹿集(瀋行日記)』に見える中国観察」 夫馬進(京都大学名誉教授)
2019年1月27日、米国図書館協会(ALA)傘下のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、2018年に出版された優れたレファレンスソース、ビジネス向けレファレンスのための優れたウェブサイト及び歴史に関する優れた資料のリストを発表しています。
Outstanding Reference Sources(ALA, 2019/1/27)http://www.ala.org/news/member-news/2019/01/outstanding-reference-sources
2019年1月24日、米・Ithaka S+Rが、イシューブリーフ“Doing More, With More: Academic Libraries, Digital Services, and Revenue Generation”を公開しました。
同報告書では、メリーランド大学図書館が2015年から取り組んでいる、学内または地域の起業プログラムにITスタッフを派遣することなどを通じて収益を生み出すプログラムDigital Data Servicesについて、実施の背景や動機を詳細に解説しています。
A New Issue Brief on Revenue-Generating Library Services(Ithaka S+R,2019/1/24) https://sr.ithaka.org/blog/a-new-issue-brief-on-revenue-generating-libra...
2019年1月30日(水)の19時から20時頃にかけて、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。作業が終了次第お知らせいたします。
ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。
2019年1月25日、全国出版協会の出版科学研究所が、2018年に刊行された書籍・雑誌を合わせた紙の出版物の推定販売金額が、前年比5.7%減の1兆2,921億円で14年連続のマイナスとなったと発表しています。書籍は2.3%減、雑誌は9.4%減です。
一方で、電子出版市場は前年比11.9%増の2,479億円で、内訳は、電子コミックが同14.8%増の1,965億円、電子書籍(文字もの)が同10.7%増の321億円、電子雑誌が同9.8%減の193億円となっています。
出版月報 2019年1月号(公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所)https://www.ajpea.or.jp/book/2-1901/index.html
2019年1月24日、Digital Science社が、2000年以降のオープンアクセス(OA)の動向を分析してまとめた報告書“The Ascent of Open Access”を公開しました。
同社の研究ディスカバリープラットフォーム“Dimensions”及びOA論文へのリンクを提供するブラウザ拡張機能Unpaywallのデータを用いて、2000年から2016年までのOAの動向を分析したものです。
得られた知見として、
・助成を受け国際協力による研究の成果として発表されたOA論文は全研究成果の6.3%、引用の15.2%を占める。
・英国の持続的なOAへの取り組みは重要な戦略的有意性となっており、OAの学術成果において高位置を占め続けることを可能とした。英国の学術成果の約52%がOAであり、全体の学術成果の7%を占める。
・ブラジルは英国に続く成功者であり、51.2%の学術成果をOAで入手できる。
・中国は2010年から2番目に多く学術論文を発表する国となり、2016年にはOA論文で3番目となった。
・米国は2012年から2016年にかけてOA率41%をピークに停滞し、OA論文に占める割合は、中国をはじめとした学術論文の世界的な増加により4%減少した。
2019年1月24日、米・ハーバード大学図書館が、コロンビア大学・プリンストン大学・ニューヨーク公共図書館(NYPL)によって2000年に開始された共同書庫の運用コンソーシアムReCAP(Research Collections and Preservation Consortium)に1月から参加したと発表しました。
ハーバード大は2016年から準会員として参加していました。
Research Collections and Preservation Consortium (ReCAP) Expands Scope and Membership(Harvard Library,2019/1/24)https://library.harvard.edu/about/news/2019-01-24/research-collections-and-preservation-consortium-recap-expands-scope-and
2019年1月26日、歴史資料ネットワーク(史料ネット)が、2018年1月20日・21日に岡山市で開催した「第4回全国史料ネット研究交流集会」の成果報告書を、国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進本部のウェブサイトで公表したと発表しています。
第4回全国史料ネット研究交流集会(岡山)の報告書が公表されました(史料ネット,2019/1/26)http://siryo-net.jp/publication/201901-okayama/
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